2006年総括ベガルタ編

   
21勝13敗14分75得点43失点最終順位5位
今年もJ1昇格ができなかったけど、
オレにとっては充実したシーズンだった。

それはジョエル・サンタナ監督との出会いがあったからだ。
なぜなら彼が洗練された戦術だとか、走るサッカーだとか以前に
選手にサポーターのために戦う姿勢を求める監督だったから。

そして常にサポーターに敬意をはらってくれ、
大切にしてくれた監督でもあった。

J2に降格してから、このクラブがどこかに忘れてきた物を
彼が届けに来てくれたような感じだった。

改めて彼に御礼をいいたい。
ありがとうジョエル!

そんなジョエル・サンタナ監督と共に今年のリベンジで
チームとサポ一丸となり戦う2007年を期待していたが
それもかなわなくなった。

まだ頭の切り替えができずにいるけど、
今年ベガルタのために戦った監督、スタッフ、全選手、サポーター、
それぞれにとって2007年が良い年になりますように

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2006年総括:映画編

【2006年劇場観賞映画レビュー一覧】
1月
キング・コング(洋)
スタンドアップ(洋画)
2月
数式が語る愛(邦画)
オリバーツイスト(洋画)
プロミス~無極~(洋画)
3月
エミリーローズ(洋画)
4月
劇場観賞なし
5月
小さき勇者~ガメラ(邦画)
6月
明日の記憶(邦画)
トリック2(邦画)
7月
日本沈没(邦画)
8月
パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト(洋画)
ユナイテッド93(洋画)
9月
XーMENファイナルデシジョン(洋画)
10月
フラガール(邦画)
ワールド・トレードセンター(洋画)
11月
父親たちの星条旗(洋画)
SAW3(洋画)
12月
武士の一分(邦画)
硫黄島からの手紙(洋画)
エラゴン~意志を継ぐ者(洋画)
大奥(邦画)

今年はサッカーシーズンがすぎた今月のラストスパートが効いて
なんとか年間劇場観賞目標の20本を達成。

やはり時間と経済的な理由から、このくらいの本数が限界かもしれない。
それでも数ある映画から、どれを観るか選ぶ楽しみとか
見逃した悔しさも味わえる、こういう限界がある観賞も味があると思うよ。
来年はなんとか24本くらいは観たい。

オレが観た中で今年一番の映画は【フラガール】。
やはりこの中に描かれた夢と希望は、
なによりオレが映画に求める一番のものだからだ。
主演の蒼井優をはじめ競演者すべてが素晴らしかった。

次は「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」の
クリント・イーストウッド監督の二部作。
これは重かったけど本当に映画の良心を感じた作品。

それと邦画の「博士が愛した数式」と「明日の記憶」の
記憶モノの2作品。
これはすごく心に染みた作品。
泣かせよう、泣かせようという押し付けではない深い感動がえられた作品。

特に明日への記憶の渡辺謙は「硫黄島~」の栗林役より
オレとしては好きだったな~。
「ラストサムライ」以降大物役が増えてるけど、
こういう役を今後も演じてほしいな。
かつてテレビで演じていたようなコミカルな味の演技も
垣間見られて本当によかった。

後半の硫黄島2部作があったため少し印象は薄まったが
9.11同時テロを扱った2作品も忘れがたいし、
パイレーツ・オブ・カリビアンやX-MENの続編も気になる。

女優では仲間由紀恵の今後に注目。
大女優になれる要素の強い女性だから
できればもう一つ深い演技のできる女優になってほしいな。

さぁ来年はまた劇場でどんな世界を体験できるだろうか
とても楽しみだ。

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人気テレビドラマの劇場版スペシャル『大奥』(2006年20本目)

    
フジテレビの人気ドラマ『大奥』の映画化。
(あらすじは大奥 - goo 映画を参照してください)

