夜の漁港

出漁準備中の漁船。
水面に映る夜景。
4日の夜は女川港に夜釣りに行ってきた。
狙いはアイナメやソイだったけど水の中からの生体反応は0。
ルアーはまだ季節的に早いかと、置竿用にエサ釣りの用意もしていったけど
これすらダメ

近くにいた人数人に聞いてみるがみなダメみたい。
まだちょっと季節的に早いのかな。
今月末になれば状況は変わってくるだろう。

しかし夜の漁港は静かだな。
目のまえの海面から何か出てきそうだよ。
釣り雑誌に夜のほうが釣れると書いてあったのできたけど
釣りに集中しないと怖くていられないかも。

けっこう夜釣りに怪談話はつきもの。
誰もいない砂浜で赤ん坊の泣き声を聞いたとか・・・
でもこれは水鳥の鳴き声だと思うんだよね。

しかし本当に出る場所もある。
石巻の北上川のシーバス(すずき)の釣れる場所なんだけど、
通称【幽霊ポイント】と呼ばれて有名。
ここで怪現象にであった釣り人はとても多い。
ここのポイントに入るときはお守りを持つようにといわれている。
さらに石巻の漁港の堤防にも怖いとこがある。
かなり恐怖体験をした人が多い。

オレは幽霊の出るところと波の高いところはパス。
釣りはやっぱり昼間のほうがいいや。

魚は釣れなかったけど夜のシーサイドドライブはなかなかよかった。
サンルーフから星空や月の明かりが車内に入り、沖を行く船の灯りもきれいだった。
良いストレス解消になった。
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夏の日の思い出

親父が亡くなってから今年で4度目のお盆。
・・・・・・・・・・

オレが親父から影響を受けたモノに『釣り』という趣味がある。
子供の頃の写真などを見ると小学校に入学する以前からオレを釣りに連れて行ってくれていたようだ。
記憶に残ってるのは小学2年生前後からだけど。

親父は川釣り派で鮒(フナ)を釣るのが好きだった。
へらブナではなく普通に川にいるマブナ・・よく行ったのは若林区の深沼あたりの堀だったと思う。
すごく長い釣竿を軽々と操り仕掛けを対岸近くのポイントに静かに着水させる親父の姿は今でも心に焼き付いている。

その後中学生になった頃からオレはまったく釣りをしなくなった。
そういえばしばらくは一人で釣りに行っていた親父もだんだんと行くことが少なくなってオレが高校生の頃にはまったく釣りをしなくなった。

その後オレは30代になった頃から会社の同僚らの影響でまた釣りを始めた。
最初は川で鯉釣り・・やがて海でのルアーフッシングへ。
10年ほど前、親父とも昔なつかしいフナ釣りに2度ほど行った・・・あの頃親父がすごく見えたのはたぶんオレが子供のせいと思っていたが・・しなやかな竿さばきの親父は力まかせに仕掛けを投げるオレよりはるかにキレイな釣りだった。

いつも20センチくらいのフナばかり釣ってる親父に対して80センチを超えるような鯉やシーバス(スズキ)を釣って抜いた気になっていたけど『釣り人としての粋さ』では全然親父の足元におよばなかった。

なんというか良い釣り人というのはその釣り場の風景に同化して見える気がする。
単にファションとかじゃなくその人から出ている雰囲気。
自然との一体感というか溶け込んでいる感じ。


この季節に釣りに行く時川辺の道を通ると・・川辺で涼しい風に吹かれうまそうにタバコを吸いながら静かに川面に浮かぶウキの動きを注視している親父の姿が目に浮かんでくる。
オレの心の中の忘れられない夏の風景のひとつだ。


