沖縄対策本部

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沖繩対策本部長■【拡散依頼】中国の台湾武力統一の根拠「反国家分裂法」(全条文訳)

2011年12月29日 15時06分37秒 | 中台関係

 

 

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■【拡散依頼】中国の台湾武力統一の根拠「反国家分裂法」(全条文訳)

2012年1月14日は台湾総統選挙が行われる日です。

この選挙の結果により中国政府はどのような方法で台湾統一を実現するかを考えると思います。

しかし、中国共産党はこの選挙で国民党が勝利し中共の提案する平和統一協定を受け入れない限り武力統一を実行する事になります。

武力統一を行う理由や詳細のシナリオについてはブログのバックナンバーを是非ご覧下さい。

その根拠となる法律が「反国家分裂法」です。

これは、2005年の全国人民代表大会で可決された法律です。

注目すべきは第8条です。

詳しい解説はあえて行いませんので、是非「反国家分裂法」の全条文を熟読しこの法律の意味するところを考えてみて下さい。


(仲村覚)


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 <反国家分裂法(全条文訳)>

http://japanese.china.org.cn/japanese/163197.htm

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第10期全国人民代表大会(全人代)第3回会議で14日、「反国家分裂法」が採択された。胡錦濤国家主席は同日、「中華人民共和国主席令第34号」に署名し、同法を公布した。同法は同日から施行される。

全条文の内容は次の通り。

第1条 「台湾独立」を掲げる分裂勢力による国家分裂への反対・抑制、祖国の平和統一の促進、台湾海峡地域の平和・安定の保護、国家主権と領土保全の保護、中華民族の根本的利益の保護のため、憲法に基づいて本法を制定する。

第2条 世界にはただ一つの中国しかない。大陸部と台湾はともに一つの中国に属し、中国の主権と領土保全を分割することは許さない。国家主権と領土保全の保護は、台湾の同胞を含む全中国人の共通の義務である。

台湾は中国の一部分である。国は「台湾独立」を掲げる分裂勢力がいかなる名目で、いかなる形で台湾を中国から分裂させることも絶対に許さない。

第3条 台湾問題は中国の内戦が残した問題である。台湾問題の解決と祖国統一の実現は中国の内部問題であり、いかなる国外勢力の干渉も受けない。

第4条 祖国統一という大事業の達成は、台湾の同胞を含む全中国人の神聖な職責である。

第5条 一つの中国の原則の堅持は、祖国の平和統一を達成する基盤である。

平和的手段で祖国統一を達成することは、台湾海峡両岸の同胞の根本利益に最も合致する。国は最大の誠意をもって、平和統一の達成に最大の努力を尽くす。

国家の平和統一後は、台湾は大陸とは異なる制度と高度な自治を実行することができる。

第6条 国は次のような措置をとり、台湾海峡地域の平和と安定を保護し、両岸の関係を発展させていく。

(1)両岸の住民の往来を奨励、促進し、理解と相互信頼を深める。

(2)両岸の経済面での交流と協力、直接の通信・通航・通商、両岸の経済関係の緊密化、互恵と利益共有を奨励、促進する。

(3)両岸の教育・科学技術・文化・衛生・体育での交流を奨励、促進し、中華文化の優れた伝統をともに発揚する。

(4)両岸による犯罪の共同取締りを奨励・推進する。

(5)台湾海峡地域の平和と安定の保護や、両岸関係の発展に役立つその他の活動を奨励・推進する。

国は法に基づいて台湾の同胞の権利と利益を保護する。

第7条 国は、台湾海峡両岸の平等な話し合いと協議を通して平和統一を達成することを主張する。話し合いと協議には段階を設け、各段階ごとに進めてよく、方法には柔軟かつ多様であってよい。

台湾海峡両岸は次の事項について話し合いと協議を行うことができる。

(1)両岸の敵対状態の正式な終了

(2)両岸関係発展の計画

(3)平和統一の段階と計画

(4)台湾当局の政治的地位

(5)台湾地域の世界におけるその地位に適応する活動空間

(6)平和統一の達成に関連するその他のあらゆる問題

第8条 「台湾独立」を掲げる分裂勢力がいかなる名目で、いかなる形で台湾を中国から分裂させるという事実、または台湾の中国からの分裂を引き起こす可能性のある重大な事変、または平和統一の可能性が完全に失われた場合、国は非平和的手段やその他の必要な措置をとり、国家主権と領土保全を守らなければならない。

