平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録1月31日(月)

2022-01-31 10:59:19 | アマチュア無線

本日午前7時快晴-0.2℃

【無線室のDisplay】シャックのアクセントに飾ってもいいので、CubeSatの実物大 Paper craftを作りました。PDFの原稿「A4」3枚をケント紙にプリントアウトし、カッターナイフで切り出します。折り目は、定規を当てて、金属工作用のけがき針で筋を付けます。透明Gクリアーボンド接着剤で組み立て、完了この大きさで重さは1㎏、こんなものが宇宙を飛んで、通信に使える。ペーパークラフトでも面倒なのですら、実物作りは「かなり大変だろう」を実感ペーパークラフト←作ってみたい人のためにPDFファイルをドロップボックスに置きました。

【エンジン】コンピュータ用語でエンジンと言う場合は、演算処理をする装置やプログラムといった意味で使われることが多いようです。この用法は19世紀のイギリスの学者チャールズ・バベッジが発明した演算装置「階差機関(Diffrence Engine)」の名称に由来すると言われています。以前使われていた「AGW-PE」はPacketシステムの原型で、AGWは開発者のCallsignのサフィックス、PEはパケットエンジンです。単体ではPacketsを表示せず、UISSやUI-Vew32などと組み合わせて使っていました。まさに「エンジン部分」と言えます。現在は、ウクライナのUZ7HO Andreiさんが開発した「Sound modem」が代わりに使われていますさて、プログラムであるならば、その出来の良し悪しは重要で、優れたプログラムであればあるほど性能が良く、機能的にも使いやすいということでしょう。MMSSTV、MMVARI、MMTTYなどMoriMakotoさんの頭文字「MM」を冠したそれぞれのソフトウェアはまさに優秀なエンジンがそこに内蔵されているわけで、私たちはその恩恵にあずかり感謝あるのみであります。また、高級デジタルカメラなどでも「エンジン」は言われることがありますが、ハードとしてのCCD(固体撮像素子)の性能もさることながら、映像処理技術として性能の良いプログラム(エンジン)がそこになければ良い映像は撮れないということでしょう。SDRソフトウェアーの場合も同じことが言え、それらの「SDR Sharp」「SDR RADIO」などは、いまだに開発に次ぐ開発のようですが、RF(高周波)処理後のIQ信号また、AF(オーディオ)信号処理プログラムの改良を行っているものと思われます。いずれにしても心臓部のエンジンは重要です。「初出 MyBlog 2012年02月26日 2022年1月31日改編」

【APRS Packets通信 事始め②】 「The software Packet-Radio TNC」ウクライナのUZ7HO Andreiさんのホームページの表題です。Callsignで検索すると出てきますので、このサイトに行ってSoundModemの「.zip」ファイルをダウンロードします。数多くのモデムを無料で提供してくれていて誠に有難いです。ISSのPackets通信に使った「AFSK AX.25 1200bd」モデムはother-version.zipの中にあります。また、9600bpsのものはhs_soundmodem27.zipの中にあります。←hsはHigh Speedの意。実に多くの種類がありますから、目的に応じて使い分けるのがポイントとなります。

APRS Automatic Packet/posotion Reporting System はアメリカの「WB4APR」Bob Bruninga氏が開発した、GPSの位置情報を電波で送って通信するシステムです。様々な面白いことが出来ますが、当Blogもまだその真髄に触れた訳ではありません。

例えば、自分の息子が車で日本一周の旅に出たとします。アマチュア無線の免許を持っていて車にAPRS無線機を積み、APRSのBeaconを発しながら走行します。すると家人はPCのモニターに息子が今どこを走っているかが写しだされ、リアルタイムで安否が確認出来るということになります。しかし、今はそんなことをしなくてもスマホがあれば、位置確認は出来るのではありますが…。

