【ステーキ漂流記season2】
116軒目/通算310軒目(下北沢)「KUISHINBO 下北沢店」リブロースステーキ
14時から下北沢で観劇があるのでその前に腹拵え的にステーキである。
下北沢ね~。店がごちゃごちゃとあるわりにはステーキを出す店が少ない。南口出てすぐの「スタめし」にはステーキメニューがないんだよな~。ということで、駅から徒歩3分圏内を歩いていると、おお、ステーキ屋「KUISHINBO」を「CoCo壱番」の隣に発見!
やったね!
メニューを見ると、まあだいたい同じような、微妙に違うような。今日は若姫牛(メキシコ産)のリブロースステーキを150gにした。1350円は安い。
すると、5分もしないうちにステーキ配膳。
早い。早すぎて、サラダとスープが遅れてきた。
サラダを少し食べた後に、
一口。
うん、なかなか。
にんにくバター醤油のタレがばっちり。
終盤、わりと脂身あり。個人的には良し。
下北沢で困った時はここかな。
総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★
リーズナブル:★★★★
【ステーキ漂流記season2】
113軒目/通算308軒目「FUKASAWA1136」サーロインステーキ
8月31日の話。
前日から珍しく友人から連絡あり。
どこで食べたい?
と訊くと、
世田谷と言うではないか?
店は「FUKASAWA1136」。
調べると、自由ヶ丘と等々力の間にある店ではないか。
っていうか、最寄り駅がねーぞ。
いや、地図を見ると国道添いでもデカい通り添いでもない。「
「ステーキ宮 東大宮店」(東大宮) - ステーキ漂流記
」みたいなロードハウスの店ではない。となると、バスで行ける可能性が高い。すると、近くにバス停がある。よし、これで行くか。
当日、自由ヶ丘駅で友人と合流しバスへ乗る。勝手がわからない自由ヶ丘。狭い路地を通り、住宅街をずんずん行く。ステーキを出す店がある雰囲気がまったくない。
東深沢小学校前でおり、ちょっと迷いつつ、なんとか「FUKASAWA1136」に到着。
本当に隠れ家じゃん、これ。
中に入ると、これまたステーキが出るとは思えないお洒落な雰囲気。
店内にジャズが流れる中、二人でステーキを頼む。
これ、地元民しか来ない店じゃないかな~とか思いつつ待ってるとステーキ配膳。
今日はオーストラリア産にした。友人がクーポンを出し通常1500円ぐらいのがかなり安くなった。
さて、一口目。
おお!
意外にも肉汁しっかり。
オージーなのにやるな!
グリルが良い。
二口目も同様。
三口目でガーリックバター醤油のタレをつけて食べる。これまた美味い!
さらに付け合わせの野菜も良い。産地直送の野菜を使っている。ポテトの揚げ方にも拘りを感じる。
友人はよくこの見つけてくれた!
凄いよね。
遠いけど、次回はピンのメニュー松橋牛を食べたい!
総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★★★
アクセス:★
リーズナブル:★★★★
ステーキ漂流記
5月24日
新規122軒目「RAINBOW」国産和牛のサーロインステーキ150g(下北沢)
新規123軒目「ケネディ 下北沢店」US産サーロインステーキ150g(下北沢)
今日は下北沢のライブハウスで友人がDJをやるということで下北沢へ。ライブハウスの場所を探しつつ、ステーキを出している店を探した。
意外とない。おしゃれなスイーツの店は多いがステーキ屋というのが意外にもない。下北沢の若者にステーキは口にあわないのか?
そう思っていると、北口界隈だったか、「国産和牛のサーロインステーキ」という宣伝の文字が目に入った。「Cafe&wine RAINBOW」。おしゃれなバー/カフェで、フードも充実というのがコンセプトかな。とりあえず、入り国産和牛のサーロインステーキと赤ワインを頼む。
10分ぐらいでステーキ配膳。
肉は栃木県産。
鉄板プレートでない辺りもおしゃれだったが……旨味がほとんどないんだな、これが。黒トリュフのソースをつけてもなしのつぶて。どうにもならない。
「旨味がない。」
と店員に告げて店を出る。
あー、不満だ、不満。
まだライブまで時間あるし、もう一軒行くか。ということで、下北沢北口界隈を練り歩いていると、チェーン店「ケネディ」を発見! そういや行ったことないからこの際入るか。ということで、店へ。
店内はちょっと都会的なセンスの内装。六本木ヒルズのTOHOシネマズみたいな感じ。メニューを見るとスペシャルメニューとしてUS産のサーロインステーキが目に入る。他はオーストラリア産たからちょっとグレードが上だよ、っていうアピールか? とりあえず、これを頼む。
すると、7分ぐらいしてステーキがジュウジュウ音をたてながら配膳。
(あ、ダメかな?)
って頭によぎった。
予想的中。
旨味ゼロのダメなステーキだった。
口直しでこれかよ!
不味いの食わせるな!
