平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録1月27日(木)

2022-01-27 07:25:37 | アマチュア無線

本日午前7時快晴-2.1℃ 気温氷点下 大霜 厳寒

【もう一つのAPRS衛星】Tsuru「鶴」JG6YMX 検索すると1998年11月20日に打ち上げられたとありますが、これは何かの間違いでしょう。IDの番号からしても24年も前に打ち上げられた衛星であることはあり得ません。←分かりました。ISSから放出された衛星はこのように表記するようです。つまり1998年11月20日はISSの組み立てが終わり稼働を開始した日(もしくは、一番最初にISSの筐体が打ち上げられた日)と思われますTwitterに、ここでAPRSの通信実験をするとあります。IDは「47927」nasabare.txtの中にもこの名でTLEがあります。周波数はISSのARISSと同じ145.825MHz ボーレートの表記はありませんが、1200bpsのはずです。実験をするパス(日本時間)1月27日(木)14:00~14:11 1月28日(金)21:08~21:19 1月30日(日)①12:44~12:54 ②20:49~21:00

↑ Tsuru「鶴」は、当Blogの月別衛星概況によれば、2021年10月6日にISSから放出されたようです。真面目に追ってなかったので、詳しい情報は残してありませんでした。Birds-4シリーズとして4機同時に放出されたようですが「Maya-3/4の信号確認」とあります。現在IDが付いているのはこのTsuruと「Maya-2」「GuaraniSat-1」の3機だけです。

【Tsuru】「鶴」14:02 受信失敗 信号受かりましたが「ピギャー」でなく、線も細く「サッー」だったので9600bpsと勘違いして設定し直そうとしているうちに行ってしまいました。1200bpsで間違いなく、皆さん「1700」のところでデコードしたようです。

【AO-91】09:17 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JK1XLD 途切れ途切れで、パス中1/3くらいの時間しかONになっていませんでしたアップに地上違法局(多くはトラッカー)の酷い混信があり、日中トラックが動いている時間帯はどうしょうもない。由々しき問題

【HO-113】「XW-3」「CAS-9」10:27 V/U ■交信(SSB)JA1FMU JA2NLT ■受信(SSB)JA4GVA (CW)JK3HFN

【NOAA-18】10:47 受信周波数137.9125MHz SDR#1830 WXtoImg 前後ノイズが入りました。

【ISS ARISS】16:06 APRS Packets ■受信 JA3FWT 当局は一つも上がりませんでした。

【SO-50】16:52 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JH6QOK JR6UEK JA7TTU JA2NLT ■受信 JQ3BUM

【AO-27】18:40 V/U FM ■交信 JH6QOK

【電離層突き抜けを考える】一般的に衛星は電離層より上を飛んでいます。AO-07の場合、ダウン周波数は短波帯の29.450MHzです。地上局がこの信号を受信する場合、電離層を突き抜けて到達するので、これまた一般的に電波が電離層を突き抜ける減衰は、短波帯の電波の方が大きいはずです。当局は、前回追った時より今回の方が信号が強く受信出来ていると感じていますが、一つ考えられることは、現在電離層が「不活発」だからということです。昨年の12月22日ころ太陽黒点数が150まで達し、電離層が活発(このような表現がいいかどうか分かりませんが、言わば電離が良い状態)でしたが、ここ何日かは黒点数も少ないようで、電離状態が良くないとなれば、AO-07の電波も電離層を突き抜け易いということで、そのためダウン信号が強く感じられるのではないかと考察した次第です。

☆☆☆

  衛星QRV局一覧AO-07  
  平成19年12月30日現在  
1 9M2GCN 2007秋期~2008春期全日照
2 HL2JFM      
3 JA0CAW      
4 JA1AZR      
5 JA1BEE/6      
6 JA1BML      
7 JA1EJD      
8 JA2MYA      
9 JA2NLT      
10 JA5BLZ      
11 JA6PL      
12 JA7KJR      
13 JE1CVL      
14 JE1FQV      
15 JE2TLZ      
16 JF2IWW      
17 JF2UED      
18 JG5WLV      
19 JH0PVF      
20 JH1BCL      
21 JH1RYE      
22 JH1UVJ/4      
23 JH3JDX      
24 JH4BTI      
25 JH4MGU      
26 JH4RNY      
27 JH4UCM      
28 JH7PKU/0      
29 JK1PDD      
30 JM1LRA/1       
31 JO2ASQ      
32 JO3MQY      
33 JR3KQJ      
34 JR6LDE      
35 JR7RFF      

↑↓ 上記は、当時のQRV局一覧であり、実際に交信したのは次の16局です。 

JA1AZR
JA1BEE/6
JA1BML
JA2MYA
JA5BLZ
JA6PL
JA7KJR
JF2IWW
JH0PVF
JH1BCL
JH3JDX
JH4RNY
JH7PKU/0
JM1LRA/1 
JR3KQJ
JR7RFF
コメント
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