日立家:仙台いちごまんじゅう(みちのくスイーツ列伝NO31)


これはオレの私見だけど、東北以外に住んでいる人には
『宮城県』より『仙台』の方が知名度があるのではないかと思う。

かつて自分が旅行や仕事で他の地域に行った時も
そのような感じを強く受けた。
特に西に行けば行くほどほどそうだったな~。

お土産でも、仙台なら「牛タン」「笹かまぼこ」「萩の月」
気仙沼の「フカひれ」松島の「かき」など町ごとには有名な食材、食品は多い。
しかし宮城県の全県的は「県の名物」というとこれといったものがないのが実情。
やはり『宮城ブランド』は影が薄いのだ。

そんなことから宮城県の特産品を使って宮城県内のどの地域でも買える
『全県的な名物お菓子』を作ろうということで
宮城発新名物菓子開発プロジェクト実行委員会
がレシピを開発したのがこの『仙台いちごまんじゅう』だ。

このお菓子はこの実行委員会の作ったレシピをもとに
宮城県内全域の37のお菓子屋さんが同じものを作って、
宮城県全域で売られる宮城の名物お菓子。

今回は日立家のものだけど、販売店の中には和菓子店だではなく
洋菓子店も含まれている。
オレは今回初めて食べたのでわからないのだが、
レシピが同じでも店によって味に違いはないかがとても興味がある。
これは今度機会があればぜひとも確かめてみたいと思う。



いちごというと昔は初夏の果物というイメージだったけど、最近は今頃も旬。
実は宮城県は佐賀県、静岡県、栃木県と並んで日本の4大いちご名産地らしい。
それでこの宮城発新名物菓子開発プロジェクト実行委員会
宮城県の特産品を世に広めるために県が音頭をとっている『食材王国宮城』
というキャンペーンの一環だ。

『仙台いちごまんじゅう』はこのおいしい宮城のいちごの味を活かした
お菓子を作ろうということで開発されたお菓子なのである。

その使われるいちごだが、今頃のハウス物ではなく、
5月~6月の収穫された完熟の路地物を
フリーズドライしたものが使われている。

そして今月の1日からいよいよ今年収穫されたいちごが使用された
まんじゅうに切り替わった。

そのいちごはいちご大福のように丸ごと入っているのではなく
白餡の中に砕かれたいちごが混じっている。
あと皮にも粉末にされた同じいちごがブレンドされている。

まず包装から出すとすごく芳醇ないちごの香りがする。
味はアンコがそれほどしつこくなくいちごがよく効いている。
こうして食べても甘い仙台いちごの味が活きてるな~。
皮もフレーバーだけではなく、しっかりいちご味。

大きさもミニサイズなので2個くらい食べてちょうどいいかも。



これがコンセプトなので本当に優しい味のお菓子。
一口食べれば「ほっ」と和むこと間違いなし
価格も6個で630円とお手頃。
宮城県を訪れた際にはぜひお土産にとおススメしたい逸品だ。

宮城食材王国HP『仙台いちごまんじゅう』

仙台いちごまんじゅう通販サイト

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