ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「レストランあづま」(銀座)

2018-07-13 20:30:20 | 中央区


【ステーキ漂流記】第5章
8軒目(新規401軒目)「レストランあづま」(銀座)


さあ、今日はどこに行こうか?

ちょっと迷ったが、そんな時にFacebookのメッセージである方から今回の店を教わった。

「レストランあづま」

場所は銀座。
良く行く場所だが、何故か入らなかった。理由があるとすれば、他にも目につく店がいっぱいあったからだ。そうとしか考えられない。

それで今日はそのためだけに銀座に行った。だいたい銀座に出る時は映画の前か帰りだが、「ステーキ漂流記」のためだけに行くというのも珍しい。

で、ネットにあった地図で銀座6丁目7番界隈をぐるって回ると……一軒だけ銀座っぽくない店があった。



店に入り奥の2人かけテーブルに案内される。メニュー表を見ると……おっ特選和牛ステーキというのがある! 特選和牛で2500円はお得感がある。で、店員さんを捕まえて和牛がどこ産か訊いたがわからないという。ちょっぴり暗雲が立ち込める。

ちょっとして赤グラスワインが来て、ちびちびやりながら待つ。



創業40年以上で平日の夜でも7割、8割の入りで盛況。

しばらくしてステーキ配膳。わりと早かった。




一口。
!!
これは和牛らしい肉の甘さがある! 旨味というか肉汁ではなく、肉そのものが美味い。

二口目。
そう、焼きが良い。
レアとミディアムの間、ブラック&ブルー……いやそれよりもレア目で、となるとブルーチアかな。
黒毛和牛とも違い、なおかつ十勝牛とも違い、肉に独特な甘さがある。脂とも違う、牛肉そのものの甘さ。

しかもこれが2500円という安さ。たしかに通常のサーロインよりも薄く切ってる。が、だからってこの牛肉の甘味は出せない。

タレはバターと塩・胡椒のみ。タレなしでこの美味さ、これが本物のステーキである。最小限の演出で肉の美味さを引き立てている。
これは肉の見立て、保存、グリル、演出のどれが欠けてもこの肉の美味さは出せない?
どこ産かわからないが肉の見立ては良く、グリルも良し。

正直、追加メニューを頼みたくなったがまたそれは再訪の時かな。

やはり銀座はレベルが高い!
5章では初の絶賛店!

総合:★★★★★
素材:★★★★★
グリル:★★★★★
タレ:なし(?)
付け合わせ:★★★
サービス:★★★★
リーズナブル:★★★★★

「niku kitchen BOICHI」(八丁堀)

2017-12-16 15:47:25 | 中央区


【ステーキ漂流記】第4章
40軒目(新規387軒目)「niku kitchen BOICHI」(八丁堀)


今日は築地で用事があるのでその前のステーキ。と言っても築地ではなく、近くの八丁堀でのステーキ。前に行ったことがあるけど、書きそびれた店があるのでそこへ行く。それが「nikukitchen BOICHI」である。



パッと見、洒落た外観の店。いかにもここ2年で出来た店、という感じだ。

中に入る。
先客5人ほど。土曜日の昼前のわりには入ってるかな。
ランチメニュー、ディナーメニューを一通り見る。どうもディナーメニューのステーキも量が違うというだけでそんなに変わりはなさそうなので、ランチメニューのビーフステーキにハンバーグとチキンステーキが付いたMAXプレートを頼む。


まずは赤ワインと前菜のサラダとスープが、



しばらくしてMAXプレートが配膳。



ステーキの牛は岩手県産。


一口。
……。
旨味がほとんどない。前もそんな感じだった。

ハンバーグを一口。
お、こちらはまあまあ。

チキンステーキを一口。
ちょっと硬いがまあまあ。

で、またビーフステーキ。
……一番地味。
タレをつけてみる。
まあまあ。

一見欲張りなプレートだが、地味なステーキとそこそこのハンバーグとチキンステーキで誤魔化そうってか。
うーん。
これ、ステーキだけのメニューならもっとボロカス評価だったかもしれないが、他のコンボメニューでそれが回避された。
他のメニューを見ると、ラムステーキやジビエステーキなど、いわゆるビーフステーキ以外の総合での肉で勝負しようとしている。それで肝心のビーフステーキがポンコツじゃあねぇ…………。
野球で言えば元メジャーリーガーのホームランバッターがシーズン序盤でポンコツと分かり、そうそう2軍行きか退団しちゃうという、元楽天のユーキリスのようなステーキだった。               
            
