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横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

みなとみらいは厳戒態勢

2008年05月09日 22時26分33秒 | スローライフ
 「5月9日は外国の要人が来日するので、通行規制があります」という立て看板がしばらく前からあちらこちらに立てられ、入居しているビルの管理会社からももう少し具体的な案内が回ってきた。最初は「誰が来るんだろうね~」なんて話していたら、何のことはない、中国の国家主席がみなとみらいに来るのだった(と、知ったのは一昨日)。

 今朝は会社まで車で向かったのだが、みなとみらい地区に入ろうとすると多数の警官に睨まれてしまった。幸い悪人に見えなかったみたいで、行く先々の交差点で睨まれただけでスルー。何も遠慮することはないのだが、すごい威圧感。車線を極端に絞っているので、車の流れも悪くスピードも出せない。これで右翼の街宣車が近づくのを食い止めるのだろう。(実際、多数の街宣車がみなとみらい地区から完全にシャットアウトされていた)

 12時を過ぎたあたりから、インターコンチネンタル周辺は車両が全く入れなくなり、走る車はパトカーのみ、歩く人は警察官ばかり、という状況になった。上空にもヘリコプターが飛び、ここはどこの国なの?状態である。 ...と、私の会社からはそっちの方向が目の前に広がっているので、手に取るように警備の動きがわかる。仕事そっちのけ、というわけにはいかないので、時々しか眺めていなかったが、12時半よりも少々前に、ワンボックスカーなどを連ねた(おそらく)ご一行様がホテルに入って行く瞬間を目撃。そこで神奈川県知事との昼食会があった(らしい)。その後、中華街経由で山手の中華学校を視察するという話を聞いたが、警察の警備は3時近くまで続いていた。ともあれ警察の人たちはご苦労さまである。

 10年ぶりの来日というし、今回の来日の前には餃子、チベット、聖火リレーなど、何かと物議の多い隣人でもあるので、このレベルの厳戒態勢は仕方がないだろう。首脳会談での成果が1億円パンダだけだったという酷評も聞いているが、何はともあれ10年間途絶えていた交流が再開できただけでも良かったと思うべきか。世界中どこに行っても中国人パワーはすごいし、今や経済的にも巨大な存在である。両国の体制が根本から違うが、それは尊重しながら互いの実利をチューニングしていくことが絶対必要で、今回ようやくその入り口に来たと言えるのだろう。

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今日は・・・ (玉置三紀夫)
2008-05-10 09:35:35
中国の胡錦濤国家主席は本日午前、奈良を訪問中です。昨日から近隣府県の機動隊の車が行列を作って通っています。法隆寺→唐招提寺→平城宮跡を見学し、奈良県知事主催の昼食後はパナソニックの工場(門真市)見学の予定だそうです。すごい交通規制がかかっていると思いますので、今日は自宅で静養します。

ところで、森さんも指摘していましたが、どんな思惑や背景があるにしろ、国家のトップ同士が往き来することは大事です。まず、その点は評価すべきでしょう。それと両国の歴史(認識)上、わだかまりが一瞬にして消えることも有り得ません。しかしながら、この両国は、その経済関係において既に結びつきを解消できない領域に入っていることも事実です。

いずれ中国も日本のアニメや漫画で育った世代が社会の中枢を担う時期が来ます。それまで決して戦争にならないような努力が重要課題だと思います。
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