井内利彰

競馬に携わってます

来週の小倉芝1800m

2010-07-21 | Weblog
前開催の阪神芝1800mで行われた新馬戦は2年連続でダービー馬出身の出世レースでしたが、来週行われる小倉芝1800mもメイショウサムソンやインティライミがデビューしたいわゆる出世レース。

そんなこともあって、なかなかの好メンバーが揃うことになりそうです。

その筆頭はディープインパクト産駒のアスールアラテラでしょうか。
今朝は和田騎手が跨ってCWで3頭併せ。時計は5F67.9~4F52.9~3F38.7~1F12.2秒と新馬にしては悪くない時計でした。
ただ持ったままで併入するのかと思いきや、意外と手綱が動いたので、辛口評価をするなら水準程度という感じでしょうね。

今週の新潟芝1800mと両睨みなのはホーマンアクセルなどですが、もし小倉に回ってきても面白そうなのが西浦厩舎のノワールシャルマン。

担当する宇佐美助手が「ダートっぽいんですけどね」と言いながらもCWで前を追いかける併せ馬で6F82.5~5F67.2~4F53.1~3F39.2~1F12.4秒。
大外を回ってこの時計、しかも最後まで余力がありましたから、芝でも1800mあれば結構やれそうな感じです。

今朝の最後にCWで追い切ったミエノスペシャルは小倉芝1800mが濃厚ですが、こちらはアグネスヨジゲンを追いかけて6F85.7~5F67.9~4F52.8~3F38.6~1F12.8秒と時計はまずまず。
ただこの数字を見た村山調教師は「トレーニングセール出身だからもっと動くと思ったんだけど」と少々不満顔。それでも4Fは決して遅くありませんし、それだけ初戦から期待している馬なんだろうと思います。

このレースには佐々木厩舎のビームも予定していますが、今週の追い切りではドレッドノートの突き放されてしまいました。

ただこの追い切りはドレッドノートを仕上げるという佐々木調教師の意図があってのもの。ですからビームの動きに関しては大目に見ていいでしょうね。それよりもドレッドノートがあれだけ動けたことに注目。

騎乗していた佐藤哲ジョッキーも「いいね」と好感触だったようですし、担当する稲葉助手も笑顔。ニシノフウウンジあたりが中心になるメンバーでしょうが、この馬も十分主役を張ることができそうです。

※トップ画像の先頭、黒メンコ着用がドレッドノート、後ろがビームで7/20の坂路キャンターを撮影しました。

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