まあ、それをあらゆる角度でフォローしようとしていたが、もうひとつだったかな。前回アップしなかったのも納得。和牛、黒毛和牛を取り扱うならどうにか期待に応えるレベルにしないと。


総合:★★
素材:★★★★
グリル:★★
旨味:★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
ハンバーグ:★★★
チキンステーキ:★★★
雰囲気:★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★

「不二家レストラン 数寄屋橋店」(銀座)

2017-12-07 15:04:23 | 中央区


【ステーキ漂流記】第4章
37軒目(新規384軒目)「不二家レストラン 数寄屋橋店」(銀座)


たまには気分転換に銀座・数寄屋橋の不二家レストランに。たしか、ここに大昔家族で来たことがある。数寄屋バーグの2階に不二家のレストランがある。



パッと見、入り口はレストランというよりはケーキ屋そのもの。ホールはランチタイムとあってお客さんでいっぱいだが、9割は女性客。それも40代以上のおばさんが多い。いや、マダムホイホイと化している。男性客はロマンスグレーの初老の男性が主流。不二家レストランらしくお子さま連れもいる。

メニューを見ると……ステーキメニューはこのトルコライスみたいなのだけかな?



このリブロースステーキのガーリックライスとグラス赤ワインを頼む。

しかしながら、錦糸町のアルカキットの不二家レストランの客層と微妙に違う。錦糸町の時はヤンキーあがりの家族の誕生日会みたいな感じでかなり騒がしかったが、銀座・数寄屋橋だと同じ系列のファミレスでもワンランク上な感じがする。いや、メニューは変わらないはず。むしろ、他の店より少ない。が、銀座という場所柄か、雰囲気がファミレスなのにファミレスじゃない。

しばらくして、ワインと



リブロースステーキのガーリックライスが配膳。



一口。
肉自体は普通。
ガーリックライスと併せるといくらか美味い。
凄くではない。が、サイゼリヤやガストじゃ真似できない何かがある。

これ、ステーキだけなら普通、いやそれ以下だし、トルコライスとしても「アサヒ スーパードライ」で食べたそれとあんまり変わらない。が、雰囲気的にはまた時間を置いて再訪とかありかな、と不思議と思えた。


総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★
タレ:★★★
ガーリックライス:★★★
雰囲気:★★★★
アクセス:★★★★
リーズナブル:★★★

「牛印 京橋エドグラン店」(京橋)

2017-11-16 21:18:09 | 中央区


【ステーキ漂流記】第4章
32軒目(新規379軒目)「牛印 京橋エドグラン店」(京橋)


【ステーキ漂流記】発祥の地・京橋でまた新たなる伝説を積み上げた!!!!


気を取り直して、
前回からさらに1週間以上経ってしまった。健康的にも経済的にも優しいのかもしれないが、ちょっと寂しい。

ということで、今日は原点に返って京橋で探訪。というか、10月2日アップの「第4章19軒目(新規366軒目)VILLA BIANCHI 」に行った時に目を付けた店があったんだ。それが今回の「牛印 京橋エドグラン店」。





ね。
色々気合いが入ってるお店でしょ?