 そのような訳で、固定器、カートランシーバー、ハンディー機の形で様々なAPRS無線機が売り出されている現状です。GPSアンテナも性能が上がり、小型化されました。  

【2022年の月別衛星概況】  1月    毎月末に掲載することにしています。
1/1 UVSQSAT 7回目のSchedule運用
1/2 第75回JARL主催QSOパーティ6日まで行われる
1/14 RS-44オーストラリア北部がフットプリント
1/14 3機のアマチュア衛星他打ち上げ成功
1/15 ↑EASAT-2 DELIFI-PQ1 HADES信号弱し
1/19 ISS目視17:39のパス
1/23,24 UVSQSAT 一周年記念ON
1/24 ISSから18機のCubeSat放出
1/27,28,30 TSURU「鶴」APRS Packet実験信号弱し
 
1月   AO-07全日照継続中、使える状態4月上旬まで
1月 AO-07Mode-A/Bの切り替わりは夕方6時頃
1月 FO-99(NEXUS)スケジュール運用SSTVも下す
1月 AO-27スケジュールON時刻遅くなる
1月 TeikyoSat-4アンテナ展開せず
1月 AO-91使える状態なれど動作不安定
1月 AO-92時々使える状態になる
1月 PO-101スケジュール運用
1月   FO-29スケジュール運用 概ね健康
1月 SO-50正常
1月 ISSロングランでAPRS Digipeater ON
1月 AO-109 Fox-1E信号微弱で使える状態と言えず
1月 太陽黒点数上がったり下がったり0は無し
【時事/世相】
1月15日 トンガの海底火山噴火、日本に津波
1月 新型コロナオミクロン株で感染拡大第6波猛威

【AO-91】10:36 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JR6DI JA6PL JE0KBP JA1CPA JA4GVA ■受信 JA7FKF このパスも途切れ途切れでしたが、比較的長い時間ONでした。 

↑ JA1CPAさんは久しぶりのQRVのようですが、さすがアンテナの研究実践家だけあって、呼ばれたのを1発で確実に取っていました。受信、とりわけアンテナがとても良く調整されているのだと思います。見習わなくてはいけません。

【HO-113】「XW-3」「CAS-9」11:16  どうもCWが被って来ますなぁー。当BlogもCW運用はしますので最大の注意を払わなくてはならない点ですが、CWを送信固定で運用すると、ダウンの周波数が動いて行きますので、受信固定SSBで運用する局に被ってしまうのです。そういうことがあるということだけは自覚して運用してもらいたいですね。まさか受信CWモードで尚且つフィルター掛けての運用などはしていないと思いますが、CW運用の場合、送信は当然CWモードですが、受信はUSBでフィルターなどは掛けないで広くバンド内をワッチするのが基本ですCWが被って来たら逃げて、空いているところを探してQRVするようにしているからいいのですが、そうするとまた被って来るというのは何としてもいただけません。

【AO-07】14:31 Mode-A active ■受信(CW)JK3HFN ←呼びましたが応答確認出来ませんでした。

【SO-50】15:11 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA7FKF JA2XTV ■受信 JR6UEK ←呼びましたが応答ありませんでした。

↑ この衛星は、衛星自体のスピンによる比較的長いスパンのQSBがあります。信号落ち込むと上がらなかったりしますが、少し待つと回復して信号強くなります。

【AO-07】16:25 Mode-A avtive QRV station nothing.

【SO-50】16:50 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)BA4VE BI6MLT BI4MPH JK3HFN JA2NLT ■受信 JR6DI JQ3BUM JA7TTH JA7FKF OFFでAOSして来ましたので、16:52′19″頃ONにしました(Toen74.4Hz)

【AO-27】18:23 とうとうパス中ONが確認出来なくなってしまいました。

【Meteor-M N2】17:18 & 18:55 夜間撮影モード 2回のパス合成画像 受信周波数137.100MHz SDR#1331 MeteorGIS 最近、海岸線がずれることがなくなりました。夜間撮影モードでもThermal「温度分布データ」は取得しているようです。  

コメント
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