「さまざまな指摘」

2008年07月04日 | 食料・農林水産業
個人から団体など多岐に渡って訪問させてもらってます。

訪問というと、支援・支持をいただいてる団体や個人なんかだけを回ってるというイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、そんな訳ではありません。今日はJAや医療・福祉施設関係をまわらせてもらいました。

JAでは会長と農業に関する課題等を意見交換させていただきました。
農業の今後の課題の一つは、「脱石油」だそうです。いかに石油を使わない技術を開発し、石油なしで農業を行えるように転換していかないといわれました。既に着手してるようですし、技術の普及に対する投資も行ってるようです。

また、鹿児島県と宮崎県の政治家の指摘をされました。宮崎県と鹿児島県の政治家の違いは、あらゆる所で指摘されています・・・。

一般的に宮崎選出の議員は農政に強いというイメージを持たれてる方がいらっしゃると思いますが、宮崎の議員は要望を聞き、農業予算を取ってくるのがメインであり、農業に対する政策提言がないという指摘を受けました。

話によると鹿児島選出の国会議員は県やJAに対して農政の提言を行ってるようです。会長曰く、「宮崎にいると、どうしても宮崎内でしか物事をみなくなる。だから、色々な事を見聞きできる国会議員には、宮崎にいったら気付かない事などを教えてもらって、提言してもらいたい。」と要望されました。

先日の養豚業者との会合でも、「宮崎に農政に詳しい議員は過去も今もいない。」と厳しい意見を受けましたが、現場の皆さんが言われる事は同じ事を言われてるのかもしれません。

少しずつですが、日本の農業、また宮崎の農業の問題点等が分かってきましたので、色々と調べて、宮崎選出の他の国会議員と協力しながら提言できるようにしていきたいと思います。

地元をまわってますと、企業や団体から交通インフラの整備の指摘をされるのですが、思った以上に海上インフラの整備をどこでも要望されます。自治体からの交通インフラ整備の要望は高速道路が一番だったので、もちろん、高速道路網は整備を急がねばなりませんが、どうしても海上運送に頼らないといけない本県の農業・企業にとっては海上インフラの整備も進めなければなりません。ちなみに、宮崎の物流の多くは大分から海上に出ているそうです。



これから、母校・日南高校の宮崎地区の黒潮同窓会の総会が開催されるので参加してまいります。明日は美郷町を訪問してまいります。