上述の規定に基づいて非平和的手段やその他の必要な措置を講じる場合、国務院と中央軍事委員会が決定と実施手配を行い、適時に全国人民代表大会常務委員会に報告する。

第9条 本法の規定に基づいて非平和的手段やその他の必要な措置をとり、実行を手配する時、国は台湾の一般市民と台湾在住の外国人の生命と資産の安全およびその他の正当な権益を保護し、損失を減らすよう最大の可能性を尽くす。同時に、国は法に基づいて台湾の同胞の、中国の他地域における権利と利益を保護する。

第10条 本法は公布の日から施行される。

「人民網日本語版」2005年3月15日

 

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沖繩対策本部■今読み直すべき書籍「台湾大劫難(災難)」の日本語版「暴かれた中国の極秘戦略」

2011年11月28日 11時26分19秒 | 中台関係

 

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■今読み直すべき書籍「台湾大劫難(災難)」の日本語版「暴かれた中国の極秘戦略」

 

早くも2012年まで残す所1ヶ月となりました。

2012年がどのような年となるかを知るために、今読んでおきたい書籍があります。

それは、2009年に台湾で出版され衝撃を与えた書籍「台湾大劫難(災難)」の日本語版「暴かれた中国の極秘戦略」です。

著者は中国亡命作家の袁紅氷氏、日本語版は約1年前の2010年10月末に出版されました。

この書籍は、これまでのどの書籍よりも中国共産党の本質を指摘し、統一戦線工作がどのように行われいるか具体的な内容を暴露しています。

書籍に記されている秘密文書の一部を引用します。

「2012年の中国共産党全国代表第18回大会が開催される前に、戦わずして勝利し、政治的に台湾問題を解決し、祖国統一の大業を完了し・・・」

中国共産党全国代表大会は、5年に一度開催され、新しい指導者が指名される最も重要な大会です。

前回は、2007年に開催され胡錦濤が総書記に再任されました。

 

<中国共産党第17回全国代表大会> http://p.tl/Fo6w


中国共産党の戦略では、この大会までに台湾の統一を完了させるという事になっています。

何故、中国共産党は血なまこになって、ここまで台湾統一にこだわるのかは、この書籍に書かれているので是非、購入してお読みいただきたいと思います。

残念ながら、中国共産党の日本工作、沖繩工作についての具体的な事例は書かれていません。

しかし、台湾統一と沖繩に駐留する米軍の追い出し工作、日米の離反工作は表裏一体である事はだれでも推測できると思います。

台湾で行われている工作と同等の工作が日本でも行われていると認識して間違い無いと思います。

来年に向けての必読書だと思います。

(仲村覚)

 

<暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?>

袁 紅冰 (著), 黄牛 (翻訳) 

http://p.tl/481P

 


 

<動画:日本語版「台湾の大災難」出版>

 

 

【新唐人2010年11月2日付ニュース】

台湾で大きな反響を呼んだ「台湾の大災難」。10月28日、日本語版の出版を記念して、作者による講演が東京で開催されました。­作者は、日本に向けてどんなメッセージを送ったのでしょうか。

北京大学の元教授で現在作家の、袁紅氷氏は、講演で「中国共産党は腐敗した政権を守るために、台湾の自由と民主を奪っており、2012年に台湾を統治する予定だ」と指摘。­これについて袁氏は:「日本は自由の名の下に武士道精神を再建し、真理と自由の側に立ち、人類の自由のために貢献をすべきです」

さらに,日本は共産党にとって台湾とインドに次ぐ、第3の目標だとも指摘し、もし日本が中国の拡張に抵抗できなければ、日本も同じ運命をたどると警告します。

袁さんの著作、「台湾の大災難」は2009年11月、台湾で出版され、大きな反響を呼びました。そして今回、日本語版の「台湾の大災難」が満を持して日本に上陸。

本を出版した、まどか出版の梶山編集長は、こう述べました。

「台湾の危機は日本の危機につながると思うので、本の内容をよく日本人に知って頂きたい、そう思いました」


 

 

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沖繩対策本部長■矛盾と野望だらけの辛亥革命100周年記念式典 in北京

2011年11月27日 10時43分34秒 | 中台関係

 

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■矛盾と野望だらけの辛亥革命100周年記念式典 in北京

