栃ノ心関、幕の内最高優勝おめでとうございます

『（優勝のことを考えると）緊張するんで、今日の一番だけを考えて取った。』栃ノ心関が、見事幕の内最高優勝を決めました。
時間いっぱいになって、頬、そして腿、膝の順に、両手でパンパンと何回も叩いて気合いを入れた栃ノ心。

松鳳山との一戦は、両者目にも止まらぬ速さで両手を思いきり繰返し伸ばし突っ張りの応酬です。
かつては分解写真とスローモーションで、取組結果をテレビは放映してましたが、ちょうどその分解写真のコマ送りを１０倍くらいに速めた速さで取組は進みました。

一時は怪我のため幕下下位まで転落するも、不屈の闘争心と不断の稽古で這いあがった栃ノ心関。
優勝おめでとうございます。

写真は、２０１１年の７月、名古屋場所を控えた７日に佐渡ヶ嶽部屋に出稽古に来た栃ノ心関。