90年代の歌姫・ZARD坂井泉水さん死去

forever you
ZARD, 坂井泉水
ビーグラムレコーズ




ZARD坂井泉水さん、闘病中の病院で転落死(朝日新聞) - goo ニュース

バブルがはじけた90年代前半。
当時の世の中が暗かったか・・・というと
今ほどではなかったように思う。

そう感じるのは

『負けないで』『揺れる想い』
『もう少し、あと少し』
『きっと忘れない』
『この愛に泳ぎ疲れても』


ポジティブな歌詞と爽快なメロディ
透明感があり、
そして少し切ない歌声

あの当時

街の中やカーラジオから
いつも流れていたZARDの曲の
イメージの強さからかもしれない。

その彼女の歌声があまり聞こえなくなった
1998年くらいから
世の中が少しづつ疲れてきたようにも感じる。

決して『ハリキリ娘』や『元気娘』
といった印象ではないのだが
彼女には自然なポジティブ感があった。

ほとんどメディアに出ることもなく
デビュー当初は写真も顔が正面からハッキリ写っているものはなく
横顔やボカシが入ったものがほとんどだった。
だから謎のシンガーのようなイメージを持っていた。

元モデルの美形だが、その容姿に頼らずに
次々とヒットを飛ばしたのは楽曲の良さや
彼女の歌そのももの力によるものだろう。

そんな彼女がこんな病気になっていたなんて・・・
そして不慮の事故。
本田美奈子の時と同じでとても寂しい気持ちだ。

心からご冥福を祈ります。


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青葉薫る頃・・・青葉祭り前日

あ~外の空気はいいな~。

日頃お日様が出ている間は
【店】という室内に閉じこもっているので
休みの日に外に出られることが
最近は何よりもうれしい。

今日はちょっと用事があって久しぶりに
仙台市内の中心部に出てきた。

杜の都仙台のシンボル、定禅寺通りのケヤキ並木。
冬の光のページェントが有名だけど、
人工的な光に包まれた並木よりも、
新緑に包まれたこの時期の並木の方が
オレは好きだ。

明日はこの定禅寺通りをメイン会場に
【毎年恒例の仙台青葉祭り】が開催される。
これは仙台の楚を築いた戦国大名伊達政宗の命日
5月24日に行なわれていた青葉神社の例祭を
市民の祭りとして昭和60年から復活したもので
現在では【仙台七夕】【光のページェント】と併せて
仙台三大祭りと呼ばれている。

明日の本祭りには、ここ定禅寺通りを山車や大名行列が練り歩く。

そしてこの青葉祭り最大の見世物がスズメ踊り。
この踊りの由来については、下の青葉祭の公式HPを参照していただきたい。


今日は前日の宵祭りということで、
市役所前の特設ステージで各グループ数分の持ち時間で
グループ紹介と踊りが紹介されていた。

明日の本祭りでは徳島の阿波踊りのように、
定禅寺通りを踊り歩く。

この踊り、あのバブル期の【ジュリアナ東京】じゃないけど、
両手に扇子を持って踊るのが特長。

踊りはズズメ踊りとしての基本はあるものの、
それぞれの参加グループごとに独自の振り付けがしてある。

参加グループはいろいろで、近年は銀行やデパート、商店といった
企業内の有志グループによる参加も増えている。


ビジュアル的には若い女性はいいけど、
意外に踊りは妙齢のご婦人方の方がなかなかいい。

いわゆるタメが効いた踊りでグルーブ感がある。

明日は天気がよさそうなので、
踊りも盛り上がるだろう。

梅雨になる前、1年の半分が過ぎる前、新緑の頃。
本当にいい季節である。

仙台青葉祭り公式ホームページ
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半分完了

築20年を経過した我が家。

いたるところに古さがにじみ出てきた。

特に玄関のドアの汚れが目立つ。
お金をかけずに何とかしようと思えば、
DIYでなんとかするしかない。

そこで一念発起、
自分でペンキを塗ろうと思ってチャレンジ。

でも始めてみると、これが思いのほか難事業。
ペンキを塗る前の下地調整がとんでもなく大変。
古い塗膜とその上に塗られたニスを剥がすのに四苦八苦。
ペンキを塗るという本来の作業になかなかとりかかれない。

最初は紙ヤスリを手でかけていたのだが、
とても剥がれるものではない。
そこでDIY好きな知人から電動サンダーなる
電気によって紙ヤスリを振動させて磨く機械を借りた。

