ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「ザ・ステーキ」(六本木)

2019-05-29 13:43:50 | 港区


【ステーキ漂流記】第6章
12軒目(新規419軒目)「ザ・ステーキ」(六本木)

今日は珍しくはじめから「ここに行く」と決めていた。


六本木の「ザ・ステーキ」。

六本木の東京ミッドタウンを出て、246の手前の裏路地で



この店を見つけた。



すんごいストレートな店名だよね。これは入るしかないでしょ。

で、ランチで1ポンドステーキやっているのか。



これを頼むか。

中はこんな感じ。



「いきなり!ステーキ」よりかはちょっと南国風かな。
さっそく、アメリカ産の1ポンドのリブロースステーキとグラスの赤ワインを頼む。


まずはワイン。



店内は入れ替わり立ち替わり客がいたのでそこそこ人気があるとみた。


ちょっとしてステーキ配膳。



ほうほう、「ビリー・ザ・キッド」や「リベラ」のスタイルだ。

さっそく、一刀、一口。


うん、紛れもなくザ・ステーキ!!!

いいよね、「ビリー・ザ・キッド」や「リベラ」みたいなガッツリスタイルは。
切り心地も良い。

肉汁もあり、ニンニクのせだけでも十分に美味いが、タレをつけても美味い。
そしてミディアムで焼いていても程よい柔らかさだ。グリルも良い。というか、1ポンドステーキを出す場合、グリルが良いことが条件になるが見事クリアしてた。

全盛期の藤川球児の火の玉ストレートのような豪速球の1ポンドステーキ。

やっぱりね、「いきなり!ステーキ」のスタイルよりも「リベラ」、「ビリキ」スタイルの方がいいね。

お店は創業8年。比較的新しいお店。

看板に偽りなし!
六本木でステーキをストレートにガッツリ食べたいなら「ザ・ステーキ」である!!








総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
アクセス:★★★★
リーズナブル:★★★

「トラットリアミノリ」(王子)

2019-05-27 21:59:17 | 北区


【ステーキ漂流記】第6章
11軒目(新規418軒目)「トラットリアミノリ」(王子)

(注)今日はかなり長いです。

始まりは上中里だった。

夕方、京浜東北線に乗っていて、ふと、「ステーキ漂流記」で行ったことがないJR上中里駅を降りたくなった。「ステーキ漂流記」の知らない街を歩いてみたくなった。これぞ、「ステーキ漂流記」だよね。ネットで調べずに行き当たりばったりで新規の店を見つける。
ロマンがある。
そのロマンを歩いてみたくなった。


で、JR上中里駅に初めて降りてみた。



あ、北区なんだね。



そのぐらいわからない、知らない。
そして駅前には……鶏料理の居酒屋と……中華料理屋しかないや。



てか、飲食店、いやお店がない。
というか、コンビニすらなく、



マルエツがあるのみ。

(降りちゃまずかったかな……)

気持ちを切り替えて陸橋を渡り駅の反対側に出たが………
さらに何もなかった。



いや、セブンイレブンはあったが………、



ここ、本当に東京23区なのかな?
それでも街に歩を進めてみたが、怪しい定食屋、クリーニング屋、個人病院、そして民家……。定食屋以外に飲食店がなく、つまり完全な住宅街だった。

やられた…。

ん、車が通る通りがある。
そこに歩を進める。
が、やはり飲食店はない。
普通ならここで諦めるが、諦めが悪く、尚もずんずん進んだ。

すると、踏切に出た。




何駅?

都電荒川線の梶原?
さらに知らない街だー。

商店街があったので、
「商店街なら何かあるだろう」と思い進んだが……



へ、ゴーストタウン?
いや、ちょこちょこやってる店はあるし、飲食店もお好み焼き屋があったが、明らかにステーキの気配はない。
が、そのまま引き返さず、なおも歩く。車が通る方を目指して歩くと…、あ、大通り。通り向かいに焼肉屋がある。が、そこは普通の焼肉屋さんでやはりステーキメニューはない。
さ、さらに反対方面に歩くと……



どこ、ここ?
ん、堀船二丁目?
北区?
……学校はいっぱいあるが、その周りには店が何にもない。本当、住宅街と学校だけ。

ちょっと作戦を立て、とにかく車が通る大通りを歩くことにした。
しばらくすると、ん、明治通り?
さらにそこを明るい方面に向かって歩くと、



「餃子の王将」の看板と、「松屋」の看板が。

とりあえず大きな街に出れたが………どこ?


間もなく、
「王子」であることがわかった。

あー、上中里から歩きに歩いて、いつの間にかに王子に出ていた。

しかし、王子も意外にもステーキを出す店が少ない。いや、「サイゼリヤ」や



「ガスト」、あと「いきなり!ステーキ」もあったよ。

けどさ、ここまで歩いて「サイゼリヤ」や「いきなり!ステーキ」じゃなんかがっかりだよね。それなら、ここ王子で新規のステーキ提供店開拓しようじゃん。それが男のロマンじゃん。


ということで、王子駅の徒歩5分圏内を練り歩くことに。串焼き屋や居酒屋、中華料理屋はあるけど、ステーキを出しそうな洋食屋やダイニングはなさそう。

半ば諦め半分で探していたその時、
一軒のイタリアンと思わしき店が目に入った。



「トラットリア ミノリ」。

ん、タリアータかビスカッテがあるんじゃないかな……って思ったら、
あった!



