●本日午前7時曇り3.2℃ 気温かろうじて氷点下ではない。
↓ AO-07徹底解説
【AO-07の運用】この衛星は、打ち上げから47年間宇宙空間に滞在していて、今なお使える衛星です。V/HFのTransponderが24時間毎にMode-Aと-Bに切り替わっています。当然のことながら内蔵バッテリーは使えない状態ですが、ソーラーパネルは生きていて、発電しているようです。4月12日頃まで全日照で、夜昼となく衛星に太陽が当たっています。
ダウン信号は強く、ダイポールアンテナでも信号を捉えることが出来ます。JA3IKC東口さんは、V型ダイポールで受信出来て、当局のダウン信号を録音して提供してくれました。Tnx.
この衛星の周波数関係は、アップ145.900MHz、ダウン29.450MHzです。いわゆるV/HFということになります。29MHzのダウン信号は、ドップラーがほとんど無く、受信し易いです。パス中2kHzくらいしか動きません。HFのダウンは特異であることを実感しています。
当局の送受信リグはセパレートです。送信はFT-897で145.900MHz CW アンテナは自動追尾10eleクロス八木です。受信はFT-847で、29.450付近をワッチ、アンテナは12mHの3.5MHz、7MHz共用のDipoleアンテナです。
☆何のことはない送信固定で運用☆FT-897でCW「DE JE1CVL JE1CVL JE1CVL」を自動送信します。そのダウンを確認するため、29.450付近をUSBでワッチ、最初はノイズレベルですが、そのうち強くなって559のレポートが遅れるくらいの強さになります。これは送信固定の形になりますが、前記のようにパス中殆どダウン信号は動きません。
他の局が聞こえないか、受信ダイアルを回して探しに行きます。違うところで聞こえていたらどうしましょう。その時は送信周波数を動かして、その局の所で自分のダウンが聞こえるようにします。上で聞こえたら、周波数を上へ動かします。あれっ変ですね。29.450より上で聞こえたら、送信は下へ動かすのではなかったかなと思いますが…。 ↓
今思い出しました。この衛星は逆ヘテロダインではありません。そしてSSBで運用出来る強さの信号だったとしたら、USBで上げてUSBで聞きます。
モードは何時切り替わっているかについて、Statusのレポートから割り出したところ、日本時間の夕方6時ころ切り替わっています。夕方と深夜、未明、早朝に聞こえて来そうなパスがありますが、いかんせん深夜から早朝に掛けてのパスでは就寝時間中ですから運用は無理があります。
【RS-44】12:14 V/U Linear ■交信(SSB)JS6DRQ JA6EGM JA0CAW JH1MKU JH6QOK JK1XLD JA2IDR
【PO-101】14:29 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JH6QOK JA6PL JR6DI JS6DRQ JA4GVA JA5BLZ ■受信 JA2NLT JE0KBP