パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

没後50年 藤田嗣治展 at 東京都美術館

2018年09月19日 | アート・文化
遅ればせながら、やっと行ってきました。
観に行った9月15日は雨だと言うのに大盛況。日をずらしたつもりだったのですが・・・
それでも素人衆が観ているわけでもなさそうだったので、会場の雰囲気に不満もなく、スムーズに観れました。

藤田嗣治の展示会は今もコンスタントに行われています。ある分野に的を絞って。
今回、彼の画業人生を総括する展示会を初めて観ました。
代表作でもある裸婦像がてんこ盛り。
もう一つの代表作、猫の絵が少なかったのが残念。
時代と共に作風が変わる人でしたが、その流れが分かり満足しました。

第二期パリ時代において、彼は子どもの絵をよく描いているのですが、その顔が気に入らないのです。
口を尖らせ、口元に向かって斜めの影が頬についている部分。
今回の展示はその子供たちの絵が少なかったので、気に入りました。


1913年、パリに向かい、1920年代には、パリの寵児となります。
おかっぱ、ちょび髭、ロイドメガネの日本人、相当クールだったんでしょうね。


その当時の世界情勢と言えば、アジア=植民地=奴隷なのですから、奇異に映ったでしょうねぇ。
コメント
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