「北へ南へ」

2009年07月07日 | 日常活動
週末は、220号線視察の後、県北・延岡に向かって北上した。延岡に向かってる途中、日南在住のさだじぃさんから電話があり「今日、延岡やない?」とピタリと当てられたのには、ビックリしました・・・。

延岡には「幼保一元化」に関して現場の声を聞かせてもらう為に行ってまいりました。「認定こども園」など国は幼保一元化に向けて動き出してますが、教育の「幼稚園」と保育を目的とした「保育園」、また対象年齢が若干違う事もあり、安易な幼保一元は子供達にとってちょっと違うんじゃないかと、自分ではまだしっくりきてない部分があり、時間を作っていただき現場の声を聞かせていただきました。

その後、同じ日南人なのに、なかなか会うことが出来ない さだじぃさんの教室を見学に行き、夕方から延岡の若葉町でミニ集会を開催しました。政権交代に対する期待と、政権を獲った後の国の仕組みに皆さんは関心を持たれてました。

この日は南へ、北へ、南へと大忙しな日でしたが、直接自分の耳で人々の声を聞かせてもらえるのはありがたいです。

「あきれた」

2009年07月07日 | 日常活動
220号線の凍結問題で金子大臣が宮崎入りし、住民とも話さずに知事と衆院選出馬の話をしてたのは驚かされたが、ほんと住民はこの凍結問題で不安を抱いている。

大臣が選挙の話に没頭している頃、私は沿線住民の方と話をさせてもらっていましたが、「国道の規制区間で、この区間ほど学校が存在する所はないんじゃないだろうか?」と住民の方から言われた。

この「青島ー日南」の改良事業の区間には3校の小中学校が存在する(改良が終わった区間はカウントしていない)。この区間は、大雨の度に交通規制が入るので、その区間内に住む子供達の教育にも影響を与えている。

そのような意見もあり、「国道が気候等で交通規制に入る区間に、その区間ごとの学校数を国土交通省は把握してるのか?」と国土交通省に問い合わせてみました。

回答は「分かりません。学校の数は教育委員会の案件なんで・・・」と、あきれるような答えだった。

この事からも全てを考慮にいれての判断だったというよりも、機械的に何も考えず「B/C1.0以下は全て凍結」と適当な行政を現政府が行っている事が理解できる。

そして「住民の声」よりも「選挙の話」を優先する閣僚。

このような政治の姿勢が正しいとは、決して思えない。

必要な道路は造る。三便益考えるべき道と、それ以外で考えるべき道を分けて、道路はつくっていかねばならないのではないだろうか。



220号線

2009年07月06日 | 日常活動
昨日は県南から県北への強行日程だった。

午前に金子国交大臣が改良事業が凍結された220号線に視察にこられたので、地元選出国会議員として参加した。

しかし、残念だったのはマスコミに囲まれた大臣と知事だけで話しが終わり、せっかく参加していた住民の方と大臣が凍結に関して話す機会がなかった事だ。参加した議員や住民からは、その点の指摘があった。

官僚の用意したデーターを見て、自分で判断して凍結し、住民が不安に陥ってるにも関わらず、それに関しては謝罪等はなかった。

そもそも、この「日南ー青島」の改良事業の理由を知ってるならば(国交省はもちろん理解してたはずだ。)、「B/C1.0以下」は全て凍結するといった判断が誤ってるという事は誰の目からみても明らかだ。

報道によると、視察場所で金子大臣は東国原知事に出馬要請をしたそうだが、一体何しにやってきたのか・・。

「不承認で警告」

2009年07月01日 | 日常活動
本日、参議院本会議で平成19年度決算の採決が行われ、平成19年度決算は参院では不承認となった。

そして、同時に警告決議も行われたが、現在の議決法となった1967年以降初めて不承認の決算に「警告」が出された。

従来の国会のルールもおかしなもので、是認しなければ「警告」が出せなかったのだ。

私も決算委員会で質問に立たせていただき、また今回の「警告」の中にも私の質問した地域イントラネット基盤施設整備事業に関しての文言が入ってるが、平成13年度決算検査報告でも低調な利用で改善が指摘されていたテレビ会議装置が、その後も何ら改善される事なく続いてきた。

利用見込みの調査や利用後の調査も怠り、補助金が無駄に使われているこの国の体質を改善しなければならないし、そう言う意味では「不承認」とされた決算で警告を出す事は、とても重要な事である。

参院は「決算重視」と言われている。それゆえに、民主会派の各委員は一生懸命、決算を調べて委員会で審議をしてるわけだが、与党の方の質問を聞いていると決算とはまったく関係ない質問が目立つ。これでは、なんの為に、参院は「決算重視」を掲げているか分からない。