テレビの方は三代将軍家光の春日のつぼねの時代から、
永遠に続く幕府内の権力闘争を女の世界から描いていて
とても見応えのあるドラマで3回シリーズで放送されているが
どれも高視聴率を記録している。

今回の映画では七代将軍徳川家継の時代。
数ある実話の大奥スキャンダルの中でも最も有名だといわれる
『絵島生島事件』を取上げている。

大奥はその特殊な環境から今までも数々のテレビや
映画のテーマになっている。
大奥=女の園というイメージでどちらかと言えば
女性同士の争いという面が強く描かれていたこれまでの大奥モノと違い。

フジテレビの『大奥』は基本的に男女の愛の物語が根底だったと思う。
それに幕府内の権力闘争や女性の嫉妬、見栄などを絡ませ
とても見応えがあった。

今回の映画の方も東映との共作だけどコンセプト的には
このフジのドラマ作りと同じだった。
映画はテレビの大河ドラマのように長い時間軸を描くのには向いていない。

だから歌舞伎でも有名な、この『絵島生島事件』という題材を
フジテレビ大奥風味で描いた映画と言っていいと思う

フジテレビ『大奥』の単発劇場用スペシャルといった感じ。

この映画なによりもオレが感じたのは
やっぱり『仲間由紀恵はきれいだなぁ~』ってこと。


今年はNHKの大河ドラマ『功名が辻』にも起用され
時代劇づていいるけど、大河ドラマの山内千代よりも
今回の絵島役の仲間由紀恵の方が魅力的だった。

山内千代役は時代劇ではあったけど、
どちらかと言えば今までの現代劇の芝居と
大きな違いは感じなかった。

でも今回は役どころは、最近の彼女の特徴である
コミカルな感じから離れて、
久しぶりに落ち着いた感じや、薄幸な役を演じたときのうまさを
引き出していた。

とくにこんな役のときの彼女の目の演技は素晴らしい。
いや本当にこの映画の仲間由紀恵は色っぽかった。

それと柳葉や岸田も久々に悪役というか、いい人役じゃなく新鮮だった。

ストーリーや演出的にはベタなラブサスペンスといった感じだけど
娯楽時代劇としては良く出来ていたと思う。

それとテレビでもサスペンス感を盛り上げるために
音楽がとても効果的に使われていたけど、
この映画でもそれは同じ。

緊張感が増すところで効果的に音楽が使われていた。

ただテレビだとここで『続きは来週』となって
焦らされるだけよけいにのめりこむのだろうけど
映画だとそれがない分、ちょっと物足りなさは感じるかも。


映像的には多くの女性の着物やお城のセットが豪華できれい。
それと当時の家具や小さな道具類も見事。
冒頭の中国(朝鮮だったかな?)からの使者の行列のシーンも華やかな江戸絵巻。
芝居小屋炎上のシーンもすごくよく撮れていた。
映像的には、さすがにテレビより数段スケール感が大きく豪華で
劇場観賞の醍醐味がたっぷりと味わえた。

