パールライスのつれづれなるままに

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河鍋暁斎展 at 三菱一号館美術館

2015年07月04日 | アート・文化
別称「画鬼」その通りですね。あらゆるジャンルの画を描いています。あらゆる技法で描いています。日本画としては珍しい鮮やかな色彩。そして全てに手抜きがない。その執念、画鬼ですね。

多岐にわたるので、どう総括したら良いのか難しいので、時代の流れに埋もれてしまったそうです。近年、やっと再評価されたそうです。

元々狩野派に学んだので、「狩野派」だと主張していたそうです。まあ、それを越えた画力ですけどね。
色々なジャンルを描いていますが、美人画が得意だったそうです。
画にはユーモアも兼ね備えています。どうユーモアなのか、おおっぴらに公開出来ませんので、これは実際に観て下さい。

と言う訳で、当時は人気の作家で、海外でも有名、ついにイギリス人建築家が弟子入りします。

ジョサイア・コンドルは、近代日本建築に多大な貢献をしました。弟子に辰野金吾がいます。東京駅の設計者ね。
彼は、三菱一号館も設計しています。
と言う訳で、師匠と弟子のコラボがこの展示会の趣旨でもあります。

色々ややこしいので、「とにかく観て感じろ」これで良いと思います。