短角牛のタリアータ。
タリアータは牛のたたき。ギリギリでステーキ扱いにしたい。
やった!!!!!!!!!!!!!!!!!
見つけたよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも個人経営店で。
ということで、中に入る。

中はこんな感じ。





お客がはけた時にサッと撮ったが、客は2~4人組の客が入れ替わり立ち替わり入っていた。若干女性客が多いか。

メニュー表を見て、短角牛のタリアータをメインに、鮮魚のカルパッチョのおまかせ盛り合わせとグラスの赤ワインを頼む。

鮮魚はホタテ、サーモン、鯛(種類忘れた)、生蛸の4種類。



前菜にはちょうどいい。

これと赤ワインをチビチビやりながらタリアータを待つ。

しばらくしてタリアータが配膳。



パルサミコソースと蓮根チップスが乗っかってるお洒落なタリアータだ。

まずは一口。

…………
あっさりしているが、下ごしらえとパルサミコソースが控え目な主張ながらタリアータをアシストしている。蓮根チップスもアクセントとして良い。
量としても丁度いい。

インパクトは強くないが、工夫が色々見られる。

店員さんにちょっとお店のことを訊いてみた。「トラットリア ミノリ」としてはオープンして1年半だが、同じ土地に以前から別のイタリアンがあったようで、そのリニューアル版になる。

こういう店は個人的に応援したくなる。

ということで、
ドルチェとして林檎と蜂蜜のデザートピッツァと食後酒にドイツのバラのリキュールのマリエンホーフ ローゼ リケールを頼んだ。

まずはマリエンホーフ。


バラのリキュールだけあって香りがいい。強い酒だが、甘口で飲みやすく、おかわりをもらいたかったぐらいだ。

そして、デザートピッツァ。



要は変則アップルパイなんだけど、
量が多い。
ともかく、美味いのでなんとかなった。


「ステーキ漂流記」としてはそこそこも小さなイタリアンの食い道楽として存分に楽しめた。
個人的にはチェーン店よりもこういう店を見つけて、伝えたいね。

それにしても、歩いた甲斐があった!!!!!!!!!!!!!!!!!
実質勝利!!!!!!!!!!!!!!!!!


総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★
下拵え:★★★★
付け合わせ:★★★
カルパッチョ:★★★
食後酒:★★★★★
ドルチェ:★★★
雰囲気:★★★★★
メニューの豊富さ:★★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★

「人形町 今半 有楽町店」(有楽町)

2019-05-24 14:16:18 | 千代田区


【ステーキ漂流記】第6章
10軒目(新規417軒目)「人形町 今半 有楽町店」(有楽町)


結果から先に書く。


やはり、今半ブランドは凄い!!!!!!!!!



で、
今日は日比谷で映画なのだが、どういうわけか東京ミッドタウン日比谷にステーキを出す店がない。いや、厳密には夜はあるが昼はない。


仕方なく有楽町方面へ。
まだ未踏だった新有楽町ビルの地下1階を歩いていると……


やや、すき焼き・しゃぶしゃぶの「人形町 今半」を発見!



有楽町にあっても人形町になってるが、要は有楽町店ということか。すき焼き・しゃぶしゃぶの店でもステーキがあるんじゃね? と思ってメニュー表を見たら……


あったよ!



これは中に入らなきゃ。


すき焼き・しゃぶしゃぶ専門店とあって、徹底的に和の世界!





さすがに写真は撮らなかったけど、ウエイトレスじゃなくて仲居だったもんね。
早速、網焼きステーキ御膳とグラス赤ワインを頼む。


隣の4人卓はサラリーマン軍団で営業成績がどーとか最近見てるテレビについてひたすら語っていた。少し離れた席には親子3人連れ。子とは言ってもそこそこの大人だけどね。

まもなくしてグラス赤ワインが配膳。



しばらくして、網焼きステーキ御膳が配膳、



って、いろいろこれまでと違う(笑)!
ご飯、味噌汁、サラダはまあ分かるが、お刺身にお新香、あと筍の煮物の小鉢まで。いきなり、付け合わせから次元が違う!


さらにステーキの牛は鳥取県産の黒毛和牛!!!!!!!!!



