「真相究明には程遠い。」

2007年11月15日 | 外交・防衛
部屋から見える国会図書館周辺の街路樹の葉もオレンジ色に色を変え、秋を感じられる今日この頃です。

本日は、午前に‘一日だけ’の文教科学委員を経験し、
午後は参院・外務防衛委員会の守屋前防衛省事務次官に対する証人喚問に参加してきました。

衆院の証人喚問でも、また本日の証人喚問の冒頭でも、頑なに名前を挙げる事を躊躇っていた守屋前事務次官の口から、
「額賀」「久間」二人の防衛庁長官経験者の名前を引き出せたのは問題究明に向けて、前進だったのかもしれません。

しかしながら、僕個人としては、これらの問題は守屋前次官と商社の間で行われた接待だけで終わるものとは思っておりません。

守屋前次官は政官業の癒着構造に関しては否定をされましたし、文芸春秋の記事に関しても「そのような取材は受けていない」と否定をされましたが、
防衛利権に係わる問題は奥が深いのではないかと感じます。

真相究明は、司法の場だけではなく、国会の場でも行っていかなければなりません。