退院

5月31日に入院してから35日。ようやく退院となった。

入院当初は2週間ぐらいで、6月下旬前には復帰か、と思いきや、胆嚢炎を併発し、緊急手術にまでなってしまった。そこからの回復で大分かかり、やっと退院にいたった。

何よりも絶食が23日間もあったのが大きく、さらにそこから流動食。この経験は大きかった。2度と味わいたくない！ そう思えるかららがあった。1日1800キロカロリー。油っこい物だけでなく、硬めの消化に悪い物も避けるように、と。え、キノコ類も避けるの？ そういや病院食に出なかった。そう、病院食を参考にしなさい、ということだ。


それでも、絶食や流動食には戻りたくない！


とにかく、退院である！

7月4日朝食

昨夜は寝る前にも退院に向けた書類を仕上げたり、1日中急遽決まった退院に向けての慌ただしさがあった。


そして、明けて4日朝。何気なくテレビをつけると、NHKが朝から台風モード。幸い関東は夜に台風圏のようだが、曇り空の中での退院か。いかにもボクらしい。


そして、朝食。
おそらく最後の病院食。


運ばれて来た朝食は……ザ・病院食という感じだった。

ご飯以外は、

かぶ(？)の浅漬け
温泉卵
味噌汁
牛乳
桃

ご飯のお供にパンチがない。

いやいや、ここは温泉卵を使って卵ぶっかけご飯なんだろうけど、それ、苦手なんだよね。なので、温泉卵を普通にご飯のお供に使いながら、浅漬けメインで食べる。まあ……食べられなくはない。せめてたくあんだったらもう少しは良かった。でも、朝って大抵このぐらいにしなきゃいけないんだよね。


マクドナルドだって朝メニューはどれも軽い。なんで、ビックマックセットがないのか常々不満だった。松屋のキムカル丼2杯に瓶ビールに単品キムチという朝食もざらだったし、朝から天下一品のこってり2杯に餃子とキムチと生ビールというのもあった。
明らかにダメな朝食だったし、遅かれ早かれ体を壊していた。


せめて、喫茶店のモーニング、つまりトースト2枚にサラダとゆで卵ぐらいにしなきゃいけないんだ。松屋に行ってもキムカル丼とか牛丼の特盛じゃなくて、鮭とかをメインにした朝定食じゃなきゃダメなんだ。いや、それだって濃いぐらい。そこをどうにかしないといかん。

7月3日夕食

午後は退院・退院後に関する手続きで慌ただしく終えた。なにしろ明日午前退院。
栄養指導については退院直前にやるという。

夕方、主治医より自宅療養期間について説明。意外と長い。


そして病院での最後の晩餐。


なんだろ、昼の方がメニューがいい時って何回かあるね。

ご飯以外は、

ブリの煮付け
グリーンサラダ
厚揚げ豆腐
ちょっと油っこい汁物？
ジョア


まあ、病院食らしく魚メインのメニュー。
ボクは魚が嫌いじゃないからいいけど、これ魚が嫌いだったら鬱になるね。本来、日本人はご飯と魚と野菜食、というのを叩き込まれたかな。

そういう人間再生の入院生活と考えればいいかな(総括は明日の退院後に書きます)。

7月3日昼食

いきなりだが、退院日が明日の午前10時に決定した。
朝、採血とレントゲンの結果、良好とのことであっさり決まった。

ただし、すぐに職場復帰とは行かず、自宅療養期間が2週間ほどあるという……。


ともかく、退院が決まっただけでもよしとしよう。


そして昼食。

ご飯以外は、

チキン
芋とコーンとチーズのシャキシャキサラダ
スイカ


一品一品がしっかりしているほど品数が少ない。が、大満足なメニューだ！
まるで、「退院決定おめでとう！」的なランチである。

なるほど、一品一品が濃い時は品数を減らすのも手か。勉強になる。

7月3日朝食

朝、血糖値の測定に2度失敗。上手く血が出ない。やる手順は分かっているのでもう少しだ。


そして朝食。

よく見るとご飯におかかのふりかけがついていた。

他は、

卵とじ
お浸し
味噌汁
ヨーグルト


いかにも朝食らしいメニュー。ふりかけご飯だなんてしばらく食べてなかったね。高校の修学旅行以来かな。だとすると、22、3年ぶりか。おかかのふりかけも十分美味かったが、これを食べるとのりたまのふりかけご飯も食べたくなる。

卵とじは少し前の昼に出た挽き肉のあんかけ風の肉がないバージョンみたいなもの。卵だけのバージョン。これなら普通にスクランブルエッグだけというのでもありなんじゃないかな。


お浸しもヨーグルトも病院食ではよくあるパターン。ということで午前中の検査諸々を受ける。