ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「Casval」(両国)

2014-12-31 22:19:30 | 墨田区

12月31日「Casval」牛肉の赤ワイン煮込み1ポンド(両国)

1年、最期の日にしてまたしても、というか、やっぱり「こんなハズじゃなかった…」展開になった。

まず、20時終わりが1時間延長の21時終わり。まあ、かろうじて想定内。けどね、両国に行って、お目当ての店が大晦日でやってない、というのは少し想定しつつもやっぱりがっかりだ。

どうするよ?
大晦日の肉納めにペッパーではさみしいだろ?

そんな諦めムードの中で、チェックしていた店があることを猛烈に思い出した。それが今回入った「Casval」。

メインは日本のワインの店。あとシーフード。けど、肉料理で「牛肉の赤ワイン煮込み」が1ポンド1380円であるのだ! 煮込み…だけど、Beefstewって書いてあるし、ギリギリでステーキ枠でOKじゃない? てか、1ポンド1380円だよ?おかしくない?

でも、文末に?が何個つこうが、こいつに賭けてみることにした。他の海産系のフードメニューは美味そうだし、アベノミクスのインフレな流れに逆らって、この店はデフレのノリなんだよ。……とね、オサレな若者やナイスミドルが盛り上がる店内で頼みましたよ。

20分は待ったね。で、来たのが写真のステーキ、というか牛肉煮込み。とりあえず、何牛か訊く。


オーストラリアのテンダー。

うーん、大晦日にオーストラリア牛かよ。しかも煮込みで。

なんとなく、ステーキっぽくも見えなくもないが、赤ワインでじっくり煮込みまくったのか、無茶苦茶柔らかい。けど、脂身以外は赤ワインで煮込もうが何しようが素っ気なさは変わらない。それよりも、煮込みすぎてふわふわし過ぎて、1ポンドを約3分で平らげてしまった。てか、1ポンドも食べたのに物足りない!

けどね、こうしてレビューを書きながら、ステーキ(?)の残り香はかなり良い。そんなに美味くはなかったが、とりあえず、肉を納めた気分にはなった。

★★★


「ジェロニモ 東中野店」

2014-12-27 20:22:23 | 中野区
12月27日「ジェロニモ 東中野店」ジェロニモ1パウンドステーキ300g (東中野)

今日は東中野に行くので「ジェロニモ」に行くことをあらかじめ決めていた。前々から行こうと思いながらも微妙に中野坂上なのでなかなか足が向かなかった。が、「ステーキ漂流記」のタイトルを付けて頂いた緒方明監督がコメントの中でこの店の名前が出てきたので後押しになった。

それにしても、中野坂上から結構歩いた。東中野と中野坂上の中間にあるので、どちらから行っても微妙な距離。そこは食前の運動とでも言おうか。

徒歩7、8分で着いた「ジェロニモ」はバリバリのアメリカンスタイルの店。「ビリー・ザ・キッド」、「テキサス」が近い雰囲気だけど、「ジェロニモ」にはどことなくモダンな感じがある。1975年からやってるから39年やってる老舗のステーキ屋。ボクとタメ歳であるが、昭和な感じはない。

メニューには500gのステーキもあったが、本日3軒目のため、300gのジェロニモ1パウンドステーキにする。普通なら昼間の2軒で十分だが、思い立ったうちに「ジェロニモ」には行っておきたかった。

まず、前菜的にサラダ。ラフな食器がいかにもアメリカンスタイルっぽい。これは可もなく不可もなく。

ちょっとして、メインのジェロニモステーキが配膳。一口。柔らかく、旨みの少なさを塩・胡椒の下味で見事にフォロー。これにバターを絡めれば十分。ステーキソースをつけてもいいが、つけなくても美味い。「ミスター・デンジャー」や「ステーキの帝王」に近いが、下味の分だけ「ジェロニモ」の方が上かも。「ビリー・ザ・キッド」、「テキサス」、「リベラ」よりも明らかに美味い。

店員に訊いたらアメリカ牛で、柔らかいロースの部位を使っているとのこと。そこも実は「ミスター・デンジャー」、「ステーキの帝王」とほぼ同じだが、39年のベテランならではの下処理でアメリカンスタイルのステーキ店のカテゴリーでは一歩リードしている。

39年の味は伊達ではない。

往年のレスラーのような大技一発で仕止めるジェロニモステーキである!


