傷だらけの天使のスローなブログ
ON THE ROAD
『愛』がテーマのチャイニーズファンタジー(2006年5本目)
「この世のすべての男からの寵愛と、
不自由ない生活を約束しましょう。
その代わり、お前は決して真実の愛を得ることはできない。
それでもいいですか?」・・・
もし自分が生きる術さえも持たず、空腹に震える幼い少女だったとしたら、
そんなふうに神様にいわれたら女の人ってどう答えるんだろう?
この映画のヒロイン傾城は『それでもいい』と答えた。
『プロミス』(無極)公式サイト
キャストは人気の韓流スターのチャンドンゴンをはじめ
日本が誇る国際スターの真田広之、
美人女優セシリア・チャンの豪華なアジアの才能の競演。
かつての美男アクションスターだった真田広之だが
彼も中高年世代の45歳になり男の色気がでる俳優になってきた。
すごく華のある役者だ。
映画はチャイニーズファンタジースペクタクル。
香港映画のワイヤーアクション(ワイヤーで吊り下げられた空中でのアクション)
とCGなどでの幻想的な映像のコラボで現実からおとぎの世界へといざなってくれる映画。
愛を得ることをあきらめたヒロイン、
愛することを知らない将軍、愛の意味さえ知らずに育った奴隷、
愛が憎しみに変わった侯爵、愛の悲しみを背負った刺客、
登場人物にとっての『愛』の存在はいろいろだ。
そのそれぞれの男女が『真実の愛』を求めて運命(プロミス)を変えようと生きる。
これはそんな彼らと彼女のファンタジーストーリーだ。
普遍的なテーマはやはりいつの時代も色あせない。
ラストは悲しく切なくそれでいて幻想的。
やはり映画はおもしろい…ただただそう感じさせてくれる
エンターテイメント作品だ。
コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )
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私もこういうエンタメ作品大好きです。
無条件で楽しむことにしています。
アジアのイイオトコ祭りは美味しかったですね~(笑)
真田さんとかドンゴンのような顔じゃないとあのヘンテコ兜は似合いませんよね?
さわわは普段はエンタメ系映画大好きなんですけど、今回はなんだかどうみたらいいやらわかんなくていまいち楽しめませんでした
たぶん見方を変えて見れればとても楽しめたんだろうと思うと残念です(涙)
有無も言わせず「楽しめ!」・・・てな作品。笑
つぼにはまって面白かったです。まるで漫画でしたよね!
>エンターテイメント作品だ。
美術や色近いにはとても素晴らしいものを感じました。
ものがたりもちゃんと破綻なく括っていて。
楽しめる作品ですよね。
真田広之は見事に華麗な衣装や鎧を着こなしていました。
あれだけでも相当な絵巻物です。
さわわさん>やはり『運命』(神様との約束)がキーワードでしょうかね。
charlotteさん>いや~自分はけっこう引きづりこまれた作品でした。
たいむさん>同意です。しかもアジアの香りがプンプン。
まさに、映画は、おもしろい(見世物)。
それ以上でも以下でもない。
こんな映画があってもいいと思いますね。
娯楽映画ってやっぱり楽しいですね。
この映画はスケールも大きかったし映像もきれいだったし楽しめました。
何本かに1本はこういう映画で楽しみたいですよ。
あたしは最初の、あの走りを引きずってしまって、、、
きれいな映画でした。としか言えない、、、
またよろしくお願いしますね。
TBありがとうございました。
本当にキレイな映像でした。
中味に対してはどう見るかですね。
なんか違うものを想像していくと
最初にシーンでずっこけて修正が
きかなくなるかもしれません(笑)