これを使ってもドアの片側の古い塗膜をとるのに
休日を一日半も使った。
手動でやっていれば、おそらく休日を5日くらい使っても終わらなかっただろう。

その時点でのドアの状態が上の写真。

かなり電動サンダーで磨いても、
20年以上、雨や排気ガス、ホコリにさらされたドアは
木材の内部まで汚れがしみこんでいる。

そこで次は『木材洗浄剤』という木材用の
洗剤と漂白剤が一緒になったような液体で洗い磨く。
それでいくらか白木の状態に近づく。

ここまでで、すでに3日の休日をDIYのために使う。

でもDIY好きの知人に言わせれば、
塗装は『下地作りが七分で塗装が三分』だとか。

キレイに仕上がるかどうかは下地作りに
どれだけ力をいれたかで決まるのだという。

その地味な仕事をなんとかやりとげ
先週の休みにやっと1回目のペインティング。
ドイツ生まれの『キシラデコール』という
防腐、防虫剤入り塗料のマホガニー色を使用。

そしていよいよ今日が上塗りといわれる仕上げの二回目の塗装。



さすがにここまで古いと新品同様とはいかないが、
それでも汚さは感じないくらいの仕上がりにはなった。

手塗りの雰囲気とマホガニーの色合いが
カントリーティストを感じさせるなかなかの仕上がりと自己満足。



ここまで作業開始から実に5日間の休みを使ってドアの表面の作業が完了。
作業初日が4月26日だから、
なんと半月以上かかってしまった

その間、休みの日は朝から夕方までこの作業。
映画もまったく観ていなければ、
ゆっくりブログの更新もできなかった。

でも、未だ道半ば、残り半分裏側(屋内側)を塗り終わるまでは
この作業から逃げ出せない

DIYは急がないことが上手に仕上げるコツらしいけど、
今月一杯でこの作業からは解放されたい。
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小売業生活の中で

このところブログの更新がなかなかできない。
一番は肉体的な疲労が原因なのだが、
もう一つ大きな要因として、
現在の仕事が店舗内の販売ということにある。

前職は外回りの営業だったので、
毎日外気に触れることができ、
刻々と変わる陽の光の変化、
街や郊外の景色に、
ハードな仕事だったが日々の仕事の中に小さな楽しみが点在し、
ストレスが軽減されていたし、ブログの執筆意欲が湧いてきた。

でも今の仕事では、自分の売場からは外が晴れているのか、
雨なのかさえ感じることはできない。

一日中蛍光灯の光の下。

ブログのネタにできる写真を撮ることもできない。

現状を嘆いてばかりいてもしかたがないし、
こんなときが一番、時の流れに流されやすい。

それに歯止めをかけるためにも
ブログはできるだけ更新していきたい。

短文でもシンプルに心情を書きつづりたい。
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中途半端な印象『サンシャイン2057』(2007年12本目)

「結局何だったの?」
観終わった後にそう感じる映画だった。


太陽がその力を弱め、それによって地球が存亡の危機を迎え
8人のクルーがそれを救うために宇宙船で旅立つ。

アルマゲドンに代表される地球滅亡を救うSFサスペンス映画。

この手の映画の常道で、
その救出作戦を遂行するにあたり
数々の苦難が待ち受けている。

その苦難の種類が、この映画はかなりユニーク。

まず一つ目が『太陽の存在』

宇宙船内からでも直視すれば目が焼け、
船外でその光に直射されれば一瞬にして焼けてしまう太陽の光。

それほど危険な光なのに、
その光はクルーを魅了する。

光の中に『神の存在』を見出したかのように、
任務や自らの命と引き換えに太陽の光に焼かれる乗組員。


太陽は太古の昔から信仰の対象だし、
あのアメリカのアポロ計画で宇宙遊泳を経験した宇宙飛行士が
その後、宗教活動に目覚める例が多いというような話を
以前なにかテレビで聞いたことがある。

そしてもう二つ目がクルーたちの感情。
『地球を救うために命を捧げる』という建て前の覚悟はあるものの、
『生への執着』や『地球への未練』などから、
クルー間の確執や自分の中での葛藤。

この人間の内面や精神世界に目を向けた発想はよかった。

この路線で映画を仕上げてほしいと個人的には思ったのだが


深く掘り下げることができなかったのか、
後半、前回同じ任務に着き失敗した宇宙船のクルーが
バケモノ化して作戦を邪魔するという
『エイリアン』や『プレデター』のようなSF恐怖映画の様相を帯びてくる。



・・・かと思えばラストシーンはやけにロマンチック。
パーツひとつひとつは悪くはないのだけど、
つなげてみるとうまく組み立てられない。

真田広之をはじめ俳優陣の演技そのものは悪くはなかった。
でも役者を活かしてないな~この映画。


『サンシャイン2057』公式サイト


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