シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

山田洋次監督「虹をつかむ男 南国奮斗篇」(1997年、112分)☆☆☆☆★

2023-07-03 20:22:00 | 日本・1990年~


前作から一年後という設定。

主要舞台は奄美大島。

オデオン座の客の入りは減少する一方で、上映は土日だけになります。副業で始めた映画館前でのたこ焼きは繁盛している様子です。他に移動車に乗ってあちこち巡回して上映することを始めた銀活男 [前作では白銀活男](西田敏行)。

前作で、オデオン座でアルバイトをしていた平山亮(吉岡秀隆)はカッちゃんの計らいがあってそこを止め、東京の実家にもどって電気屋の店員となるも、落ち着かずやめてしまい、またまた両親(笹野高史、角替和枝)と口論になり、家を飛び出します。
あてもないなか、行き先は自然と徳島のオデオン座になりますが、行ってみると休業の立て看板。
近所の人に尋ねると、カッちゃんは奄美大島に行ったらしいとのこと。亮は早速、大島に向かいます。

亮は島巡回の映画上映を続けているカッちゃんにやっとのことで会います。その切掛となったのは、祝節子(小泉今日子)という子連れの薄幸の女性との遭遇。

他方、カッちゃんは映画上映の話を聞いてやってきた、むかしオデオン座で働いていた女性・麓松江(松坂慶子)と何年かぶりの再会。

その後、いろいろあって・・・。

カッちゃんと亮の二人の男はそれぞれ松江と節子に惚れますが、その愛は・・・・。
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