あとやはりVFXの進歩が時代劇の世界にも影響をを与えていることを改めて感じた。

遠くに江戸城が見える当時の江戸の風景は
工事中の東京タワーが見えた、あの『三丁目の夕日』で
昭和33年の東京の町を見た時と同じ感慨を覚えた。


年末の年忘れの1本的な娯楽作品としては楽しめた。

これで今年の映画をは見納め。
何とか劇場で年間20本を観るという目的は果たせた。
自分なりの今年の映画鑑賞の総括を後ほど書きたい。

来年もなんとか24本くらいは観たい。
来年もいい映画に数多く出会えますように


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師走の仙台中心街

   
「いよいよ今年も終わりだなぁ」

クリスマスツリーが消えて
年末恒例の大鳥居が
仙台の中心商店街『一番町』に現れると
毎年、年末の実感が一気に湧いてくる。

冬の嵐が去って冬型が強まり、
典型的な冬晴れの仙台。
気温も下がったけど、
それでもまだ暖冬だと思う。

そして何より雪がないことが
オレとしてはうれしい。

暖冬だと冬物が売れないけど
出歩くことが苦にならないので
意外と客足は伸びる。


まさに商店街はクリスマスセール~歳末売り出し
そして仙台恒例の初売りと
年間最大のピークを迎えている。



一番町から仙台駅方向に続くアーケード街の『クリスロード』
その中央にある三瀧山不動院の前には
開運グッズでいまや全国的に有名になった
『仙台四郎』の等身大人形も登場。
賽銭箱にお金を入れて手を合わせている人の姿も多い。

この仙台四郎は江戸末期~明治初期に実在した人物。
やや知恵遅れで口数は少ないが、
いつも笑顔を絶やさずに
毎日仙台の街を徘徊していたという。

そんな彼の笑顔を当時の仙台の町の人は愛し
とてもかわいがっていたらしい。

「イジメが横行する現代とはまったく違う」と
当時の仙台の町の人のおおらかさが偲ばれる話である。

そして不思議なことに彼が立ち寄ったお店は
その後客足が増えて商売が繁盛したといわれている。
それが今も商売繁盛の神様といわれる由縁だ。

オレが思うに、
『そんな知恵遅れの子が来ても
邪険にせずに優しく接してくれるような店だから
一般のお客さんにも支持され愛される店だった』
ということのように思える。

郊外の店舗と激しい商圏争いを演じている
今現在の仙台の中心商店街。
もし仙台四郎が生きていたら
どの店に立ち寄るのかな?
そんな店は増えているのか?
減っているのか?

仙台四郎は年末の商店街で今日も微笑む




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岩手県ちばけい製菓の『モンブランどら焼き』(みちのくスイーツ列伝NO33)

    
どら焼きを半分にして皮を丸めると
ワッフルそっくりになるって知ってた?

最近の生クリームを使った生どらなど、
食感がまるで洋菓子のワッフルそっくりのどら焼きはあるけど
形がここまでワッフル似な『どら焼き』は初めて見た。

さらに洋菓子で栗といえばモンブラン!
『栗入りどら焼き』は今ではそれほど珍しくはないが、
モンブランがどら焼きの餡になってるのも、
そうそうないでしょう。

これはかなり希少価値の高い種類のどら焼きだ。

ところで肝心の味の方だけど、
これが意外や意外!
洋風な外見似合わず『和』のテイスト。

まず皮の部分は、『カステラ』とカタカナで書くより
『かすてら』と、ひらがなで書いたほうが似合う
しっとり感のある密度の濃い和風な『かすてら』。

写真では見えないがマロンクリームの下にアンコがある。
そのアンコとマロンクリームの相性が実にいい。
単にアンコの中に栗がポンと入っているどら焼きより、
より栗の風味が強い。

量的には通常のどら焼きの半分。
だから、カロリーや糖分を気にする方にはちょうどいいし
普通のどら焼きの量がほしい人は2個食べるとちょうどいい。

製造販売元の千葉恵製菓は奥州藤原氏や義経で有名な
岩手県の古都平泉のお菓子屋さん。
地元では平泉のお土産菓子が有名なようだけど
スーパーの和菓子売り場にもよく並べられていて
リーズナブルで美味しいお菓子を提供している。

(有)千葉恵製菓ホームページ

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少年の心が蘇るファンタジー:エラゴン~遺志を継ぐ者~(2006年19本目)

   
悪の王国に囚われの身のお姫様。
悪に立ち向かう正義の勇者・・・そのヒーローに自分自身を重ねる。

そうなんだよな~。
これって洋の東西を問わず、
男って子供の頃、おもちゃをいじりながらとか
砂場で遊びながら、夜に布団の中で
そんな妄想にふけるもの。

だからこそ大人になっても、その感覚が忘れられずに
『スターウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』に
多くの男性が夢中になるんだと思う。


