たれパンダも大好物の『すあま』(みちのくスイーツ列伝NO32)

ネバネバというよりペタペタって感じ。

餅に似た食感なんだけど、あそこまで粘りが強くないし
・・・とずっと思っていたら

この『すあま(寿甘)』はもち米ではなく、普通の米(うるち米)の粉(上新粉)
を湯で溶いて蒸して砂糖を加えたお菓子と知って納得。

このお菓子を作っている会社は
岩手県の県南の町、一関市にあるのだけど宮城県に近いせいか、
オレが子供の頃から食べていた「すあま」とまったく同じモノ。

なんといっても大きな特長は写真を見てもらうとわかるけど
上がきれいなピンクで中が白いこと。
これはネットなんかで見てみると
ここ宮城、岩手県南の「すあま」の特長のようだ。

この「すあま」が、あの「小田原かまぼこ」にすごく似てると
子供の時に感じた強い印象が未だに残っている。
当時は『すあま』という名前を知らずに
そのまま『かまぼこに似たお菓子』って呼んでた。

見た目もきれいだけど、もち米じゃなく、うるち米のせいか
食感も甘さも「ゆべし」より柔らかい。

今回このレビューを書こうと「すあま」をネットで調べたら
なんとこれが、あの人気キャラクター『たれパンダ』の大好物だとか
たしかに、ほのぼの系のお菓子だからケーキなどよりイメージ的には合うね。



価格は二個入りで定価150円。
近所のスーパーで105円で売られていた。
このお菓子を作っている田代成果はHPで見ると、
昭和40年代~50年代の仙台の町のお菓子屋さんで
普通に買うことができていたお菓子が勢揃いしている。

いわゆる『銘菓』とはまた違ったその地方の伝統菓子。
これもお土産としてはなかなかいいもの。
その土地のスーパーの普通の売り場で探すお土産もまた楽しい。

『田代製菓』のホームページ

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