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also W1CJB, V63CB (ex. 9M6/JJ2CJB, XV2CJB, AC2AI, V63CJB)

6.KH2遠征に関して(現地編-交信実績)

2011年11月06日 15時12分12秒 | 海外運用
 
今回は正にコンテストだけやりに言ったスケジュールだったため、事前・事後は殆ど運用
しなかった。特に事後はコンテストが終わった瞬間にアンテナを下ろし始めたのでゼロ。
事前はDP張ってお茶を濁した交信分も含めて82qのみ。

〆てコンテストの2,137qと合わせて、総交信数は2,219qとなった。


コンテストのClaimed Scoreは以下の通り

 バンド  交信局数  得点  マルチ
7 MHz 458  1,293  46
14 MHz 138   379  44
21 MHz 789  2,217  87
28 MHz 752  2,209  56
合 計 2,137  6,098 × 233 = 1,420,834

うちユニークは1,810局
この程度の得点では今年は世界100位にすら入れない。

アンオフィシャルのサイトでは、今のところSOAB-HPでOC4位に付けている。

昨年のV6はロケーション的にNAに苦しんだが、今回はロケーション的な問題は特筆は無かった。
それ以上にコンディションが素晴らしかったため、細かい点は消し飛んだ感がある。

あえて言えばAFが遠かった気がするが、混信の激しさやEUとの南北パスに潰された等他の要因の
ほうが大きいと思う。

ホテルは7階建てで、その屋上にアンテナ建てたので地上高はおおよそ22、3mってところだろう。
タモンの街の真ん中で、プレジャーアイランド等繁華街からちょっと離れた位置だが、都市ノイズを
気にしたが全く気にはならなかった、むしろJAの自宅のほうがノイズレベルは高いくらいだ。
360度、特に大きな障害物は無いが、北西~南西方向がタモン湾で海が開けているが、海方向の効果は
全く感じなかった。



Grand Plaze Hotelは、ネットで口コミを調べればすぐ判るが、いわゆる格安ホテルだ。海外旅行を
一大イベントと考える旅行者にはお勧めはできない。折角グアムまで来たなら一流のリゾートホテル
を利用すべきだと思う。今回、何故Grand Plazaを使ったかと言えば「屋上が好きに使える」から。

Grand Plaze Hotelのサイトで通常の予約はできるが、別途屋上のペントハウスの利用は検討の価値がある。
構造上、屋上にポツンと1部屋(700号室)が独立しており、周りに気を使うことなく大声が出せる。
屋上には反対側に2部屋(701,702号室)があるが、700号室だけが独立している。



リゾートホテルのつもりで利用してはいけません。部屋ははっきり言って清潔ではないし、シャワーは
ぬるいお湯しか出ないし、コックローチの死骸は落ちてるし、そんなことを文句言うくらいなら
この手のホテルはやめた方が良いです。




一方、立地条件はいいので便利です。同じ建物にABCストアーがあるので大抵のものは調達可能です。
通りを渡ると、めん喰いがあります。何もグアムでラーメン食べなくても、と思いますが
ここは日本の旨いラーメン屋と比べてもイケる旨さです。



ちょっと家族と一緒にリグ持参でお手軽に、となるとリゾートホテルに釣竿って選択肢になるでしょうし
リグ持参は嫌でレンタルシャックとなればKH2JU-ダニーさんになるでしょうから、意外とこの手の屋上が
使い放題のニーズは少ないかもしれません。

今回実際に使ってみて判りましたが、ルーフタワーを持ち込めばトライバンダーくらいなら十分上げる
スペースがあります。屋上は10m+10mの7MHzフルサイズDPを余裕で張れるスペースでした。



ちなみに元々安いのに加えてこの円高ですので、3泊4日でグアムホテル税11%込みで約16,000円でした。
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T32C OQRS

