パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

杉浦非水 時代をひらくデザイン in たばこと塩の博物館

2021年10月06日 | アート・文化
日本のブラフィックデザイナーの草分け的存在。


最大の特徴は「普遍性を持った明快さ」
ポスターについては「広告の目的に沿って『装飾的色彩と簡明直截な図様の単化』を必要とする」と言う思想です。
元々は日本画を専攻していましたが、黒田清輝の知己を得ます。1900年のパリ万国博覧会を視察した黒田が持ち帰ったアール・ヌーヴォーの資料と出会い、図案化家を志します。
日本画時代から草花、動物を写生しまくってました。あの独創的な図案はここから来ています。この辺りがミュシャと似ています。
多摩美術大学の初代校長を務め、晩年は日本画に専念します。
作品はよく見ますが、初期の日本画から晩年までの作品を見たのは初めてです。
入場料は100円なので、非常にコスパ高いです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現代日本画「WABI/SABI」 展 ... | トップ | ゴッホ展-響きあう魂 ヘレー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アート・文化」カテゴリの最新記事