「新しい委員会の配属」

2010年09月28日 | 日常活動
10月1日召集の国会を前に、昨日 参院民主党会派の新たな役員人事が決まった。
そして、それにあわせて新しい委員会の配属が決まった。(毎年、この時期に委員会が決まります。)

これまでの三年間は「同じ委員会で活動したい」、「地方の声を届けたい」という事もあり、第一種は総務委員会で活動を続けてまいりました。引き続き、総務委員会を希望しようかと思いもありましたが、自らの選挙区で起こった口蹄疫の問題や農林水産業が主な産業でもある選挙区の声を伝えたいという思いが強くあり、今回は農水委員会を希望し、希望通りの配属となりました。

また、常任委員会以外では、沖縄及び北方問題に関する特別委員会に配属になりました。北方領土問題に以前から関心があり、希望させていただきました。そして、国際地球温暖化に関する調査会では理事を務めることになりました。

昨年、一年間は総務や拉致特以外に、議運の委員や国対副委員長で活動をさせていただきましたが、また新たな分野で現場の声等を伝えていけたらと思っております。

話は変わりますが、ここ数日は県央地区や県北地区を訪問させていただきました。口蹄疫の被害が大きかった川南では慰霊祭と復興大会が行われ、出席してまいりました。次の日には口蹄疫の影響で開催が出来なかった軽トラ市が再開され、夫婦で買い物をさせていただきました。軽トラ君のキーホルダーは大事に使わないと。それにしても、軽トラ市には大勢の買い物客がつめかけ、復興に向けて良い門出を迎えてのではないでしょうか。

昨日は延岡で東九州自動車道と九州中央道(九州横断道延岡線)の建設の総決起大会に来賓で出席をし、挨拶をさせていただきました。私の方からは、南の方はまだまだですが東九州自動車道の方は完成が見えてきた事と細島港の国の重要港湾選定について貨物量が少なかったがなんとか入れる事が出き、概算要求に新規の予算を盛り込めた事を触れさせていただきました。しかしながら、九州中央道が遅れているが、これらは三つそろって効果を発揮できるので必ず完成させる事をお約束させていただきました。九州中央道は確かに遅れているのですが(これは、別に政権交代とは関係ありません。予算のつけ方は政権交代の影響はありますが)、民主党政権の考え方は完成が見えてきている道路に先に予算をつけて建設していくという考えであり、九州中央道を完成させ機能を充分に発揮させる為にも、まずは東九州自動車道を急がねばならないのです。

この挨拶の前に、来賓で東国原知事が挨拶をされ、国交大臣が交代された事と宮崎のインフラ整備の遅れに関して言及がありました。政権交代以降、何度となく知事や地元の首長さんや住民の方々と連携して、それによって、少しづつですが、細島問題や延岡南道路の無料化社会実験など宮崎にプラスになる結果を得てまいりました。誰が知事になろうとも、「宮崎のため」なら連携し、インフラ整備は進めていかねばならないのは当然ですし、与党議員として国に対しても今後も色々な場面で述べてまいります。

大臣交代やインフラ整備の遅れについて、そこまで言われるならと、知事に残っていただいて一緒に宮崎の道路整備をすすめていきましょうとブラック的だったのかもしれませんが述べると、会場からは大きな反応が返ってきて、主催者の方からも「よく言ってくださった」と後で舞台裏で言われました。別に道路の為に残ってと残留要請しているのではない事は、多くの方は挨拶の流れで分かると思います。

兎に角、宮崎にしても、日本にしても問題は山積しております。地方においても、日本においても、こういった時期だからこそ、政権が継続し、諸問題にあたっていかねばなりません。

10月から国会が始まり、「ねじれ国会」で先が読めない部分もありますが、新しい委員会等で、気持ちを新に活動してまいります。