パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

うらめしや~、冥途のみやげ展

2015年08月02日 | アート・文化
東京・谷中にて、怪談を得意とした明治の噺家三遊亭圓朝が収集した幽霊画50幅を中心として、日本美術史における「うらみ」の表現を解説しています。

夏にピッタリですね。会場は薄暗く、例の「ひゅ~どろどろ」に似たBGMが小音量で、恨めしそうに囁いています。
美人の幽霊ばかりの絵はがきを買ってきた物をアップしました。おどろおどろしい画像の方が多いです。
冒頭の画像、上村松園作「焔」は9月から展示です。

足の無い、白装束の幽霊は、円山応挙が始まりだそうです。さすがは応挙、幽霊画までも秀逸です。


有名な絵師から無名の絵師まで、ここまで「うらみ」を絵一枚で表現する事に注力出来るのは、社会・人間関係への批判、つらさ、恨みが相当お持ちなのでしょうね。
こう言う域に達していない私は、甘チャンか....(笑)
   


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