写真は北上町の大河・追波川・・親父と釣りをしたあの小さな川は今頃どうなっているかな?
いや・・親父の思い出と一緒に心の中に流れていればそれでよしか。


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釣り人の心のアイドル



今の世の中にはいろいろなアイドルがいる。
最近は『あるカテゴリーでのアイドル』というのが存在する。



自分は釣りが好きだけど今釣り人にもアイドルと言われる存在の女性がいるので紹介したい。ホント釣り好きじゃなければ誰も知らない存在だろうな・・
上野ひとみ太田原 久乃今この二人が釣り人の間で大人気だ。
一般の人は彼女たちを見ることはほとんどないはず・・なぜなら彼女たちの主な活躍の場はスカイパーフェクトTV、スカパーの『釣りビジョン』という釣り専門チャンネルの中だから釣り好きで契約をしている人しか見ない放送。
スカパー自体が非常に細分化されたメディアだ・・個別化多様化した社会では今後はこういうアイドルやヒット商品がもっともっと増えてくるんだろう。

上野ひとみさんは非常に釣りがうまく番組では先生役・・それで見た目ケバげなんだけどクラッシックギター講師の免許を持っていたり料理好きで日本酒が好きで性格は見た目に反して非常に繊細で周りに気をつかうタイプ。男性の人気も高いがそれ以上に同性からの人気がものすごく高い。
太田久乃嬢は20代後半で見た目は頼りなさそうだが柔道やってたりバイクの免許持ってたりヘルパーの資格もある頑張り屋の元気キャラ・・釣りはまだまだで番組では生徒役的なアイドル。こちらはもう男性の人気がとんでもなく高く2チャンネルにスレがたつほど。

彼女達は釣具店のイベントや釣り船のイベントに引っ張りダコ。
(さすがに釣りだけにカメラ小僧とかはいないみたい)
女性はトイレの問題とかあるので意外と船釣りが人気があるようだ。

子供の頃は釣りにいくなんていうともう捨てる寸前のボロ服を着ていったもんだがこんな女性が釣り場に現れるようになるから最近は釣りファションもお洒落だ。
アイドルはいつの時代もビジネスを広げる存在である・・・とマーケティング風味で締めくくる。


それとこういう風に対照的なタイプが人気を二分するってパターンだけはいつの時代も不滅だしジャンルを問わないな~って思う。

・・・でどっちが好み?

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イラスト提供
さん
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レッツ・フィッシング

次の日曜日に久々にというか、約一年ぶりに釣りに行こうと思う。
場所は北上町の追波川河口。狙うのはヒラメとシーバス(スズキ)だ
釣りというとはりにミミズのようなにょろにょろした生きたえさをつけて、それを食べた魚の口にはりがつきささり釣れる。というエサ釣りを思い浮かべる人が多いと思う。・・が
自分の釣りは上の写真のようなルアーという魚の模型を使って釣る。
このルアーを投げてはリールで巻き取る。
そのときこのルアーがまるで生きてる小魚のように泳ぐ・・ゆっくり巻き取れば弱った魚のようにヨタヨタ泳ぎ『どうぞお食べください』と食肉性の魚を誘う。
これで大体は引っかかっててくれるのだけど。
しかし面白いことにこんなおいしいタイプのエサにまったく興味を示さない魚もいる。
今度は早く巻く、そうするとルアーはまさに身の危険を感じて『どうか食べないで』とか『食べられてたまるか』と逃げ惑う魚のような動きになる。
そうすると今度は我慢できずに追いかけてきてはガバっと食いつく魚もいる。
人生イロイロ、恋もイロイロ・・そして魚もイロイロなのだ。
これはもう魚の好みに合わせるしかないし、合わせなければ釣れない。

それともう一度上の写真を見てもらえばわかるのだが右に派手な色のルアー。
左が地味目な色合いのルアー。
派手なルアーを『アピール系』と呼び、地味なほうを『ナチュラル系』と呼ぶ。
アピール系は夜や水の中が濁っているときに使用する。
ナチュラル系は日中や水が澄んでいるときに使う。
だがこの原則をまったく無視したほうが良い時もあるから始末が悪い。
こうしてみるとなんかに似ている・・そう『プレゼン』だ!

ルアー釣りとは魚相手にプレゼンテーションをすることだったのだ。
さー日曜日に一番クライアントを満足させるのはどのルアーなのだろうか?
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