先月10月10日には、ありえない式典が北京で開催されました。

辛亥革命100周年記念式典が中華人民共和国で開催されたのです。

辛亥革命の指導者は孫文であり、中華民国の初代の大統領であり、国民党の樹立者です。

国民党は、大東亜戦争の終戦後、中国共産党との内戦にやぶれ、1949年に中華民国政府が台北に遷都しました。

それ以後は、台湾を地盤とした政党として存続し現在にいたっています。

現在の北京の中国共産党は、孫文のつくった中華民国、中国国民党と長い間敵対関係にあったのです。

その中国共産党が孫文の写真をかかげて式典を開催するというありえない事が起こったのです。

 

まず、読売新聞の報道を掲載いたします。


<胡錦濤総書記、中台統一呼びかけ…辛亥革命百年>

( 読売新聞 2011年10月10日13時18分 )

http://www.acs.yomiuri.co.jp/world/news/20111010-OYT1T00295.htm

 

【北京=加藤隆則】

中国の胡錦濤・共産党総書記は9日、北京の人民大会堂で開かれた辛亥革命100周年記念大会で演説し、清朝を倒した同革命の主導者・孫文が唱えた「中華振興」を強調、中台を結ぶ「中華民族」を前面に出しながら統一を呼びかけた。

 中国にとって同革命は、国民党を指導した孫文を「国父」と仰ぐ台湾との重要な接点だ。ただ、台湾側は対中接近に慎重な構えを崩していない。

 胡氏は約20分間の演説で、「中華振興」「中華民族の偉大な復興」のスローガンを計30回以上使った。列強の侵略を受け、分割の危機にさらされた中国を救おうと孫文が訴えた理想だ。

 胡氏は、孫文が「統一は全中国国民の願いだ」と述べたことを引用し、「平和的に統一を実現することは、台湾同胞を含む全中国人の根本的な利益に最も合致している」と訴えた。

 また、「愛国主義は中華民族の精神の核心」としたうえで、「最も幅広い愛国統一戦線」を固めるよう求めた。中台については特に「血のつながっている運命共同体だ」と強調した。

 第2次大戦後、国民党と共産党が戦い、国民党が台湾に逃れた国共内戦については、「対立を終わらせ、歴史的な傷痕を癒やす」との表現にとどめ、「中華民族」の伝統文化を発揚しながら、苦楽を共にする同一民族としての意識を強めるべきだとの考えを示した。

 

 


 

読売新聞の記事では概要はわかりますが、何が問題なのかは全くわかりません。

次に、新華社通信の報道を掲載いたします。

胡錦濤の主張をわかりやすく伝えているので、中国共産党の主張が明確にわかると思います。

 


<新華社:中華振興を両岸同胞の共通の努力目標に 胡錦濤主席強調>

 (新華社網 2011-10-10 09:55:35)

http://big5.xinhuanet.com/gate/big5/jp.xinhuanet.com/2011-10/10/c_131182094.htm

中國の胡錦濤國家主席は9日午前、北京の人民大會堂で開かれた辛亥革命100周年記念大會で演説し、その中で孫中山(孫文)先生と辛亥革命先駆者の中華振興の大きな願いは(臺灣海峽)両岸同胞が共に追求するものとすべきで、手を攜えて両岸関係の平和的発展をはかり、心を一つに中華民族の偉大な復興を実現することを両岸同胞の共通の努力目標としなければならないと強調し、次のように述べた。

「両岸同胞は血のつながった運命共同體であり、大陸と臺灣(たいわん)は両岸同胞の共通の故郷である。現代は両岸の中國人が共に繁栄、発展し、中華民族の偉大な復興をはかる歴史的チャンスを迎えており、両岸関係の平和的発展が中華民族の偉大な復興の重要な部分となっている。」

「孫中山(孫文)先生はかつて『統一』は中國の全國人民の希望である。統一できれば全國人民は幸福を享受する。統一できなければ害を受ける。

「平和的方法で統一を実現することは臺灣(たいわん)同胞を含む全中國人民の根本的利益に最もかなうものである。両岸関係の平和的発展の主題をしっかりつかみ、『臺灣獨立』に反対し、『9・2共通認識を堅持する共通の政治的基礎を強め、両岸同胞の緊密な交流・協力を促進し、両岸関係の平和的発展による成果を共有し、両岸の経済競爭力を高め、中華文化の優れた伝統を発揚し、苦楽を共にする民族のアイデンティティーを強め、前進途上におけるさまざまな問題を解決し、両岸の対立を終わらせ、歴史的な傷をいやし、中華民族の偉大な復興実現に共に努力しなければならない。」


