ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「ヒレ肉の宝山 錦糸町店」(錦糸町)

2016-09-26 21:35:22 | 墨田区



【ステーキ漂流記season2】
137軒目/通算327軒目(錦糸町)「ヒレ肉の宝山 錦糸町店」ヒレの極厚ステーキ


今度は映画を観た後のステーキ。そうなれば、これまで目をつけていたけど、入れなかった店に行っちゃえだ。

その店は「ヒレ肉の宝山」。行ってそうで行ってなかった。墨田区の店訪問100回目としてはいいんじゃないかな? しかも、ホームグラウンドの錦糸町で、新店である。

100回訪問とは言っても、7割か8割は錦糸町の店じゃないかな? 
「いきなり! ステーキ」や「叙々苑」、「ビリー・ザ・キッド」など複数回行ってる店もあるが、ステーキハウスから洋食屋、イタリアン、焼肉屋などあらゆる業種のステーキ提供店が揃ってる。本当、【ステーキ漂流記】をやるにはもってこいのホームグラウンドだ。

「ヒレ肉の宝山」に入り、カウンターの席に案内される。メニューを見てもどのメニューが黒毛和牛かわからないので、店員に

「この店で一番いい牛を使ってるの、どれ?」

とストレートな質問を投げる。
すると店員は、5000円するシャトーブリアンを

「国産です」

と勧めてきた。
国産ねぇ。
ボクはこれに対して、

「黒毛和牛なの?」

と訊く。

すると店員は

「いや…」

と返したので、
3000円のUS産のヒレの極厚ステーキを頼んだ。
国産っていうのは気をつけなきゃいけない言葉だよね。


ふと、店内を見回す。全員20~30代。ぼっちの俺以外はカップル。店内は「ステイ・アライブ」や「ハッスル」などディスコやソウルナンバーがかかる。基本的には焼肉屋スタイルなんだけど、中にはボクが頼んだ極厚ステーキなどグリルをしてくれるメニューもある。けど、外国産が中心なら決して安くはない。

そんなこんなを考えてたらヒレステーキ配膳。



200g、流石に肉厚。



パッと見、ハンバーグみたいな外観だが、上にタマネギを刻んだシャリアピンソースがかかっている。これにペッパー仕立て。

まずは一口。
ん、ペッパー効きすぎ。
相撲やプロレス用語の「しょっぱい」の語源通り、塩(この場合は胡椒だが)をかけすぎて大味。
けど、「しょっぱいよぉ!」と言うほどの塩対応かと言うと、まあ怒るほどではなく、むしろ旨味があまりないUS産のヒレ肉に色をつけた感じである。「不味い」とは言わせない力ずくのペッパーである。

うーん、こんなもんか。「ヒレ肉の宝山」は。
店員はそれほど塩ではなかったが、そもそものこの店というか企業全体が塩体質とみた。


総合:★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
胡椒:★★
雰囲気:★★
リーズナブル:★★


「Kawara CAFE&DINING」(錦糸町)

2016-09-26 17:52:07 | 墨田区



【ステーキ漂流記season2】
136軒目/326軒目(錦糸町)「Kawara CAFE&DINING」オーストラリア産葡萄牛のステーキ


実は2軒程アウトテイクがあるが、先に今日のを書く。ほっかほかな内にね。

土曜日に見た『ハドソン川の奇跡』がいまいちだったんだけど、どうにもモヤモヤしてね。『ジャージーボーイズ』や『アメリカン・スナイパー』が神ってた作品だっただけに、どうしてもギャップがあるんだよな~。

ということで、時間的に丁度いいのが我がホームグラウンド錦糸町の楽天地シネマだったので、映画の前にサクッとステーキを食べることに。この「サクッと」というシチュエーションにうってつけの試したい店があった。錦糸町の駅ビル「テルミナ」5階のレストラン街にあるオシャレなカフェ&ダイニング「Kawara CAFE&DINING」だ。

ここにオーストラリア産ながらもステーキメニューがある。そう、はじめからオーストラリア産というのが分かるとあんまりテンションが上がらない。ただ、普通のオーストラリア産ではない。葡萄牛なのだ。通常、オーストラリア産は大麦を餌にした大麦牛か牧草牛が相場だが、希にワイン用の葡萄で育てた葡萄牛がある。日本でもビールの麦芽を餌にした牛がいるが、それと似たような感じだろう。

17時過ぎにオシャレなオシャレな「Kawara CAFE&DINING」へ。



さっそく、葡萄牛のステーキと赤ワイン、それと前菜にアンチョビとクリームチーズのポテトサラダを頼む。


まず、アンチョビとクリームチーズのポテトサラダ。



正直、アンチョビ、少なっ。ほとんどクリームチーズのポテトサラダだが、まあ良い。こんなもんでしょ。

さらにしばらくして、ステーキ配膳。



ほうほう、付け合わせのプチトマト他サラダが色彩豊かなオシャレ系ステーキ。

まずは一口。
うん、柔らかい。旨味はないが、肉自体にまろやかさがある。タレがないと寂しいかな。

二口目はタレがついている所を。
お、悪くない。
工夫はしている。

けど、俺は思ったよ。
これ、ニンニクもいいけど、赤ワインソースの方がもっと引き立つんじゃないか?
試しに肉を口に入れて、赤ワインをちびっと飲み、食べるとちょっとベターになっている。

葡萄牛を見つけたのはいいが、まだまだ改良の余地あり、とみた。

まあ、映画を観る前なら丁度いいかな。

総合:★★★
素材:★★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
前菜:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★