しかも、大きくはないが、少なくはない。

まずはサラダを片付けてから、ステーキを一口。



柔らかい!!
次元が違う!!
柔らかく、ちょっとサクサク感さえある。
旨味ももちろんあるが、脂が若干勝り、ひとキレでヘヴィな味わい。

ご飯、味噌汁、お刺身、お新香をさっさと片付け、ステーキをじっくり味わう。
素材も凄いが焼きも凄い。硬さがないので、肉汁・肉の旨味・脂がしっかりあり、牛肉の本来の美味しさを存分に発揮している。
一見、タレがついてるのかと思いきやタレはなく、完全に旨味と脂で食べさせている。なのにヘヴィな味わい。

牛と焼きが違うとこうも違うのか。


そして〆のデザート。



緑はキウイだが、一緒にあるのは林檎の蜜漬けらしいが、まるで黄桃のような甘さだった!
〆のデザートまで凄いとは……


人形町 今半、強烈だった!!
本店はさぞ半端ないんだろうな。





総合:★★★★★
素材:★★★★★
グリル:★★★★★
タレ:なし
付け合わせ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
駅からのアクセス:★★★★
リーズナブル:★★


「グリル&ミート プラチナミート」(新橋)

2019-05-21 14:21:18 | 港区


【ステーキ漂流記】第6章
9軒目(新規416軒目)「グリル&ミート プラチナミート」(新橋)


ちょっと間が空いたが、以前、新規店探しに苦戦。
今日は新橋。

ありそうな雰囲気はあるがなかなかないのが新橋。
30分歩いて行ったことがある店か微妙な居酒屋、ファミレスばかり。気分は新規を見つけたい。でも、ない、というのがここ最近である。


雨がざんざん降る中、虎ノ門方面に向かうと……
ん? ステーキの店だ!



こんな所にあったっけ?
ま、いいや、まずは入るか。


席につき、
大麦アンガスステーキ300gとグラスワイン赤を頼む。

まずはワイン。



近くにいた店員さんにこの店のことを訊く。
やはり、オープンして数ヶ月だそうだ。前はこの場所にステーキ屋はなかった。


しばらくしてステーキは配膳。



300gもあるとなかなかの量だ。



まずは一刀。



見て、焼きの良さがよく解る。

一口。
お、なかなか。

二口。
やはり、この焼き加減なので肉汁がしっかりある。これがほんの少し焼き過ぎただけでカチカチになってしまう。焼き加減を間違えたらカチカチになるのはブランドを問わずだけど、ことオーストラリア牛、大麦牛はすぐに硬くなる。これをいかに防ぐかがポイントになるが、見事にそこをクリアしている。
しかも、タレをつけずしてこれだけステーキの美味さを引き出している。

それとブロック状になってるのもポイント。切り心地が良い。切り応えが良く、食べる前にステーキを切る楽しさがある。


タレとの相性も良い。
付け合わせはアスパラとコーンでオーソドックス。それがまたステーキを引き立ててる。

いやあ、輸入牛でありながら焼きでかなりフォローしている。
最近良かった店では立石の「ジャスト ミート」に勝るとも劣らない。

夜は土佐の赤牛を出しているとか。日を改めて夜に再訪したい。


総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
メニュー充実度:★★★
駅からのアクセス:★★★
リーズナブル:★★★★


「浪曼房」(新宿)

2019-05-16 20:58:00 | 新宿区


【ステーキ漂流記】第6章
8軒目(新規415軒目)「浪曼房」(新宿)


最近はどこか新規の店を見つけようかなという時に見つからないとか、持ち合わせが少ない時に新規の店を見つけたりちぐはぐ。野球で言えば単打は打てるがタイムリーは打てないようなもの。


今日は新宿駅南口を新規開拓……だがないんだなこれが。本当にない。アサヒスーパードライのビアレストランや銀座ライオンがあるぐらいで、寿司屋が幅を利かせてる。

そんな時、「浪曼房」という怪しげな店を見つけた。



店頭のメニュー表を見ると……牛ハラミステーキがあるじゃないですか!



……行く?
牛ハラミステーキが900円とか明らかに怪しいよ。
でも、他にないからここにするか。

怪しげな階段を降りると



中は意外にも広い。



キャパシティでかるく50人は入るねー。
まあ、大衆居酒屋さんっす。



席を案内されメニューを見て、小海老とアボカドのサラダを前菜にチョイスし、牛ハラミステーキとヱビス生を頼む。

まずはお通しとヱビス生。



すかさず小海老とアボカドのサラダ。



デカいが、普通は10人ぐらいの飲み会で4人1つみたいな感じでつつくサラダだ。これが意外にも悪くない。

ただ、ボクも食べるのが早いのでしばらくステーキを待つことに。

周りはリーマン&OL、オフ会風の団体客がメインで、サシ飲みオフ会も何人かいて、お一人様はボクだけ。居酒屋というより酒とつまみがあるオンラインの社交場? 和民やつぼ八のようなコテコテ居酒屋よりもちょっとお洒落な感じがするのが特徴か。

しばらくしてステーキ配膳。



まあこんなもんでしょ。

そして一口。

………異様に柔らかい。不味くはない。
が、よーく見ると、



これは成形肉じゃないかな?
くず肉を合成した感じ。

不味くはないから酔客相手にはいいが、「ステーキ漂流記」的にはセカンドゴロのようなザ・居酒屋ステーキ。

「ですよね」とか
「知ってた」とか言いたくなる。

しかも、お通し+ヱビス生+小海老とアボカドのサラダ+牛ハラミステーキで3030円。
なんだろう、このとことんな敗北感は?


まあ、こうでもしないと先に進めない。


総合:★★
素材:★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
小海老とアボカドのサラダ:★★★
メニュー充実度:★★★
駅からのアクセス:★★★
リーズナブル:★★