横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

OSGeo.JPカンファレンス2日目

2007年11月11日 14時39分21秒 | OSGeo/FOSS4G

 大阪でのOSGeo.JPカンファレンス。2日目は土曜日ということもあり、KOF会場全体にはカジュアルな服装の参加者が目立つ。我がOSGeoもそうで、結構リラックスしている。

 まず、お昼前にKOF会場のステージにて、OSGeoの紹介をホームページを使って行う。
 オープンソースの愛好家の中でも、地理情報系の興味を持った人が必ずいるはずだが、それに比べてまだOSGeoの存在は国内では知られていない。そう言う意味でも、とても良い機会で、15分間思いっきり宣伝をさせてもらう。
 KOFの参加者の中でも、海外からの参加がこれだけ多いのはOSGeoだけで、そこは目立っていた。もう少し時間があれば、いろいろデモなどを見せてPRをしたかったが...
 ステージでのPR

 午後からは、OSGeo.JPカンファレンスが開催される。
 まずは、Schuyler ErleからのGeospatial and the Neogeographerと題する講演。
今まで専門家だけの「地理情報」分野が、Webのメインストリーマ達によってどんどん統合されている状況を解説。続いて、今年5月末のWhere2.0カンファレンスでのスライドを流用しながら、OpenLayersやOpenStreetMapなど彼の活動を紹介。エキサイトすると早口になる彼の、それはそれは弾丸のような早口の英語、そしてパラパラ漫画のようなスライドのスピードで、せっかく彼がしゃべる冗談も、参加者の多くは置いてきぼり...かな?
 早口過ぎるのが玉に瑕...

 続いて、待望の日本語で登場した応用技術株式会社の林さん、木村さんによる「ハウツーエンジョイ MGOS・MGAid+事例紹介」。MapGuide OpenSourceもバージョンが1.2になって、完全に実用領域になってきて、それを有効活用するツールとして自社開発したMGAidの紹介を行う。今ここは最もMapGuide OpenSourceを理解しているチームで、きちんと動作を確認して業務としてのサポート体制を組んでいる。
 応用技術の林さん

 同じく木村さん
 ちなみに、OSGeo.JPのサイトをハウジングしていただいている”大スポンサー様”でもある。

 続いては、大阪市立大学大学院創造都市研究科のSarawut Ninsawatさんによる、「マン-マシン・インタラクションによる参加型オープンソースGISフレームワーク」と題した講演。センサーによるリアルタイムのデータをSOS(Sensor Observation Service)によって提供するだけでなく、最近話題のWPS(Web Processing Service)でWebからそうしたデータを元に分析処理を行う、というアプローチを説明した。Webの時代でなければ、このようなダイナミックなアプローチは実現しない。個人的にこの辺はとても興味がある。
 大阪市大のSarawutさん

 次に、産総研グリッド研究センターの岩男弘毅さんによる「GEO Grid: 地球科学研究のためのITインフラストラクチャーの開発」。衛星探査などにより、現在世界中の地表(あるいは地盤)の膨大なデータが収集されつつある。GEO Gridはこうしたデータを統合して、標準的な使用に基づき公開するためのインフラを構築するという、国家レベルのプロジェクトである。私もこのプロジェクトには高い関心を持っている。
 産総研の岩男さん

 「こんなに簡単!オープンソースWebGISを30分で立ち上げよう!」という触れ込みで、オートデスク株式会社の井上さんによる、マジに持ち時間の30分でMapGuide OpenSourceのダウンロードから実際のWebサイト構築までをやってしまうという、ライブプレゼンである。見事30分で出来てしまう。ベンダーの掟として、最後に商用製品の宣伝も忘れないのはさすが!
 オートデスクの井上さん

 カンファレンス最後の講演は、オークニーのダニエル・カスツルによる、「PostLBS最新情報-オープンソースで作る経路探索サイト」である。この講演は何と日本語で行われた。ダニエルはこの日本語の講演とそのスライド(半分以上日本語)のために相当準備をしてくれたのだが、私が英語のプレゼンをする苦労を思うと、彼も大変だったと思う。
ダニエル(右)、左は開発者のアントン