★★★★★


「レストラン はやしや」「STEAKHOUSE HAYASHIYA」(新宿)

2014-12-26 15:22:33 | 新宿区

12月26日「レストランはやしや」ビーフステーキ150g(新宿)
「STAKEHAUSE HAYASHIYA」サーロインステーキ120g(新宿)

新宿ミラノ座閉館イベントにて999×2を観る前にスタミナ付けにステーキ屋……の梯子である。梯子酒なら「スーダラ節」の時代からあるが、梯子ステーキはそうそういない。

しかも、今回は同じ「三平ストアー」系列店の「レストランはやしや」と「STAKEHAUSE HAYASHIYA」に行ってみた。前者は昭和の昔ながらのリーズナブルなレストラン。150gのサーロインステーキセットが1180円で楽しめる。ただし、肉はカチカチのオーストラリア牛。しかしながら、デミグラスソースが異様に美味い。ガーリックも効いていて。こいつのおかげで楽しめた。

HAYASHIYAの方は今年の8月にオープンしたステーキオンリーのレストラン。使っている肉はオーストラリア牛と言うが……ナイフでの切り心地から肉そのものの味もはやしやより上。「ミスター・デンジャー」や「ビリー・ザ・キッド」、「テキサス」、「夢喰」、「リベラ」とも違う美味いオーストラリア牛。

HAYASHIYAのおかげで、餅は餅屋、ステーキはステーキ屋と言える。テンダーロインや1£にもトライしてみたい! 新たなる名店!

「レストランはやしや」★★★
「STAKEHAUSE HAYASHIYA」サーロインステーキ ★★★★★


「听屋」(吉祥寺)

2014-12-24 22:17:40 | 武蔵野市
12月24日 ステーキ&ハンバーグコンボ (吉祥寺)

この日は特別仕様。

まず、17日の忘年会で宮脇ゆうびさんが吉祥寺の「听屋」に行きたいことが分かり、その場にいた数名で24日の夜に行くことに。飲みの席でいきなり、あやふやに決まったこともあり、当日若干のメンバー変更がありつつも決行。

それで、「听屋」。4人席どうかな、と思いながらもカウンター席が空いている、というので4人でカウンター席へ。結果的には当たり席で目の前で付け合わせの玉葱を煮込んでたり、肉を切ったりでみんな大喜び。で、流れでステーキ&ハンバーグコンボを頼むことに。しかしながら、一回ボロッかすに書いた店にまた来るとは……。一応、何牛かは尋ねる。

岩手産。

まあ、岩手や青森産ならハズレは少ない。間もなくして、ステーキ&ハンバーグコンボが配膳。肉は前回よりかは少しいい、というぐらいだが、皆さんは満足。ハンバーグの方は……こっちの方が美味いんじゃないかな。まあ、ステーキがダメなら他のメニューの方が美味い、というのは洋食屋のあるあるだね。

次回は新年会も兼ねて、出来れば両国の「camaro’sダイナー」でやりたい。但し、今回は1人当たり1500~2000円で収まったけど、「camaro’sダイナー」は1人当たり飲み代込みで5000円になるかな。確実に美味いけど。

今回は特別仕様のため評価はなし。というか、前回(11月15日)に来た時と変わらず。

「洋食亭おおはし」(大森)

2014-12-22 19:13:56 | 大田区
ステーキ漂流記
12月22日「洋食亭おおはし」サーロインステーキ170g(大森)

友人のクラブイベントがあるで大森へ。去年、大森界隈で仕事をして以来。けど、その時は飲み食いとかほとんどしなかったので、ある意味全くの未開の地である。

未開の地はなかなか洋食屋さんが見つけにくい。大衆居酒屋ばっかりなので、昼間食べたからいいか……と諦めムードの中でようやく一軒の洋食屋を発見。「洋食亭おおはし」。どこか和のムードがある洋食屋だ。要は昭和の昔ながらの洋食屋さん、といった所か。

中に入り、唯一のステーキメニュー、サーロインステーキを頼む。客もそこそこ入ってる。感じとしては、昭和モダン×「キッチンジロー」にステーキメニューをつけたような物。

まもなくして、サーロインステーキが来る。ライスというよりはご飯と味噌汁つき。もう、見るからに硬そう。念のため、何牛か訊く。やっぱり、オーストラリア産。まあ、1500円なら普通はこんなもんである。昼間の「とんかつ とこだい」が凄すぎる。で、やっぱり切りにくく、硬く、素っ気ない、ザ・オーストラリア産といったステーキだ。ビリーや夢喰やデンジャーのような優等生のオーストラリア産ででなく、ごく普通のオーストラリア産。昼間の霜降りステーキなんかビール付きで1300円だぞ! こちとら、ワイン込みで1950円。

世の中、おかしいよ。
見極めよう、えぶりばでぃ!

★★