なんで、10月2日の時に行かなかったのかというと、ランチメニューからステーキのメニューを見つけられなかったから。ならば、と考えて昼ではなく夜にした。昼間は「どうのつるぎ」しか売ってない武器屋が夜になると「ゾンビキラー」や「ドラゴンキラー」を売り出す……という「ドラコンクエスト」のあるある作戦だ。

すると……



作戦成功!
やっぱりあった!
ただし、Tボーンは3人用なのか。



いずれにせよ、ステーキが食べられることが分かったので中に入る。

真ん中にL字というかV字状にカウンター席と、



両端それぞれにテーブルがいくつもあるが、お客も沢山いてあんまりじろじろ見て観察とは行かなかった。
客層の9割は銀座や京橋、その周辺のサラリーマン&OLで、その飲み会グループがほとんど。
全体的に黒を貴重としたモダンな内装で、いかにもお洒落なビストロといった趣。

「オススメメニューはこちらです」



とイケメンの店員さんがボードを出して来るが……あ、ステーキは訊けばいいのね。
何、リブロースとハラミとフィレか。じゃあ、リブロースね。それと赤ワイングラスも。あと、待っている間に前菜的にキムチも。

間もなくして赤ワインと



キムチが配膳。



キムチは甘辛くて美味い。
前菜にちょうど良い。


そして、ステーキ配膳。



おお、量もそこそこ。
ん、何気にナイフも気合いが入っている。



牛はアメリカ産だとか。


さてさて、一口。
美味い!
グリルもさることながら、塩・胡椒の下拵えもしっかりしている。輸入牛でタレなしで甘味を感じるのはいいけいこう。
旨味とは違った肉そのものの美味さ。たまにあるが、グリルが上手いだけでなく、肉の保存方法も良い。いや、それ以前にアメリカ産ながらちゃんといい肉を使ってる、かな? USDAのプライムビーフとは思えないが。
二口目もタレなしで。やはり美味い。間違いじゃない。
三口目は塩をつけて。これまた美味い。

一口目を食べた辺りで後付け的にタレもきた。



四口目はタレをつけて。

これまた美味いオブ美味ーーーーーーい!!!!
ニンニクなどいろんなのを合わせた特製のタレまで美味いだなんて。
もう、誉めまくり。

タレ、塩、ワサビ、マスタードなどあらゆるバリエーションが楽しめ肉遊びが出来る。それも和牛じゃないのがポイント。

ということで、ジョニ黒ハイボールを追加注文。



カウンターの方と少し話す。
お店は京橋エドグランにあわせて出来たのでちょうど1年。



で、「焼肉トラジ」の系列店だったのだ~!!
びっくり。
やるね~、トラジ。
そのトラジが実験的に始めたビストロらしい。
これは良く出来てる。


いや~~~、本当に東京・京橋はいい店が多い! しかも、新しい店で次々といい店が出来る。
凄いよ、京橋!
凄いよ、「牛印 京橋エドグラン店」!!
お店のチーフの方の話ではランチでもステーキメニューがあるとのこと。
近いうちにまた再訪したい。


総合:★★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★★
下拵え:★★★★★
タレ:★★★★★
付け合わせ:★★★★
メニューの豊富さ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
アクセス:★★★★
リーズナブル:★★★★

「VILLA BIANCHI 」(京橋)

2017-10-02 12:12:16 | 中央区


【ステーキ漂流記】第4章
19軒目(新規366軒目)「VILLA BIANCHI 」(京橋)


今日は午後から京橋なので、久しぶりに【ステーキ漂流記】発祥の地・京橋でのステーキ。

久しぶりの京橋での新規開拓だがまだまだあるね。京橋、奥が深い!

とあるビルの地下のレストラン街でイタリアンのダイニングを発見。



VILLA BIANCHI?
を、ランチでビステッカがあるか。300で1980円。まあ輸入牛だろうけどちょうどいい。

中に入り、奥の席をチョイス。とにかくオシャレなイタリアン。



カジュアルイタリアンからワンランクアップなお店かな。


まずは前菜のサラダ。



まあごく普通だが、前菜には良し。

そしてステーキ配膳。



まずは一口。
お、なかなかじゃん。
結構焼いちゃったようでミディアムレア。
二口目も同様。

三口目はタレをつける。
お、美味いね。

四口目は塩も絡める。
美味い!
塩が美味いとかオシャレ過ぎないか?
いや、塩との相性が良いのかな?
普通の塩なんだろうけど、旨味の塊のようでもあった。

タレはあとで分かったがトリュフだった!

輸入牛のランチステーキながら久しぶりにかなり楽しめた!
【ステーキ漂流記】発祥の地、京橋。まだまだ凄い店があるかも。


総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★★