 内容は、pgRoutingの開発に関する最新情報で、様々な道路交通規制にも対応したアルゴリズムのリリース、マッシュアップ可能なWRS(Web Routing Service)のデモを行った。WRSは、OGCの規格ではなくて、Webからのリクエストに対して、結果をGeoJSON, GML, WKT, KMLで返して来るという、今回初めて提案したものである。

 一応これで講演終了、というタイミングで、またまたSchuylerが飛び入り参加で「5分間だけのLightening Talk」。今度は、OpenStreetMapのPRである。
 OpenStreetMapは、ロンドンで始まったプロジェクトであるが、欧州など世界各国に広がり始めている。しかし、アジア地域は暗黒地帯である。
ロンドンはものすごい充実ぶり

 彼は、日本でもOpenStreetMapに参加しよう!と呼びかけたのだ。
日本では、(私は知らなかったけど)東京の一部の地図ができはじめている。
対して、東京は....

 まだまだ、地図とは言い難いが、コントリビュータがいるではないか!
 (ということで、彼のこの話は簡潔でわかりやすかった。)

 最後に、OSGeo財団日本支部の年次総会。
野田さんから、現状と方針についての説明を行った。
現在、規約の作成を行っており、また、資金面での枠組みも検討しており、後日、OSGeo.JPのホームページで提案を行う予定である。

 ということで、2日間にわたって、濃いテーマが凝縮されたカンファレンスが終了した。参加いただいた皆様には、心から感謝したい。

 はなはだ準備不足気味のPRにもかかわらず、会場は2日間とも満席で、ホッとすると同時に、これだけの内容があるのだから、もっと皆さんにPRをしないといけないと責任を感じた。

 12日午後に東京で「OSGeo.JP東京ミーティング」が開催されるので、今回大阪に参加できなかった人も、TylerとSchuylerも東京に出席するので、ぜひ東京にお越しいただきたい。誰でも参加可能、しかも無償である。ぜひお会いしましょう。


OSGeo.JPカンファレンス1日目

2007年11月09日 23時14分58秒 | OSGeo/FOSS4G
 今日からOSGeo.JPカンファレンスが始まった。
 私の会社からは10名を超えるメンバーが参加することもあり、朝からさながら社員旅行状態(社員旅行がOSGeo.JPカンファレンスなんて会社は相当やばいが)。新幹線に乗った途端に大半のメンバーがノートPCを広げるのも、周りからか~なり浮いている。仕事をやっているのか、単にヲタをしているのか私にはわからないが、と思いつつ、私もイーモバイルの使い勝手を楽しみながら、未完成のスライドを仕上げる。ふぅ...おまけに土地に不慣れなだけでなく、日本に不慣れなメンバーもいるため、引率にはちょっと苦労。

 電車を何度か乗り換えて、ようやく着いたのが大阪南港、噂には聞いただけあるが、巨大なビルがポツンと建っていて、その向かい側に目指すATCも、どう考えてもバブルの遺物の意匠を醸し出している。なんだかとっても税金が痛い感じ...
 これは何でこんなところにあるの?

 ATCマーレのすごい吹き抜け、維持費だけで死んでしまいそう...

 ともあれ、ぶっ飛んだ建物が、KOFの会場、すなわちOSGeo.JPカンファレンス会場である。

 OSGeo.JPカンファレンス会場は60名ほど入る講義室である。特に事前登録も大々的なPRもしなかったのだが、見事にほぼ満席となった。この世界の常連さんも揃い、「どうも、ご無沙汰してます!」「この間はビクトリアでありがとうございました」的な挨拶も多い。
 ほぼ満席

