イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

歯痛に苦しむカピパラ、あるいは命あってのモノダネ

2010年06月08日 21時10分00秒 | Weblog
金曜日に突然、歯が痛くなった。原因はわからないけど、おそらくは身体が疲れていて免疫力が落ちていたから、神経にきたのだと思う。菌にやられやすくなっていたに違いない。目の奥も痛いし、頭も肩も凝っている。身体の節々も痛い。

すぐに治るかと思っていたのだけど甘かった。どんどんとひどくなり、やがてじっとしていられないくらいの激痛。寝ていても痛みで数時間おきに目が覚める。歯医者にも2回いって治療をしてもらい、薬も飲み続けたけどいっこうに痛みは引かない。冷やし続けていないと激痛で耐えられない。アイスノンを患部に当てタオルで固定した。

痛みは今日の午前中ピークに達した。歯茎からジンジンと響いて頭がボーッとする。鏡をみたら、痛みで患部が腫れて、カピパラみたいな顔になっていた。

歯が痛ければ仕事に集中できない。が、納期があるので仕事を続けた。眠れないし眠れない。しかたないから仕事を少しでも進める。こういうときにかぎって、Youtubeでなぜか由利徹の動画がみたくなったりする。やがて納期は近づいてくる。痛み、疲労、眠気などが最大限に達した数時間が経過し、久しく感じたことのなかった極限状態が訪れた。そのときぼくは、たしかに死線を彷徨っていた。うっすらとした意識のなか、「まだしばらく生かしてやろう」という神様の声が聞こえたような気がした。まるで潮が引くように、痛みのピークがゆるやかに低下していくのを感じた。ぼくはまだ生きている。そう思ったら、感謝の気持ちがわいてきた。

まだ痛みはあるし顔はカピパラのままだけど、おかげさまで峠は越したようだ。無理は禁物。身体あってのモノダネ。まだまだ仕事は残っているけど、このままゴールまで走り抜けたい(マラソンの話の続きも書かなきゃ!)。