これが「ケネディ」の標準ならキツいなあ~。
ということで、下北沢でダメなステーキ2連発だった。
RAINBOW ★★
ケネディ ★
ステーキ漂流記
5月24日
再訪「下北ガーデン」シャトーブリアン100g トモサンカク100g(下北沢)
2軒連続でハズレると流石に腹がたってくる。鎮まらない。個人的にはブランクがあったので、もう1軒、確実に美味い店で食べることにした。
「下北ガーデン」。
ここなら確実。佐賀牛に特化したステーキ、というか石焼きの店なんだよね。けど、ここしかない。感覚的には焼肉屋みたいだけど、レベルが違ったからね。
中に入る。前行った時もそうだけど、今回も客がいない。ちょっと通りの裏にあるから客が少ない(いない)か?それとも、100g3000円からのメニューが中心だから、普通の焼肉屋と比べて高いと思うのかな? ともかく、シャトーブリアンを頼む。
とにかく、ちょいレアにしようが、ミディアムにしようが、塩をつけようが、醤油をつけようが、美味い。店のマスター曰く、鉄板焼きや網焼きでは出来ない。低温の石焼きだから、旨味を閉じ込められる。
佐賀牛に関しても福岡にある出張所から取り寄せている、と。通常は芝浦にある肉の卸売り市場にごく少数しか入らないので、佐賀牛自体を取り扱っている店が少ないそうだ。前に板橋の「オセヨ2号店」で980円で佐賀牛を食べたが、「下北ガーデン」の方が極上の牛を食べた感じがする。100gでも相当堪能出来る。
と言いつつも、100g1900円のメニューを頼みたくなったので、トモサンカクを100g頼む。
すると、シャトーブリアンよりも厚い肉が来る。なるほど、焼きにくいから安いかな。ランプやイチボでなくトモサンカクを頼んだのはトモサンカクの方が霜降りがあるから。焼いて食べるとちょいレアやミディアムレアで少し硬めの旨味たっぷりな肉が食べられた。柔らかかったシャトーブリアンとは違い触感を楽しめる。このちょい硬めがいいのだ。
ということで、佐賀牛を堪能して、機嫌が直った。ランチだと2000円のメニューがあるのでかなりお得である。わざわざランチに行くという手もあるね。
★★★★★
待ち合わせに早く来すぎてしまった。
場所は下北沢。
実はそこまでに行く中でこれまで何店行ったかカウントしてみた。
71店舗。のべ92枚。
これは錦糸町の「ビリー・ザ・キッド」や「いきなり!ステーキ」、「ペッパーランチ」、両国の「CAMARO’sダイナー」など複数回行ってるのでこうなった。
さらに東京都23区ではどうか?
墨田区、中央区、足立区、荒川区、台東区、港区、目黒区、新宿区、渋谷区、中野区、葛飾区、江戸川区、江東区、大田区……。そう、23区すら回りきってない。
ちなみに行ってないのは、
品川区、世田谷区、杉並区、練馬区、板橋区、文京区、豊島区、北区。
基本的に行動範囲が埼玉県吉川市、越谷、足立区、墨田区、台東区、中央区、港区に集中しているので、そこかその周辺になる。中でも錦糸町が多い。
それで珍しく来た下北沢。まだステーキ未踏地の世田谷区。100~150g程度なら前菜だ。OKでしょ。肉の神もGOサインを出してる。ということで、いつものように南口界隈を練り歩く。偶然がいい。コンデ・コマ方式。すると、炭焼きステーキという看板と佐賀牛という看板が目に入った。店名は「下北ガーデン」。表のメニュー表を見ると「佐賀牛 サーロインステーキ 100g3000円」とある。後から考えるとちょっと高いが、不思議と気にならず店に入る。
店内はこれでもか、とばかりに佐賀牛をやたら推してる。本当に美味いの? 黒毛和牛を売りにする店でも実は大したことない店はいくつもある。名店の看板に泥を塗る店もある。
早速、お目当ての品を頼み、ワインをちびちびやりながら待つこと10分。石焼きの台と肉が来る。自分で焼くのか。まあ、いい。
疑りながらも先ずはブルーチアばりに一口。
これは確かに美味い!
柔らかさ、旨み、申し分なし!
肉に胡椒がふりかかっていて、軽く焼き、そのまま食べてもむちゃくちゃ美味い!
これがA5の佐賀牛か。問答無用の美味さだ。
100gとは言え実は9キレもあるのて、1人用としては十分に佐賀牛が堪能出来る量だった。
その後もミディアムレアぐらい焼いたり、塩をつけたり、醤油をつけたり、ワサビをつけたり、何もつけなかったり、いろいろ楽しんだ。
比較して申し訳ないが、「听屋」とは雲泥の差。「听屋」で食べた時は「これ、本当に黒毛和牛なの?」って怒ったが、「下北ガーデン」の佐賀牛は威風堂々のA5の黒毛和牛だった。
軽い気持ちで入ったがこれは凄い。
また行きたい。確かな佐賀牛がある。
下北沢に行くなら行くべし!
★★★★★