 最初は、Tyler Mitchellによる、OSGeo財団の説明。彼がオープンソースGISツールを使い始めたきっかけから始まり、OSGeo成立の経緯、その役割、その後の成長、そしてこれからの使命等をわかりやすく説明した。ところで彼は、このために日本語の勉強をしたそうで、(その割には使うチャンスが少なかったかな)私に送ってくるメールでは、挨拶には必ず日本語が書かれている。
 ご存じTylerさん

 続いて、ラガワン隊長と小生の挨拶と諸説明。45分と多めの時間を取っていたが、30分ほどで簡単に終えて次の講演にバトンタッチ。

 基調講演の2番目はGRASS開発メインストリームのMarkusによるもので、彼は大阪が2回目である。1回目は2004年で、大阪市大の招きで来日した。(時効なのでばらすと)この時は、DMSolutionsのJeffも来日し、ラガワン隊長を交えて彼もいっぱいお酒を飲んで、翌日青い顔をして講演をしていたのを覚えている
 さて、GRASSも6.3が出て、次からは7の開発が本格的に始まるとのこと。Windowsのネイティブ環境での動作や、様々な機能(OGC関係)などの紹介、他のツールとの連携に続き、彼が担当したプロジェクトでの活用事例をいくつか説明してくれた。今、GRASSには多彩な機能が実装されており、それを余すところ無く使っている。すごい。
 Markusの講演

 ところで、Markusの講演の途中であいつで2名の海外からのメンバーが到着した。一人は、オートデスクのGeoffで、予定通り。もうひとりは、Schuyler、そうあの飛び入りで来ることになっちゃったあの人。朝成田について、新幹線に乗って、地下鉄を乗り継いで、しかもわかりにくい建物の中を一人で良く来られたものだ。

 Lorenzoによる講演を始めようとしたところ、彼だけでなくSchuylerも立って一緒に並んでいる。司会進行の私には??だが、どうやら急遽2名で講演をするつもりのようだ。私はこういうアドリブ的な事態には慣れている方なのだが、着いていきなりだから、その行動力に驚く。
 (Schuylerは、12日の東京ミーティングも出る!と意思表明。また賑やかになるぞぉ)
 Schuyler(左)、Lorezo(右)
2人は、ka-MapとOpenLayersそれぞれの説明とデモを行い、最後に、WPSというWebサービスを介してGRASSによる処理結果をOpenLayersにオーバーレイするデモを見せてくれた。文章で書くと簡単なのだが、こうしたことができるようになったのは、ほんの2ヶ月ほど前、ビクトリアでのカンファレンスのあたりからだ。ともかく、この2人は世界でも最も早い領域を走っている。あまりにもさらりとやっちゃうので、昔からあるような錯覚に駆られる。

 本日最後の基調講演はオートデスクのGeoffである。
 Geoff Zeiss
いつもはもう少し時間があって、ゆっくり話してくれるのだが、今日は持ち時間の45分が足りなかったのか、早口でしかもスライドをパラパラとめくっていく。一部ビクトリアでのカンファレンスでも聞いた内容と重複しているが、彼が主張しているのは、地球環境の悪化、社会インフラの老朽化、人口の高齢化など、社会が抱えている問題をどうやってGISが解決できるのか、という問題意識で貫かれている。

 本日は基調講演ばかりで終わり、その後、KOF全体の懇親会に合流参加した。
全部で200人くらいはいるのだろうか、結構賑やかで勢いがある。我がOSGeo.JP一行からも多数参加し、あちらこちらでつもる話を延々と2時間以上(まだ足りない)。開場の関係で懇親会は終了したが、体力的にはそれが限界。会場を離れ、ホテルへと向かう。

 ニュートラムでチャオ!

会場からはニュートラムに乗って、そのすぐ次で地下鉄に乗り換える。何と不便な交通ネットワークなのか、と思うが、我が地元の「横浜新都市交通(シーサイドライン)」みたいなものだ(実際に車両は同一みたい)と思えば良い。でも、何かずいぶん違うような気もするが。

This just in - 何と飛び入り参加でもう一人!

