ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「たつみ亭」(西新井)

2016-09-16 21:24:36 | 足立区



【ステーキ漂流記season2】
127軒目/通算319軒目(西新井)「たつみ亭」


最近、いろんなグルメブログを見ている。みんな、いろんなタイプの店に行って、しかも5年も7年もやっている所もざらにある。【ステーキ漂流記】はようやく丸2年が過ぎ、3年目に突入している。

とにかく、【ステーキ漂流記】としては1つ1つ積み上げる意外ない。


さらに、最近の【ステーキ漂流記】でちょっとした傾向がある。「サイゼリヤ」や「ビリー・ザ・キッド」といったチェーン店に行った時に「いいね!」が多く、「レストラン三幸」や「洋食 かちゃくり」のようなローカルで、あまり知られていない個人経営店に行った時に「いいね!」やPV/IVがもう一つなんだよね。とるに足りないことだが気になる。


で、今日の【ステーキ漂流記】。下町開拓シリーズ。いや、別にシリーズではない。新たなステーキ提供店に行くフロンティア・スピリッツこそ【ステーキ漂流記】なのだ。足立区西新井。まだまだある。前から「西新井 ステーキ」で検索すると出てくる「たつみ亭」に行ってみるか。

駅から近いが、あんまり行かない東口なんだよね、「たつみ亭」があるのは。「ビリー・ザ・キッド 西新井店」もあるし、AEONもあるが、映画館や飲み屋街がある西口と比べるとやや寂しい。

けど、東口もちょっと進むとそれなりに飲食店やコンビニもあり、住むには丁度いいかも。
すると、ラーメン屋の隣にステーキ屋が出現。あった! これか、「たつみ亭」。



中に入ると、テーブル席×6席、全部で26人入れる、ちょいと広さのある洋食屋さんの趣。白い壁に絵が1つ、木彫りの彫刻(?)1つのみの飾り気のない質素な内装だが、そこにベテランの個人の洋食屋さんらしい落ち着きがある。

さっそく国産リブロースステーキと赤ワイングラス、前菜にサラダとチーズを頼む。ライス/パンはガーリックトーストを。焼きはミディアムレア。牛は栃木県産。


店員は厨房に65前後ぐらいの旦那さんと思わしき男性、ホールを奥さんと思わしき女性。奥さん、『恋の罪』の洋館のおばちゃんにそっくり。


店内は家族客一組と大学生風のグループ、あとカップルが一組。大学生のグループはよく見ると、女が4人、男が1人という組合わせ。何のグループなんだよ(笑)。


ちょっとしてチーズ盛り合わせとサラダ、赤ワイングラスが配膳。





チーズはごく普通。サラダのドレッシングは自家製。そこが町の洋食屋さんらしいよね。

しばらくして、ステーキ配膳。



200gでもどーんという感じ。

一口。
うん、肉汁、焼きはいいが、旨味が薄い。でも、ついかの塩や醤油はいらない絶妙な焼き加減。

中盤から濃厚な旨味が楽しめた。うん、これなら4200円払う価値あり!
雰囲気は町の洋食屋さんなんだけど、北千住の「レストラン三幸」と比べると1ランク、2ランク上な雰囲気。

で、メインのステーキはちょっと高いが(仕方ないけど)、その変わりグラスワインや前菜が安い。サラダは100円だし、〆で頼んだシャーベットも100円。



これ、ステーキやハンバーグを頼む人は絶対頼んだ方がいい。
これだけ前菜をちょこちょこつけて、ワインを2杯飲んでも5650円。
……俺、安いと思うよ。雰囲気からして。「ヨシカミ」よりも明らかに割安に感じる。

そして、お会計の際にマスターとステーキトーク。創業35年のベテランの味!
足立区にはベテランの味にひぃひぃ言わされるね(笑)!


総合:★★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★★
タレ:なし
下拵え:★★★★★
付け合わせ:★★★★
サラダ:★★★
チーズ盛り合わせ:★★★
シャーベット:★★★★
雰囲気:★★★★★
リーズナブル:★★★★