横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

FOSS4G2007はカナダのビクトリアで開催

2007年01月18日 07時51分00秒 | OSGeo/FOSS4G
 今朝届いたニュースで、次回(今年)のFOSS4Gカンファレンスがカナダのビクトリアで開催されるとアナウンスされた。そして、Webサイトも同時オープン。
 カナダのビクトリアは、ブリティッシュコロンビア州のバンクーバー島にあり、美しい街並みで知られているが、FOSS4Gの世界では「PostGISを開発しているRefractions Research Inc.があるところ」として有名だ。それもあって、強力なカンファレンスホスト企業がいて安心だ。(ちなみにPostGISはOSGeo財団のプロジェクトではなくて、”Friend of OSGeo”という立場)

 昨年9月の段階では、アジアのどこか(日本だと物価が高すぎるので)タイのバンコク、インドのどこか、という話があったが、結局落ち着き先は北米に。現実的には無難な選択かもしれない。

 昨年の秋のローザンヌでは550名の参加者であふれたが、今度はどうだろう。地理的には北米や東アジアからの参加は楽だが、欧州からだとちょっと遠い。ローザンヌのカンファレンスは、実に様々な国からの参加者であふれたが、東欧や中近東、アフリカ、南アジアからだと大変かも(ビザの発行も)。それでも、好きな人はどこに住んでいても、ビザの発行の困難を乗り越えてでも行くはず。

最先端を支えるもの

2007年01月18日 00時33分04秒 | スローライフ
 仕事の打ち合わせで、都内のとある大学を訪問。駅から至近の抜群の立地にそびえ立つ校舎群。ゴミ1つ落ちていないキャンパス...しかもうれしい禁煙!
 私の学生時代の常識では考えられない清潔さ

 立派なオフィスビルのようなエレベータを上がると、そこは情報工学科のフロアが広がっている。学生達が研究をしている大部屋はまるで金魚鉢のようにガラス張りで、実にオープンで明るい。肝心の学生は、今時の学生らしく、ブカブカであんまりパリッとしない格好をしているが、きっと中身は洗練されているはず。

 当然のことながら、最新鋭の機器が揃っている。たとえばこれ。見たことがなかった。

ガラスに映し出す特殊スクリーン(後部上方の2台のプロジェクタから投影)
まるで科学にあこがれた70年代の小学生(私のこと)が夢見たSFの世界。

ふと、傍らに目を向けると、やややっ?これは何だ?!
 研究は根性で乗り切るぞ!

金魚鉢の部屋の扉に垂れ下がるスローガン、浪花節っぽい、というかまんま。やっぱどんな最先端の機器で揃えても、根本は気力と根性ということか。少し我が社も見習わねば...?