2007年11月08日 10時39分59秒 | OSGeo/FOSS4G

我らが隊長、なにわのインド人ことラガワン先生から、臨時ニュースが先ほどもたらされた。

何と、OSGeo.JPカンファレンスに、飛び入りでもう一人海外から講演者が来場するそうだ。

その人とはSchuyler Erle、Google Maps Hacks と Mapping Hacksの著者で、OpenLayersの開発者としても知られている。彼は、今ローマに滞在していて、日本時間の9日朝に成田に到着し、その足で大阪に向かうとのこと(隊長の”呼び寄せ手腕”もすごいが、彼の”来ちゃう”行動力が実にすごい)。

ともあれ、彼の講演枠時間をアレンジする必要があるが、9日では飛行機の遅延などがあると厳しいので、おそらく10日(土曜)の時間をやりくりすることになるだろう。

ということで、調整にはいるので、カンファレンスプログラムについては、更新情報のチェックを時々チェックをお願いします。


いよいよ明日からOSGeo.JPカンファレンス開催です

2007年11月08日 10時15分44秒 | OSGeo/FOSS4G

いよいよ明日から「OSGeo.JPカンファレンス」が大阪南港ATCで開催されます。
カンファレンス概要
http://www.osgeo.jp/?page_id=13
カンファレンスプログラム
http://www.osgeo.jp/?page_id=8

ご存じの通り、カンファレンスは「関西オープンソース」の一部として開催される
ため、”GISフリーク”以外にもたくさんの人が来場すると思われます。

カンファレンスは、午後のみのプログラムとなっていますが、関西オープンソース
のイベントは午前中も開催されていますので、興味のある展示やテーマがあれば、
どうぞそちらにも出席をしてください。

なお、会場は”ちょっとわかりにくい場所”にあるそうです。
そのため、迷っても困らないように、少し時間のゆとりを持ってお越しください。

なお、アクセス方法は、
http://www.imedio.or.jp/imedio/access/index.html#access3
にございます。

運営委員一同、会場にてお待ち申し上げておりますので、ぜひ声をおかけください。

 


週末は大阪、来週明けは東京へ

2007年11月05日 19時09分21秒 | OSGeo/FOSS4G

 いよいよ、OSGeo.JPのカンファレンスが今週金、土と大阪で開催される。

大阪での目玉は、まず海外からの4名の講演者達である。
これほどの布陣は、他ではなかなか見られない。ラガワン隊長の強力なアプローチが実った結果だ。英語のわかる人も苦手な人も、ともかく参加してみて、どんな人で何をやっているのかを体感してみることに意義があると思う。

次なる目玉は、日本の最前線を知ることができるセッションの数々だ。FOSS4Gツールは、様々な分野で様々な利用がなされている。それに触れる貴重な機会である。

もちろん、FOSS4Gコミュニティ形成の場として、参加して、情報交換、意見交換をする場として大いに活用して欲しいと願っている。


さて、明けて12日に東京で開催される「東京ミーティング」は、大阪でのOSGeo.JPカンファレンスのコンパクト版に留まらず、国内での貴重な事例を知ることができる必見の場でもある。

わずか半日の時間であるが、中身の濃さでは大阪に匹敵する。首都圏にいて、大阪に行く機会が持てない人は、ぜひこちらに出席をしていただければと思う。

・カンファレンスプログラムはそれぞれ
大阪 http://www.osgeo.jp/?page_id=8
東京 http://www.osgeo.jp/?page_id=11

いずれも、参加無料、事前登録不要です。
それぞれ懇親会もあるので、ぜひその場でもお会いしましょう。


ようやくイーモバイルを購入

2007年11月04日 21時09分53秒 | ビジネスetc

 モバイルでの仕事が結構多い私は、早くから携帯電話やAirH”によるインターネットアクセスをしてきたのだが、実はもう何年も前から32kとか64kというスピードは、「仕方なく我慢するものだ」と思ってあきらめていた。128kや256kがウィルコムでは使えるが、月額の料金の高さを考えると、到底選択肢に入らなかった。