 

 

中国政府がこの式典を開催した目的は、結局のところ「何が何でも台湾統一するべきだ!」という野望が見えてきたと思います。

次に大紀元の報道を掲載いたします。

この北京で行われた「辛亥革命100周年記念式典」の矛盾と野望について詳しく解説しています。

下記に転載いたしましたので是非、ご覧下さい。

中国政府が歴史をねじ曲げてでも大々的な式典を開催するということは、台湾統一を本気で考えてきている事の証明だといえます。

統一戦線工作による統一の人民解放軍による武力統一のどちらでやってくるのかわ全くわかりません。

しかし、来年に台湾総統選に向けて、または、総統選挙の後に中国政府が台湾統一に向けて動き出す可能性があると感じます。

今後、警戒が必要だと思います。

(仲村覚)

 

 


<大紀元:辛亥革命100周年 統一野望を前面に 「民主共和の道遠し」>

 

【大紀元日本10月10日】

 http://www.epochtimes.jp/jp/2011/10/html/d82537.html

 

2000年以上続いた中国の君主政治を終わらせ、アジア初の共和制国家を樹立した辛亥革命(1911年)から今日で100周年を迎える。中国国内では新たな「革命」への厳戒態勢が敷かれる中、北京の人民大会堂で大々的に記念式典が開かれた。

今回の式典で、100年前の辛亥革命を利用して台湾独立の動きをけん制し、中台統一をはかろうとする北京当局の姿勢が前面に出された。

■ 「辛亥革命を記念する資格はない」

 辛亥革命が唱える「民主共和」と大きく乖離する共産党政権の強権政治。その政権の中枢である9人の中央政治局常務委員9人が全員、9日に開かれた記念式典に出席した。ドイツ政府系メディア、ドイチェ・ベレは、北京当局が記念行事を開催する動機は「辛亥革命の核心価値から完全に離れている」と批判した。

 「共産党政権にとって辛亥革命の最も重要な意義とは、中国の民主化革命の推進ではなく、清王朝を終焉させ、その後の共産党の台頭に道を敷いたことである」と指摘する。

 また記事は、辛亥革命は民主革命であるのに対し、共産党がその後に行った革命は私利私欲のための政権奪取の革命であると批判。その目的が実現された後も、一連の政治と人権に及ぶ災難で国民を苦しめた党は、庶民とは相反する立場に立つと非難した。

 そのため、政権の指導部が辛亥革命を「記念」する一方で、民間での記念行事が禁止されている。民主活動家らに対しての監視が強められており、各地の路上警備も増強されている。「まるで叶公好龍(龍が好きだという叶公が本物の龍を恐れる)だ」。記事は中国の故事成語を用いて中共の矛盾する姿勢を揶揄した。党は、口先では辛亥革命を称えながらも、内心では同様な革命が起こることを極度に恐れている。

 さらに、記事は現在の共産中国と辛亥革命後の中華民国の時期とを比較した。「文化、環境、人文などにおいて、いずれも明らかに後退している」と指摘。「現行制度や指導者の操行からいうと、当局は辛亥革命を記念する資格はない。それなのに、堂々と大々的に行っていることはまったくの茶番劇だ」と痛烈に批判した。

■ 「統一」への野望

 記念式典では胡錦濤国家主席は「重要演説」を行い、「中国共産党員は孫中山(孫文)先生の革命事業の確固たる支持者であり、最も忠実な継承者である」と自らの正統性を称えた。また、演説で「孫中山先生や辛亥革命が主張した中華振興の大願は海峡両岸(中台)の同胞がともに追求すべき目標」「現在、両岸の人民は、ともに中華民族の偉大な復興を実現する歴史的チャンスを迎えている」と台湾統一を訴える表現が随所に見られた。

 今まで中共が辛亥革命を記念する目的は、共産党こそ孫文や辛亥革命の精神を受け継いだとアピールすることに止まっていたが、今回の100周年記念では「統一」への野望をあらわにしていた。

 民族・民権・民生という孫文が掲げた三民主義において、胡主席が強調したのは民族主義。演説の中で、「中華民族の偉大な復興」という表現を23回繰り返した胡主席は、台湾側に「平和的な方式で統一を実現することは台湾同胞を含む中国人民の根本的な利益に最も合致するものだ」と呼びかけ、孫文が提唱した民族主義を用いて「統一」への目論みを前面に出した。


