横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

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Apple WatchでポケモンGOができるようになり、また一つWatchの使い方が増えた

2016年12月24日 14時54分27秒 | スローライフ
昨日からApple WatchでポケモンGOができるようになり、また一つWatchの使い方が増えた。

iPhone3Gが発売された2008年7月11日、仕事を遅刻してソフトバンクショップや量販店をかけずり回って何とか入手した。
iPadも同様に発売と同時に入手した。
iPhoneとiPadは、入手したその日から「使う価値が直感できる」存在として、私のライフスタイルを色づけてくれた。特にiPhoneは、これ無しに何もできないくらいの大切な存在になった。

そして、2015年4月に発売されたApple Watch。当然・・その日に注文して入手した。
しかし、1ヶ月ほど使ってみて、結局腕にはめるのを止め、自宅の机の脇で埃をかぶるようになった。
18時間しか持たない電池、わざわざ腕を傾けなければならないと時刻が表示されない、アプリの動作が遅い、結局iPhoneを取り出さなければ大したことはできないなど、実際に使ってみて結構落胆した。

電車での秒刻みの乗り換えを余儀なくされる首都圏民の私にとって、それまで愛用していたカシオの電波時計はパーフェクトだった。しかし、Watchは、その時計としての完成度がまず低く、あらゆるアプリも動作が遅くて、実用にはまだ遠いと思った。フィットネスに興味のない私には、Watchに何か新しい価値を見いだせなかった。そしてカシオの電波時計に戻った。

それから1年半が経過した今年9月、Watchは新しいバージョンを発売し、それはSuica対応になった。私のWatch自体は古いので残念ながらSuica対応しないのだが、OSが新しくなって動作が幾分速くなり、電池も今まで以上に持つようになったという記事を目にした。そこで、もう一回使ってみようかと思い立った。

実際に使ってみたら、確かに動作も改善されたし、アプリの機能も洗練され始めていることがわかった。ただ、それでもまだ、日常的に使うものかどうか疑問に感じていた。いつまた放置してもおかしくないくらいだった。

10月下旬にiPhoneのマップアプリが交通機関の乗換対応になり、iPhoneのマップアプリと連動して、ガイダンスがWatchに表示されるようになった。
私にとっては、これが「閾値」を越えたのかもしれない。

使うにつれて次第に手放しづらくなってきたところで、今回のポケモンGO対応が来た。機能としてはまだちょっと足りないけれども、ポケモンGOに熱中している私にとって、もうカシオには戻れなくなったかな、と思う。多分、数ヶ月後にはWatch2を買っているような気がする。
 ポケモンGO対応

新しいカテゴリのガジェットが実用品として浸透するまでには、メーカー側もユーザー側も忍耐が必要だ。「使う価値がある」理由を紙を1枚ずつ重ねていくように、少しずつ増やしていくプロセスには時間もお金もかかるし、受け入れるリテラシーも必要だ。

WatchはiPhoneのような万人のライフスタイルを変えるような存在では無いと思うが、「移動する人」「運動する人」を中心に、今後じわじわと浸透していくように思う。

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