2011年11月06日 00時42分36秒 | QSL


JN3TRK takaさんのBlogを見ていたら、T32CのQSLがOQRS対応してるらしいので

早速やってみた。T32は160m~10mの全バンドコンファーム済みなので、ビューロ経由で

構わないのだが、沢山やらせて貰ったのでドネも兼ねて$3をpaypal支払いに
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5.KH2遠征に関して(現地編-コンテスト実録)

2011年11月06日 00時02分31秒 | 海外運用
 
明け方からHF6Vの最終調整を行っているとスコールが降ってきて作業を中断したりしましたが
1時間前までには無事設備は整い、ちょっとゆっくりできました。

CQ WW DX Contestの開始前の時間は、割と好きな時間です。さあ、今から48時間徹底的に稼ぐ
ぞ、というモチベーションと、何か忘れてること無いかの漠然とした不安と、どんな結果に
なるのかとワクワクする気持ちが入り乱れて、参加各局が待ち構えている独特の緊張感が
バンド中溢れているように感じられるこの時間。今年も何とかこの時間を過ごせることができ
たことに嬉しくなります。

20分前辺りから空き周波数を確保目的で、のんびりと電波出し始める。間が持たないので
CQ出すとパラパラと呼んでいただけますので、いつも以上にゆっくりとQSOしている内に刻々と
開始時間が近づきます。09:58頃JA局とQSOしていると、先方から「今丁度10:00になりました。
始めましょうか、5925」と頂きコンテストスタート。例年は20mから始めるのですが今年は15m
からスタートとしました。今思えば10mからにすべきでした。

頭をコンテストモードに切替えて開始。事前の信号を聴いていただいていた方々から一斉に
呼ばれる。3局目に勉強会仲間のJF2UEE、6局目にJF2OZHと続いて北米とJAが重なって呼んで
くる。スタートはまずまずだ、最初の30分を60qでWとJAが40%づつくらい。15mを1時間やって
136qのところで10mへ。最高時速4q/m、アベ2q/mと今ひとつのペースで開始。

10mで一発CQ出すと即W7PPから呼ばれ、ここも立て続けにWとJAが同時に呼んで来る。約1時間
やって262qになったがWがzone3が大半になってきて空振りCQ出始めたので、再度15mへ戻ると
JA、VK、BYなど近距離が多数でひたすらこなして3時間経過。大体130q/hペースなので、もう
少しペースアップしないといかん、と思い始めたが、昨年はここで頻繁にQSYして結果が追い
つかなかったので、あえて我慢のCQ Contestを続けた。
10mでAH2Rがランニングしていたのでお声掛け。スーパーローカルなのでお互い邪魔かと懸念
したが、少なくともAH2Rの被りに困ることはなかった。当局の信号はどうだったのだろうか。

500q越えた辺りで10分小休止。試しに20m行ってみたが、さっぱり呼ばれない。やはり今年は
皆ハイバンドに集中しているのは間違いないと知り、再び15mと10mを行き来。14:00くらいに
なると10mでEUのビッグガンから呼ばれ始めた。陽が傾きだした頃には800q、一昨年前の9M6の
時は初日夕方で1,000q超えたのでペースが遅いが、昨年よりはハイペースなのとハイバンドの
EUがこの後待っているので焦らず焦らず、と自分を言い聞かす。

18:00頃、40mへ行くとJAがどん開けで一斉に呼ばれてAll JA状態。その中を突き破ってSAも
呼んでくるのでマルチを増やす。JAは皆over9の信号だが、それに被さってFM5CDが呼んできた。
100q/h以上のペースで呼ばれるので面白がって40mをやっていたが、後から思えばこれは失敗で
10mと15mの開け方はそれ以上だった。陽がすっかり沈んでから漸く1,000q超えたのでちょっと
安心、昨年は初日に1,000qを超えることが出来なかった。

軽く食べ物を口にしてマルチを拾いつつ、20mも覗いたがどうも局数が少ないのかコンディション
が悪いのか、やっても全然ポイントが増えない。そんな中、20mでDL/JK2VOCが強力に聴こえて
来たので呼ぶと一発でコールバック有り。福田さんと健闘を祈ってナンバー交換。21:00頃には
隣のKH0から出ているNH0S松下さんともQSO。SKVさんから「2,000q超えたよ~」と伺い格の違い
に驚く。やはり競争にもならない。