でもその自分の頭の中のおとぎ話を、本にまで書き上げられる表現力を
持っている人間はそうそういない。

このエラゴンは原作者のクリストファー・パオリーニは
この物語を15歳から書き始めて17歳に完成したというから、
その表現力、構成力の才能は素晴らしい。

しかも大人になってから書いたものじゃないだけに、
より少年らしいファンタジーにあふれている。
(その分、もっと凝った展開を好む映画ファンとは
感覚的にズレを生じる可能性もあるけど)
(あらすじと内容はエラゴン 遺志を継ぐ者 - goo 映画を参照してください)


ストーリーは上に書いたとおり、悪の王国やお姫様、など
他のファンタジーと同じ『王道』をしっかりと歩むもので
特に目新しいものはこの1作目にはない。

このファンタジーの一番の大きな特長は『ドラゴン』の存在だ。



西洋の少年にとっては『ドラゴン』って
いかにも典型的なおとぎ話の素材ではないだろうか。

しかもこの『ドラゴン』が
本当に西洋のおとぎ話に出てくるドラゴンそのもの。
いわゆる日本の『怪獣』や『恐竜』から連想する爬虫類ぽさがない。

同じファンタジーでも「ロード・オブ・ザ・リング」のドラゴンは
キリスト教的な邪悪なものというイメージだったけど
この映画のドラゴンは欧州の神話に出てくる『霊獣』って感じの外観だ。

それに、このドラゴンが雌という設定も意外だった。
これは主人公との絡みで面白そう。

映画の中の戦闘アクションは空中戦が主体だけど、
飛行機型やバイク型の乗り物を使った空中戦よりも、
それぞれ意志のある生物の乗り物とその乗り手(ライダー)の組み合わせで
カップル同士の戦いというところに新しさと面白みがある。

VFXの仕上がりもなかなか迫力があったし、
セットや映像、音響もよかった。

キャラクターも主人公の17才エド・スペリーアースは
あのスターウォーズのルークを連想させるけど、
まぁ男の子が夢の中で自分をヒーローにすると
現実はどうあれあんな感じなんだろうな・・・。
自分をあくの強いキャラに連想する子供はまずいないだろう

この壮大なファンタジーがたった2時間弱で終わるはずもなく、
今回は続編へのプレリュードって感じのストーリーだったが
十分に『掴みはOK!』だったと思う。

真価が問われるのは次回作だと思う。
そのための投資だと思って観ると十分に楽しめる。

とりあえずは創刊号って感じの映画。
評価は次を観てだね。
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意外な犯人

・・・と言っても、
いつも書いているテレビドラマ『相棒』のレビューではない。

これは先日、オレの家で実際に起きた事件の話なのである。

我が家では毎年この時期、庭の柿の木から収穫した渋柿を
軒下に干して干し柿を作っている。
今年は豊作で約60個ほど11月の下旬から干して、
先々週の今月の4日(月)頃から食べ始まった。
今年は例年になく甘く美味しく仕上がり家族みんなが喜んでいた。

そして7日の木曜日までに約20個ほどを食べ終えた。
翌日の金曜日、母親が「なんかいつの間にか干し柿が少なくなっている」
というではないか。

よくよく聞いてみると、前日まで食べた数を計算しても
間違いなく10個は少ないという。

でも柿が干してある場所は道路とは反対側の庭。
道路を通る人から見える場所ではない。
庭の向こう側の家も両隣も20年間住んでいる人が変わっていないし、
とても干し柿を盗むような人ではない。

