横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

ようやくイーモバイルを購入

2007年11月04日 21時09分53秒 | ビジネスetc

 モバイルでの仕事が結構多い私は、早くから携帯電話やAirH”によるインターネットアクセスをしてきたのだが、実はもう何年も前から32kとか64kというスピードは、「仕方なく我慢するものだ」と思ってあきらめていた。128kや256kがウィルコムでは使えるが、月額の料金の高さを考えると、到底選択肢に入らなかった。

 イーモバイルが今年春に登場した時、そんな夢のような通信手段があるんだ、と感激したのだが、当初は横浜の南はずれは「サービス圏外」で、しばらく待たざるを得なかった。都内で知人と会うたびに、一人、また一人とAirH"からの乗り換えユーザーが増えているのをうらやましく思ったものだ。そして、都内から横浜に戻る電車の中で、いつ終わるともわからない、ちんたらメール受信に耐えてきた。しかし、毎日100通を超えるスパムメール、容赦なくメールに添付される巨大ファイル、、、もう限界だった。

 どうやら自宅の周辺もエリア圏内になったらしい、ということに気がついたのが先月。そして、今日、近所の店で購入してきた。

 購入したのは、一番ベーシックなD01NE。愛用のLet's Note R3に差しっぱなしで使うのでこれで十分。自宅に持ち帰り、セットアップすることわずか15分程で、ワイヤレスブロードバンド環境を手に入れることができた。

 使ってみての感想、「もう、手放せない」の一言。知人の誰かも同じことを言っていたが、まさにその通りだ。自宅内なので、無線LANも有線LANもあるのだが、わざわざそこに接続しなくても、メールやWebブラウジングに限定するならばイーモバイルのままで全然不自由しない。これだったら、会社の近所のカフェに出かけて一人集中して仕事をしたり、電車の中でWebブラウジングをしたり、客先でデモを行ったりが問題なくできる。これらはAirH"ではできないことはないが、とても実用にならない。

 名古屋や大阪などの主要都市でのサービスも広がっているので、もうAirH"は必要ではなくなるだろう。支払い差額を考えても、これは十分に価値のあるサービスだ。

 ちなみに、このカード端末はアンテナを垂直に立てることができるようになっている。この手の仕組みはAirH"のデータカードでも見られるが、イーモバイルのような高速通信の場合は、アンテナの角度によるパフォーマンスの違いがかなりはっきりと出る。基地局が垂直偏波(垂直型アンテナによる電波)であるから、当然移動局(データカード)も垂直偏波にあったアンテナの立て方のほうが、送受信効率が断然良い。
 ...などと、しばらくは結構楽しめそうだ。