初日は10mのコンディションの良さを感じたものの、まあ普通のコンテストな感覚だったのだが
この後2日目に更に猛パイルを浴びるとはこの時は予想していなかった。

4時間ほど寝て、朝5:00から再開。
15mから始め、06:00頃の夜明けと合わせてNA東海岸から呼ばれ始める。バンドの騒がしさが
尋常ではないので07:30頃、試しに10mを覗いていると、既にお祭り会場になっていた。早速10m
でCQ出し始めると最初はJAが続いたが、08:00過ぎから突然Wのパイルが始まった。あとで調べた
結果クラスタに何本もアップされたのが理由の様だ。4q/mが続き、ピークで5q/mをマークした
ハイペースが約45分間続き、今回のコンテストで一番密度の濃い時間帯となった。

この朝の絶好調で一気に1,500q突破したので俄然やる気が沸いてきた。ペース的には遅れていた
が9M6の2,470qの時のペースに追いついたことになった。
JAからだと普段NA東海岸は遠いが、今回は東でも中部でも西でも構わず聴こえてくるし、局数は
少ないものの中南米も聴こえている。聴き廻ってzone8、9特にPJ'sの信号も確認したがパイルも
半端ではないので参戦は止めた。コンテストではPJだろうが何処だろうがただの1エンティティだ
(苦しい言い訳)

気分を良くして開始からロクな物を食ってないことに気がつき、昼間状況が収まったタイミングで
軽く食事。そのついでに折角グアムまで来たんだから、とフジタロードを歩いてビーチまで行って
みた。
写真だけ軽く撮って、ビーチ滞在3分でシャックへ戻り。今回の観光はこの時間だけだった(笑)。

午後は10m、15m、20mを行ったり来たりして局数を積み上げ、16:00頃になると15mEUがお祭り状態に
なった。朝の10mのNAに負けず劣らずのEUのパイル。後から調べたところこれもクラスタへのアップ
がトリガになっていたらしい。判ってはいるもののやはりクラスタの効果は凄まじい。前日に取り
こぼしていたEUマルチがどんどん埋まっていくのでアドレナリン大放出状態。呼ばれる毎にNew
マルチが連続し、ダメ押しでその合間にCNやC5やZSなどAF勢が呼んでくるので正に至福の状態。もう
何点で終わってもいいや、と浮かれポンチになってヘラヘラしてたら、W5が呼んできたので「へっ
?」と思ったら何とKH4/W5FJGだった。流石にこのタイミングで来られると「Big Surprise!! Great!!」
完全に逝ってしまった(笑)。

今思えばKH4で1,870q目、ほぼ2,000qが射程圏内になっていたので気持ちが切れた(と思う)。
晩飯を食いに近所の「メン喰い」でバド+餃子+味噌坦々麺のまともな夕食で1時間休憩。
取り合えずその日のうちに2,000qまで積み上げて、取り合えず寝てしまった。気持ちはかなりハイ
テンションだったが正直、体はかなり疲労困憊で、そろそろ帰国後の仕事への影響に気を使い出す
頃だった。この頃になると呂律が廻ってこなくなり、ナンバーを間違えて5928と言って相手から指摘
される有様だった。

最終日、相変わらず10m、15mはNA絶好調だったが、流石に主要な局はQSO B4ばかりでCQ出しても
空振りが多い。たまに呼んでくると2×3で信号が弱いのでやたら時間が掛かる。呼びまわりも平行して
行いながら刻々と終了時間が近づき、結局15mでCQでFinish。

2,137qと最後伸び悩みで終わることとなった。

通常ならば、一服してコンテスト後のラグチューでもしたいところなのだが、twitterに一言つぶやいた
だけで即刻設備撤収に取り掛からなくてはならなかった。終わった4時間後が帰りのフライトのチェック
イン時刻だったので。
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