いまジャーナリストとして

 いま私たちの目の前に、次々と現れるニュースをどうとらえ、どう判断するか・・・ジャーナリストの日誌。

塩釜もひどい状況です・・・被災地の取材の続きです。避難所の小学校を訪ねました。

2011年06月10日 02時03分05秒 | 日記

 東北の被災地の取材報告の続きです。
 石巻に入る前に、塩釜を取材しました。
 塩釜は、仙台から車で30分程度の距離で、いまや、仙台に通勤する
サラリーマンの街にもなっているようです。
 ここも被害がすごいのです。
 
 幹線道路沿いで、こんな状況です。
 津波で運ばれた車が、家に飛び込んだままです。


 一見、無事に見える民家も、家ごと傾いています。


 軒先に、車がごろごろ横転しています。
 津波のすごさを、まざまざと見る思いです。 


 お墓がありました。
 墓石が倒れています。


 近づいてみて、驚きました。
 車が何台も、お墓の上に乗っかっています。


 津波で運ばれた車が、お墓にひっかかって止まったの
でしょう。これを復旧するのは大変です。しかし、お墓
ですから、一日も早く元に戻るようにと思います。


 幹線道路の脇に、こんな車がありました。
 破壊の限りです。


 避難所になっている小学校に行きました。
 ここでも自衛隊が活動しています。


 校庭に、「希望の湯」というお風呂がありました。
 自衛隊が設置したものです。

 こういうのを見ると、ほっとします。

 全景です。ちゃんと、男湯と女湯に分かれています。


 校舎の中は、ひっそりとしていました。

 フランスからの留学生が、ボランティアに来ていました。


 携帯電話の充電コーナーがあります。

 ドコモ以外にも、AU、ソフトバンクの充電器もちゃんとおいて
あります。

 コンサートのお知らせです。


 全国各地から励ましが送られてきていて、こうやって、壁に
張り出してあります。


 小学校の全景です。塩釜の湊小学校です。

 みなさん、元気でいてください。