鉈薬師堂の円空さんは、今日は工事で拝観できませんでした

名古屋覚王山の日泰寺の隣にある鉈薬師堂の円空仏を拝観しようと、カバンには数珠を忍ばせて勢い込んで行きましたが、残念ながら、今日はお堂の土間とかの工事で、開帳はされていませんでした。

日泰寺の毎月２１日の縁日に合わせて公開される鉈薬師堂の円空仏。
阿弥陀如来や観音菩薩、日光菩薩、月光菩薩、十二神像など多くの円空さんが微笑んでいます。

８月に行こうかとも思ったのですが、日曜だったので混むかと思い敬遠。
９月は自分の写真展で行けなく、この日を待っていたのですが。
来月１１月の２１日に開帳されるということですから、楽しみをとっておきましょう。

それは、さておき、日泰寺の縁日の人出の多いことには、びっくり。
よく賑わっています。
昼食に入った参道の入り口の 『 めし、串かつの多古八 』 さんでは、ちょうど相席になった隣のご婦人としばしおしゃべり。
なんでも、毎月日泰寺の縁日には名古屋市外から一人で来て、この店で串かつ定食を食べるのが楽しみとか。
ちなみに串かつ定食は６００円で、ちょっと小ぶりの串かつ５本にマカロニとキャベツのサラダ、ご飯、味噌汁に漬物です。
私も、ビールのつまみとして食べましたが、美味しかったです。

さてさて、このご婦人、ご主人が８５才で脚の骨を折ってしまったので、どっこも連れてってもらえなくなってしまったそうです。
でもご自身一人で、日泰寺と大須観音の縁日めぐりをしてみえるということで、７８才の女性パワーを遺憾なく発揮。
そして、最近娘に勧められた８，０００円の印度の炭パックとやらを試したら、折角のつるつるのお肌が、かえって皺くちゃになってしまって、もう娘さんとは３ヶ月も喧嘩をしているとか。
歩く時も帽子を目深にかぶって下を向いてるとおっしゃってみえましたが、なんのその、膚艶はよく、元気そのものにこやかなお方でした。

（写真は、昼食の後、参道で見つけたテレビ局の街頭ルポでのインタビューです）