平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録10月3日(月)

2011-10-03 07:44:20 | アマチュア無線

本日午前7時曇り 晴れてくる予報

Aris03oct2011 【ARISSat-1】07:24(TOKYO)予測どおりで、07:32′27″に送信を開始しました。最初のTelemetryのMETは「809」ですから合っています。LOS直前なのでこれ一つしか採れませんでした。「厳しい」と言わざるを得ません。↓下にまとめをしました。

【ARISSat-1】「整理」もう一度整理しておきます。
バッテリー無し状態の現在、ARISSat-1に太陽光が当たり始めるとCPUが起動します。しかしプログラムの設定上、14分経過しないと送受信装置がONになりません。この情報はAMSAT-BBで取り交わされていたので、私は独自にCALSAT32で時間を進めて確認して見たらピタリ合ったという訳ですCPUが起動すると内蔵時計がCountを始めるのですが、それがMET(Mission Elapsed Time)です。本当は衛星になってからの累積時間をCountしたかったのでしょうが、早々と搭載バッテリーがだめになってしまい、バックアップが効きませんので日照開始からのCountになるようです送信開始はMET「808」の時と言うことですから、実際には13分28秒経過時とされています。そしてBPSKのTelemetryを20Frames送出した後、KURSK Frameを送出するのですが、その送出はMET「945」以降とのことです。現在までの確認では数秒の差はありますが、ほぼ合っていますRinear Transponderが動いているかどうかですが、9月30日08:57のパスで確認した限りではCWで5、6秒間だけでしたが、自分の戻りを確認しましたので、動いてはいるが交信はかり難しいといった状況です午前の遅い時間に飛来している頃は、日照になって14分以上たってから日本上空に来るのでAOSから、もしくはAOSから間もなく送信を開始したのですが、飛来が早くなったことと、夏が過ぎ、日の出が遅くなったことからLOS近くにならないと送信開始しない状態となってしまいました。今後は飛来しても、送信開始しないまま過ぎ去ってしまうでしょう夜のパスは敢えて確認していませんが、当然のことながら信号は聞こえないはずです「太陽光が当たり始めるとはどういうことか」というようなコメントもAMSAT-BBで取り交わされていました。紫外線、赤外線で違うとか、太陽電池の性格上40秒後でないと電流が流れないとか、いろいろ書いてあったような気がしますが、これは不確かです。

【データの打ち込み必要なし】DK3WNドイツのMikeさんのARISSat-1 TLM報告者リストはエクセルファイルの4列のコピーをWebサイトに貼り付けてあるものと思われます。Callsignほかで4列になっています。そのままエクセルにコピーペイストすると当然のことながら、1列にしかなりません。これを4列のデータファイルにするには、全く簡単なのですね。知りませんでした。この間のリストを完全エクセルデータファイルにしました。ものの1分もかかりませんでしたデータはA列がCallsign、B列KURSK、C列TLM、D列Totalですシート1はCallsign昇順でJA抜粋用、シート2は抜粋のまま、シート3は並べ替えしたJARankingですJE9PEL/1さん、本日のBlog「エクセルでバイナリデータを変換する方法」に似ていますが、やり方は少し違いますしかしヒントを得て、スペースがうまく区切られているので「やる方法はあるはずだ」と捜してみたら、データ→区切り位置とたどって行ったらありました。

「ARISWorldRank01Oct2011.xls」をダウンロード

個人的備忘録【ARISSat-1】明日(4日)午前07:58MEL10.7°∠のパス 08:04LOS1分前に送信を開始する見込みです。厳しい。☆☆☆

コメント
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