そんなことで

「いや、知らず知らずのうちに食べてたんじゃない」
「そう勘違いだよ」

などとその場はそれで何となく話は収まった。

しかし、翌日
軒下の干し柿は1個残らず消えていた




その干し柿を干してあった軒下はガラス1枚隔てた母親の部屋の前。
「そういえば夜中ゴトッって音がした」というではないか。

干し柿が盗まれたのはまだいいとしても、
夜中に二日にわたって庭に誰かが忍び込んでいたとなると、
さすがに気味が悪い。

両隣の奥さんからも「警察に届けたほうがいい」といわれて
近くの交番に
「あの~被害届けってわけではないんですが、
   ちょっとこんなことがありまして・・・」
って感じで話したら
「最近この団地も物騒なんですよ
      パトロールを強化しますから」と言われ

さらに「人が近づくと点灯する」センサーライトが
防犯に効果があるからとアドバイスを受け、
その足で早速ホームセンターで玄関と庭用に二個買って来た。

そのライトを取り付けている時に、ふと屋根の上に目がいった。
するとそこに・・・・なんとおびただしい量の動物の糞があるではないか
ひえ~と思い二階の窓から屋根に降りて、その糞を掃除していると
その糞の中にたくさんの柿の種が

そういえば柿が消えた前日の朝方
ドタドタと屋根の上を動物が歩きまわる大きな音がして
その音で目が覚め窓から覗いたら茶色い毛の動物が逃げていった。

最初は猫かと思ったけど、猫だとあんな大きな音は立てないし
遠くで鳴いている声は猫というよりは犬の赤ちゃんのような鳴き声。
もしかしてノラネコが犬の赤ちゃんでも
さらってきて、その犬の赤ちゃんが暴れていたのかと思っていた。

さらにその前日には家の向かい側にあるゴミ集積場の生ゴミが
動物に食い散らかされて近所で話題に上がっていたらしい。

さてその犯人の動物だが、最初は猿かなとも思ったのだが、
仙台にも野生の猿はいるのだがこの辺に群れはいない。

そこでいろいろと調べると、
オレの捜査線上に浮かんできたのがコイツ

ハクビシン

コイツは二本足で立つことができるし、前足を手のように器用に使える。
そして木登りが得意で柿の木に登って屋根にわたってきたらしい。
多分2晩ほど夜中に我が家の屋根にいたと思われる。

仙台では今年被害が多いらしく仙台市からの広報も出ている。

今まで、生きているハクビシンに出会ったことはないが
車にはねられた死骸を何度かこの団地の近辺で見かけたことはある。

山に餌がなく降りてきたのだろうか?
でも人に盗まれるよりは、動物とわかり何となく安心。

クマでもない限り命の心配はないし、
我が家に巣を作っている形跡もない。

しょうがない。
干し柿は彼らへの越冬準備のクリスマスプレゼント

もちろん今更犯人はハクビシンだったなんて
交番やご近所に言えるわけはない。

ハクビシンのおかげで我が家にはセンサーライトが二個設置され
交番の団地内パトロールの回数が増え、
ウチの事件がきっかけで近所の防犯意識が向上した。

これは怪我の功名ってことで、このまま秘密でOKかな
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どうか力を落とさずに

毎年、この時期に何枚か喪中のハガキが届く。
親戚関係には高齢の方が多いので毎年どこからか喪中のハガキが届くのだけど
今年はオレの古い友人から二通届いた。

もうここ数年、年賀状だけのお付き合いしかないのだけど、
それでも年賀ハガキを見ると昔一緒に遊んでいた頃を思い出すし
元気でいることをうれしく思う。

そんな友人が今年は病気や不慮の事故で肉親を亡くして
淋しい思いをしたんだな~と思うと切ない。

今年は珍しく年賀状が早く仕上がった。
次の週末は喪中の友人に寒中見舞いのハガキを書こう。
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『田舎に泊まろう』で感じる音楽の力

