横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

WX320Kを使い始めて

2007年04月14日 21時36分04秒 | スローライフ
 2004年7月から使い始めた初代京ポンは、音声+パケット定額という魅力もあって、それまでのJ-Phone(既にボーダフォンとなっていたが、端末は東芝製のJ-Phoneブランドだった)から妻と一緒に乗り換えた。TCO(トータルコスト・オブ・オーナーシップ)ではとても優れていて、それまで夫婦で月額1万5千円を下らなかった請求が、1万円を超えることが無くなった。

 使い続けていると、カメラがたったの11万画素、液晶が鮮明でない、仮名漢字変換が貧弱でメールが打ちにくいなど、携帯電話の水準と比べてどうかな、と思うスペックが気になりだした。それに加え、32kの帯域幅でのAirH"でのメールの送受信がそろそろ限界になってきたので、標準で64kに対応している最新版の京ポンに乗り換えた。

 WX320Kは、液晶はQVGA、カメラは130万画素、ワンセグはない、ミュージックプレイヤーにもならないなど携帯電話と比較すると一時代遅れのスペックである。Operaブラウザという魅力もあるが、最近は携帯電話でもまともなブラウザが標準で乗っかるようになったので、それだけではあまり売りにはならない。それでも、初代の京ポンにくらべれば、あまり携帯電話の最新機能にこだわらない私にはかなり満足である。それに、最近の携帯電話は、やたらに多機能なので大きくて重いし、薄さを追求しすぎるものは電池が持たないし、その点320Kは105gしかないし、PHSのメリットである電池の長持ちがキープされている。肝心の帯域幅であるが、32kと64kでは倍になったこともあり、その違いははっきりわかる。ただ、64kになったところで、メールの送受信が快適なレベルにはほど遠いし、Webブラウジングは忍の一字である。契約を変えればその倍の128kまで使えるが、それでもWebブラウジングが快適になるとは言えないし、その割に料金はまだまだ高い。

 そこで、最近気になっているのはここ。最大3.6Mbpsで月額固定5980円はすごい魅力である。私の自宅付近はまだサービスエリア外であるが、夏までには対応されるようだ。ただ、私はPDAには全く興味がない。なぜなら、いつもフルスペックのミニノートPCを持ち歩いているからで、欲しいのは通話とデータ通信機能を持った端末である。思い切って320Kは音声専用端末として割り切ってしまい、2900円ポッキリで使い、イーモバイルのデータ専用端末をPCに突っ込んでブロードバンド対応にしてしまおうかと思う。ただ、そうなるとまだまだ狭いサービスエリアが足かせとなる。データ通信に関してはなかなか決定打がない。

 そういえば、数日前に東芝がWillcomに夏に再参入すると聞いた。J-Phone時代には東芝端末を愛用していたので、結構楽しみである。ひょっとしたら「全部入り」かもしれないな、と期待するのだが、320Kを買ってしまった直後だけに、縁がないかも。