何という…

金次郎さんの後ろ姿です。お分かりのように、倒れてしまった金次郎像と御影石の台座を、２枚の鉄板とボルトで固定しているのです。なるほど、これなら若干前屈みの金次郎像を支えるのにはうってつけです。

ただ…確かに倒れないように支えてあげる必要性はあるでしょうが、これでは何だか妙に痛々しく見えないでしょうか。

奈良や京都の古刹を訪れて御堂に入ると、仏像が倒れてしまわないように後ろの壁や梁にワイヤー等で固定されていることがあります。文化財保護の観点からやむを得ずの処置ですが、それでも正面から見たらば分からないように、見た目に問題のないような工夫がなされています。

それらと同等に…とまでは言いませんが、こういうものも、せめて正面からだけでも見た目に遜色のないように補強してあげればよかったのにな…と思わずにはいられなかったのでありました。

金次郎復活！したけれど…

先の大嵐で損傷し、修復中だった小田原駅東口の二宮金次郎さんの銅像が、修復を終えて復活していました＼(^▽^)／。やはり、いるべき人（？）がいるべき場所にいるというのはいいものです。

が、今回はそう喜んでばかりもいられないのです。と言うのも、金次郎像の下半身をよ～く見て頂くと、脚とは別に何だか妙なものが２本生えているのが分かりますでしょうか。実は…