テレビ東京に『田舎に泊まろう』という番組がある。
全国的には日曜の夜に放送されているようだけど
仙台では6日遅れで土曜日のお昼に放送されている。

芸能人や有名人が、一般的に『田舎』と呼ばれる地方の町や村を訪れ
そこの民家にアポなしで飛び込みで民泊させてもらうという番組だ。

見所はその有名人と民泊先の家族との交流とその土地の風景なのだが
オレが毎回感心するのは、そのバックに流れる音楽。

だいたい70年代~90年代の洋楽が使われる。
驚くのはそのやや懐かしめの洋楽が田舎の風景や、
田舎の人たちとの触れ合いのシーンに
ものすごく合っていることだ。

歌詞の内容は、たとえば失恋のことだったりだとか、
今ブラウン管に映っているものとはまったく関係ないのだけど
そのメロディやサウンドがものすごく映像にあっているのだ。
意味的にはまったくトンチンカンのことを歌っている歌手の声だけど
サウンドと受け取ればそれがぴったり合っていることが実に多い。

たとえば民泊先のおばあさんとの別れのシーンで
オリビア・ニュートンジョンの『そよ風の誘惑』なんかが流れると
歌詞の意味など関係なく目がウルウルしてしまう。

「これって音楽の効果だよな~」・・・と

毎回観るたびに、とても強く音楽の力を感じるのである。

似たような感覚になるのがドライブしていて、カーステから流れる音楽と
今走っている場所の風景やシュチエーションがすごくあっているとき。

歌詞の意味がわかる邦楽がピッタリの時もそれはそれであるのだけど
何を歌っているのかよくわからない洋楽がピッタリ合った時の方が
脳で感じるよりもっと深い、本能というか感性の部分を刺激され
すごくテンションが上がる。

これは歌詞って言葉の力を借りずに、
純粋にサウンドだけで心が動かされてるんだと思う。

それでも楽器だけより、なにを歌っているかわからなくても。
人間の声が入っているほうがより感情が盛り上がる。
これは楽器以上に肉声の方が心に共鳴しやすからだろうか?

そんなわけで『田舎に泊まろう』は毎回どんな曲が使われるか
選曲がとても楽しみ。
そして見終わると必ずどこかへドライブに行きたくなるのである。
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たれパンダも大好物の『すあま』(みちのくスイーツ列伝NO32)

ネバネバというよりペタペタって感じ。

餅に似た食感なんだけど、あそこまで粘りが強くないし
・・・とずっと思っていたら

この『すあま(寿甘)』はもち米ではなく、普通の米(うるち米)の粉(上新粉)
を湯で溶いて蒸して砂糖を加えたお菓子と知って納得。

このお菓子を作っている会社は
岩手県の県南の町、一関市にあるのだけど宮城県に近いせいか、
オレが子供の頃から食べていた「すあま」とまったく同じモノ。

なんといっても大きな特長は写真を見てもらうとわかるけど
上がきれいなピンクで中が白いこと。
これはネットなんかで見てみると
ここ宮城、岩手県南の「すあま」の特長のようだ。

この「すあま」が、あの「小田原かまぼこ」にすごく似てると
子供の時に感じた強い印象が未だに残っている。
当時は『すあま』という名前を知らずに
そのまま『かまぼこに似たお菓子』って呼んでた。

見た目もきれいだけど、もち米じゃなく、うるち米のせいか
食感も甘さも「ゆべし」より柔らかい。

今回このレビューを書こうと「すあま」をネットで調べたら
なんとこれが、あの人気キャラクター『たれパンダ』の大好物だとか
たしかに、ほのぼの系のお菓子だからケーキなどよりイメージ的には合うね。



価格は二個入りで定価150円。
近所のスーパーで105円で売られていた。
このお菓子を作っている田代成果はHPで見ると、
昭和40年代~50年代の仙台の町のお菓子屋さんで
普通に買うことができていたお菓子が勢揃いしている。

いわゆる『銘菓』とはまた違ったその地方の伝統菓子。
これもお土産としてはなかなかいいもの。
その土地のスーパーの普通の売り場で探すお土産もまた楽しい。

『田代製菓』のホームページ

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