■「民主共和に道遠し」

 一方、三民主義の「民権」と「民生」には触れていない。100年前の辛亥革命は2000年以上続いた専制統治を打破したが、1949年からの共産党政権でまた専制統治に逆戻りした。今の中国では、民主・自由を求める活動人士が監視され投獄されており、厳しい情報統制の下で人々は真相から遠ざけられ弱者が切り捨てられている。際限ない開発で自然環境の悪化が深刻さを極めており、社会道徳も地に落ちている。食品問題や鉄道問題、庶民の日常に不安が溢れる。「民権」の萎縮と「民生」の困窮。継承者と自任する共産党政権の営みは孫文が掲げた三民主義からほど遠い。

 「『民権』を尊重しない国は『民族』の復興など実現できない」とドイチェ・ベレの記事は断言し、辛亥革命100周年に際し、当局は「自己満足ではなく、負い目と後ろめたさを感じるはずだ」と指摘した。

 中国人民大学の張鳴・政治学教授は、100年前は中国が制度の変革を迎えていたが、100年後の今も変革が迫っていると指摘。100年経っても中国は現代国家を建設する使命が果たせていないとの見方を示した。また、中国社会科学院の姜涛氏は、中国では「真の民主、平等は今も実現できていない」とし、孫文が目指す「民主共和には道が遠い」と語った。

 一方、辛亥革命のもう一人の当事者・台湾では10日、「中華民国建国」を祝う100回目の式典が開かれた。辛亥革命の翌年に成立した中華民国は、台湾で存続しているという立場をとる。

 9日の記念活動に参加した馬英九総統は、「国父・孫中山が中国大陸で実現できなかった理念を、台湾で徐々に実現してきた」「今日、台湾で実現された自由と民主は、国父の革命に恥じることはない」と、辛亥革命の精神を継承したのは台湾だと主張した。

 

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JSN■【緊急拡散依頼】<破天荒! 来週、中台艦艇、統一旗を掲げて合同演習を実施>

2010年09月12日 23時33分30秒 | 中台関係

今の時期に、中国と台湾が共同軍事演習を行うとは、重大なニュースですので、情報源を確認いたしました。
そして、私なりに鳴霞さんの訳文を参考にわかりやすいように翻訳いたしました。
特に政府、自衛隊、海上保安庁・マスコミ関係の方へ連絡・拡散をお願いいたします。

JSN代表 仲村
(中国語に詳しい方は、コメントでご指摘、修正のご協力をお願いします。)

http://www.zhgpl.com/doc/1014/4/2/6/101442640.html?coluid=0&kindid=0&docid=101442640


<破天荒! 来週、中台艦艇、統一旗を掲げて合同演習を実施>

台湾《連合報》の報道によると、中国と台湾は、共同海上捜索救助訓練を行います。

大陸の海上救難センターと台湾の沿岸警備隊は、来週木曜日、金門アモイ海域で共同捜索救助訓練を行うと発表しました。

難破船救援と医療避難、情報連絡の連携を含みます。

台湾の沿岸警備隊は合同演習を通じて、両岸の海の救助救援協力を強化すると述べました。

報告によると、中国海洋捜索・救助センターと台湾の沿岸警備隊は共通の統一旗のみを掲げます。

聞くところによると、昨年10月金門県政府の港湾所長の楊延標氏が率る「金港一号」のタグボートと大陸マカオにある海上捜索救助センターは、マカオ海域で模擬船舶火災救難訓練を行ないました。

今月16日に行われる台湾海峡両岸の共同海上捜索救難演習に、台湾の沿岸警備隊は初めて船舶を派遣します。

報道によると、台湾の沿岸警備隊は、金門艦など9隻のパトロール船、輸送部隊のヘリコプター金門県政府の艀船、また多くの動員を行ない、昨年よりはるかに大規模な演習になるとのことです。

台湾の沿岸警備隊によると、中台両方の演習状況の設定は、金門-アモイの海域で双方の船舶が衝突したところから始まります。

船舶事故の救難信号が発信され、両岸の捜索救難チームは即座に共同で救難行動を展開します。

演習は、海落者の位置、海流方向、レスキュー方式、負傷者の避難医療を含みます。

台湾沿岸警備隊のマネージャーは、両岸は、共同捜索救助訓練を開催することにより、単に発生するかもしれない海上船舶事故のために予め備えるためのものですと述べました。

両岸の主権の紛争を避けるため、双方に暗黙の了解があります。

台湾沿岸警備隊の航空機、前泊などでは台湾の沿岸警備隊の旗を掲げません。

その時、大陸の船舶は演習の共同旗だけを掲げます。


<原文>
http://www.zhgpl.com/doc/1014/4/2/6/101442640.html?coluid=0&kindid=0&docid=101442640


