横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

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みなとみらい昼食難民生活も早くも半年か...

2008年06月12日 19時35分13秒 | スローライフ
 みなとみらい生活もほぼ半年が経過した。昭和の香りがする「農協オフィス」から、いきなり21世紀のモダンなオフィスビル街に来てしまったので、慣れるまでにずいぶん時間がかかってしまった。

 しかし、昼食だけは相変わらず難民生活を余儀なくされている。1階にある台湾料理店にしばらく通ったが、さすがに飽きが来て、最近は隣のビルにある一杯飯屋(チェーン店)に行くようになっている。私は和食派なので、この一杯飯屋は気に入っている方だが、午後1時をまわってもいつも込んでいて、なかなか落ち着く場所がない。

 ところで、この飯屋の正面から向こう側(北側)は、タワーマンション街である。ここ2年くらいで急に建設が進み、横浜ベイブリッジからみなとみらい地区を眺めると、タワーマンション群が壁のようになって壮観である。駅にも近く、絶景なのでホテル的な生活を楽しむには間違いなく魅力的だと思うのだが、”昼食難民”の目からすると、生活の便がとても悪いように思う。

 壁のようにそびえ立つ

 特に、家族持ちにとっては、近隣には食料品店、小学校が無いし、大型ビルの建ち並ぶ整然とした区画は、ドラえもんに描かれる普通の子供ライフとは無縁である。私の家族が、ここに移り住むというのは、ちょっとなぁ...と思う。

 ネットで検索してみると、それほど広くない間取りでも30万円くらいの家賃で、横浜地区でもダントツに高い。大量に貸しに出されているところを見ると、不動産投資ファンドが一括購入して、運用のために貸しているように思われる。かなり割高の設定なので、まだ空室が相当あるようだ。実際、夜になっても明かりのついていない部屋が多い。まるで上海郊外で見た、投資のためで、人が住まないマンションのようでもある。

 みなとみらい地区は、今後色々な大型ビルが造られる予定だが、できればできるほど人間味が消されて、殺伐としたエリアになっていくように思う。ただ、そうした砂漠のような完璧にドライな感覚を好む人もいるだろう。もちろん、わたしはそう思えない方だが...

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