三つ子の魂百までも(2006年7本目)

実は今年のGWに映画を1本観ていたのだけど、
あまりいいと思わなかったので今日までブログには書かないでいた。
しかし観たモノは良い悪い関係なく記録し感想を書くということで
やはりアップしておくことにする。

実はオレは子供の頃は大の怪獣好き少年だった。
とくに好きだったのはゴジラ・ラドン・キングギドラなど東宝の円谷プロ系怪獣。

1965年に大映がこの東宝のスター怪獣の対抗キャラとして登場させたのが
このガメラである。
たしか幻の大陸アトランタに生息していたカメの生残りという設定だ。

しかし子供の頃オレはこの怪獣を認めてはいなかったのだ。
なぜなら東宝の怪獣が恐竜型だったのに対して、こちらは巨大なカメ。
元々がはいつくばって動くカメが、立ち上がって二足走行する姿は不自然極まりないし、なによりカッコ悪い・・・というのがオレの考え方だった。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

このようにオレ的には評価の低いガメラだったのだが
GWにあまり観たい映画がなく不覚にもこれを観てしまった。

まずこの映画はその初代ガメラの子孫の物語だ。
しかしこのカワイイガメラの顔からしてオレはひいてしまった。
だってオレにとって怪獣は怖くてナンボの存在だもの。

さらに最近のこの手の特撮の巨大生物が主人公の映画って
あのジェラシックパーク以降、CGを使ってすごくリアルに表現されているのに、
この映画はゴムの縫いぐるみ感が丸出し。
たしかに昭和の怪獣のノスタルジーは感じるけど、
お金使わなさ過ぎるよ。

それを子供たちを主人公にしたストリーでごまかそうとしているのだが、
いかんせんストーリーが貧弱。
この映画をファンタジーという人もいるけどオレはそうは感じなかった。
おとぎ話(ファンタジー)と子供ダマシはまったくの別物。

う~ん初めてガメラの映画を観たが子供の頃からガメラに抱いていた
悪い印象を強めるだけの結果になってしまった。

小さき勇者~ガメラの公式サイト
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
子供といえども (Ma)
2006-05-21 21:59:29
怪獣映画にたいして、ご自分の「考え」が

きっちりあったんですね~。子供の時に自分

の言葉でその考えを上手に表現するってこと

は難しかったりもするけれども。それでも

子供の感性はあなどれませんよね。



バトンがまたもやまわってきてしまいました(汗。

3つの質問バトンのようでございます。

私のブログに詳細書いておきましたので

傷天さんの息抜きにでもまた受け取っていた

だけたらうれしいです~(でも無理せんでね)。
 
 
 
バトン (傷だらけの天使)
2006-05-22 23:29:08
Maさん>バトン共済組合員としてしっかりと受け取ります。

ただし回せるかどうかは保証できませんが。
 
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