破天荒!两岸舰艇下周联合演练 挂统一旗帜

http://www.chinareviewnews.com   2010-09-10 13:22:49 


 中评社台北9月10日电/据台湾《联合报》报道,两岸的船舰将破天荒的举行海上联合搜救演练。大陆海上搜救中心与台湾“海巡署”下周四将在金厦海域演练联合搜救,包括船难救援、医疗后送与协调联系。台湾“海巡署”方面称,“透过联合演练,加强两岸海上的救难救援合作”。

  据报道,大陆海上搜救中心与台湾“海巡署”都只悬挂演练的共同旗帜。

  据悉,前年十月,金门县政府港务处长杨廷标领航“金港一号”拖船,和大陆厦门海上搜救中心曾在金厦海域举行海上联合救难演练,模拟船只失火的救援行动。本月十六日的两岸海上联合搜救演练,是台湾“海巡署”首度派船舰参加。

  报道称,台湾“海巡署”将出动包括“金门舰”等九艘海巡船舰,空勤总队直升机及金门县政府的接驳船,也动员参与,演练规模超过前年很多。

  据称,台湾“海巡署”表示,这次演练双方设定的演习状况,是两艘船舶在金厦海域碰撞,船只发出船难事故求救讯号,两岸搜救单位获报,随即展开共同救援行动,演练科目包括定位落海者位置、海流方向、救人方式及伤员后送医疗。

  台湾“海巡署”官员称,两岸藉举行联合搜救演练,“单纯是为可能发生的海上船难事故预作准备”。为避开两岸“主权”争议,双方都有默契,台湾“海巡署”参演飞机船舰都不挂台湾“海巡署”的旗帜,大陆方面届时只悬挂演练的共同旗帜。


JSN【緊急情報】9月16日に前代未聞の中台合同軍事演習開始か

2010年09月12日 12時07分09秒 | 中台関係

前代未聞の中台合同軍事演習16日から開始されるとの報道が台湾でありました。
中国と台湾が合同で尖閣諸島を奪いに来るという悪夢が近づいているような気がしてなりません。

現実は開戦前夜です。 尖閣諸島が奪われたら二度と取り返すことはほぼ不可能ですし、日本が中国の
植民地になる道が確定し、それをひっくり返す事も限りなく不可能になってしまいます。

今が日本国民の正念場です。政治家も国民も断固として日本の領土を守るという気概と行動を示す時です。

(JSN代表 仲村)

以下、鳴霞さんによる翻訳文です。

----------------------------
北京時間 9月10日 前代未聞の中台両岸共同の艦艇の連合軍事演習が来週から統一旗を掲げて行われるとの報道がありました。

台湾の「聯合報」によると両岸の船艦は破天荒であり、海上連合探索、救助、救難、医療の後送の連合演習を行ないます。台湾、海巡署と連合軍事演習を通して両岸の海上救難、救援の合作を強化すると伝えた。
そして、両岸の演習は共同の旗をあげると報道した。調査によると、台中連合の演習は昨年10月に金門県政府港務所長楊延標氏が率い、金港一号のタグボートと大陸マカオの海上捜索救助センターにマカオ海域で、海上連合救難演習を行った。

今月16日に両岸海上連合捜索救難演習は台湾の「海巡署」から首回で船舶を派遣して参加するといった。

また、台湾の「海巡署」は、金門艦など9艘の海巡戦艦、空中の勤務総隊のヘリコプターと金門県政府のはしけも動員して参加するという。

その規模は前年をはるか超えるものだと報道した。

台湾の「海巡署」の話によると、中台両方の演習状況の設定は、金門、マカオの海域上で両方の船舶が衝突したところがら始まります。
中台両方の捜索チームから報告があったれあ、すぐ共同で救助行動を展開します。台湾「海上署」の飛行機、船舶などは台湾の「海上署」の旗をかかげません。大陸の船舶は演習の共同旗だけを掲げますと伝えた。

<9月12日鳴霞>