 イーモバイルが今年春に登場した時、そんな夢のような通信手段があるんだ、と感激したのだが、当初は横浜の南はずれは「サービス圏外」で、しばらく待たざるを得なかった。都内で知人と会うたびに、一人、また一人とAirH"からの乗り換えユーザーが増えているのをうらやましく思ったものだ。そして、都内から横浜に戻る電車の中で、いつ終わるともわからない、ちんたらメール受信に耐えてきた。しかし、毎日100通を超えるスパムメール、容赦なくメールに添付される巨大ファイル、、、もう限界だった。

 どうやら自宅の周辺もエリア圏内になったらしい、ということに気がついたのが先月。そして、今日、近所の店で購入してきた。

 購入したのは、一番ベーシックなD01NE。愛用のLet's Note R3に差しっぱなしで使うのでこれで十分。自宅に持ち帰り、セットアップすることわずか15分程で、ワイヤレスブロードバンド環境を手に入れることができた。

 使ってみての感想、「もう、手放せない」の一言。知人の誰かも同じことを言っていたが、まさにその通りだ。自宅内なので、無線LANも有線LANもあるのだが、わざわざそこに接続しなくても、メールやWebブラウジングに限定するならばイーモバイルのままで全然不自由しない。これだったら、会社の近所のカフェに出かけて一人集中して仕事をしたり、電車の中でWebブラウジングをしたり、客先でデモを行ったりが問題なくできる。これらはAirH"ではできないことはないが、とても実用にならない。

 名古屋や大阪などの主要都市でのサービスも広がっているので、もうAirH"は必要ではなくなるだろう。支払い差額を考えても、これは十分に価値のあるサービスだ。

 ちなみに、このカード端末はアンテナを垂直に立てることができるようになっている。この手の仕組みはAirH"のデータカードでも見られるが、イーモバイルのような高速通信の場合は、アンテナの角度によるパフォーマンスの違いがかなりはっきりと出る。基地局が垂直偏波(垂直型アンテナによる電波)であるから、当然移動局(データカード)も垂直偏波にあったアンテナの立て方のほうが、送受信効率が断然良い。
 ...などと、しばらくは結構楽しめそうだ。


Degree Confluence Projectというヲタな世界から

2007年11月03日 17時30分22秒 | 地理情報関連
 ビクトリアでのFOSS4G2007ワークショップのコーディネーターで大変世話になった”親切なおじさん”こと、Dave Pattonが、金曜日に会社を訪問した。ちょうどつくばで仕事があるために来日していたのだが、帰国日前にようやく時間が取れたということで、わざわざ来てくれた。

 DaveはDegree Confluence Projectという、非営利の国際プロジェクトを運営している(彼の本業は独立自営のITコンサルタント)。このプロジェクトが目的としていることは、緯度経度が整数値で交わる地点に出かけていって、その写真を撮ってきて報告するという、何とまぁヲタな(暇人な)国際プロジェクトで、FOSS4Gとどういう接点があるのかどうかは、う~ん、わからない(笑)。
 ところが、緯度経度の接点毎に情報が集まってくると、それはそれで標高、土地利用、気候、表面地質などの貴重な地理的データ集となる。このプロジェクトが最初からそれを狙ったわけでは全然無いようだが、ともかくそこに目をつけた人たちがこのプロジェクトの価値を評価したりしている。

 ところで、来年のFOSS4Gカンファレンスは南アのケープタウンで開催される。ケープタウンは治安が悪いことで知られているが、Daveの話によると、「安全地帯」と「そうでない地帯」が分かれており、皆安全地帯を出ないのだが、あるカンファレンスで、安全地帯内での移動ですら、基調講演者6名が移動したらうち1名が強盗にあったそうだ...結構難儀な都市のようだ。ウチのロシア人氏は「それならロシアよりも安全だ」と言っているのだが、私は日本人だし、、、さて来年はどうしよう、とビビってしまった。