パールライスのつれづれなるままに

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ゴッホ展-響きあう魂 ヘレーネとフィンセント in 東京都美術館

2021年10月09日 | アート・文化
ゴッホがまだ評価の途上にあった1908年から収集を開始、世界最大の個人収集家となったヘのがレーネ・クレラー=ミュラーです。


鉄鉱業と海運業で財をなした夫アントンとともに90点を超える油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。大病をきっかけに一般公開を決意、1938年クレラー・ミュラー美術館を創設します。
当館からゴッホの絵画28点と素描・版画20点、その他印象派以降の作品も展示しています。

ゴッホについては、初期のオランダ時代から晩年まで一連の展示です。
特にオランダ時代の素描、ゴッホ特有のうねった筆跡、構図の無視、鮮やかな色彩とは正反対のまっとうな作画には注目です。
何度か見たことのある作品もあります。それだけ有名な作品を所有していると言う事ですね。

ゴッホも良いですが、私は他の作家の作品に注目しました。ルドンの有名な一つ目巨人の「キュクロプス」


そして新印象派(分割主義)のジョルジュ・スーラ。有名な作品は「グランド・ジャット島の日曜日の午後」


31歳で亡くなったので、残された作品はごくわずか。その内の1点が観れたのは貴重でした。


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