井内利彰

競馬に携わってます

閑散

2011-08-24 | Weblog
今朝の厩務員スタンドはうどんコーナーもお休みということで、人が閑散。
それに伴って、馬もあまり多くないと思っていましたが、後半のCWハロー明けはなかなか忙しい時間帯になりました。

そこで目立った動きをしたのがテンペル。
京都新聞杯11着以降、休養していましたが、復帰してからの動きはなかなか。
今朝は先行するハギノコメント、テラノイーグルに大きく遅れて追走しましたが、直線を向くころには内を通って射程圏。最後は楽に先着して、6F78.0~5F64.0~4F49.7~3F36.5~1F12.9秒という時計。

これには幹夫先生も「速すぎるなあ」と苦笑いでしたが「1000万でも(菊花賞に)出れますよね」と早くも秋のG1を意識している様子。ひとまずは復帰戦の9.3瓢湖特別の走りに期待しましょう。

春のクラシック戦線で活躍した馬も続々と栗東へ帰厩。
画像左は先週木曜に戻ってきたサダムパテック。

ノーザンFしがらきですでに2本速いところをやったとのことで、帰厩翌日から坂路→DPという通常メニューをこなしています。
相変わらず見栄えするキャンターですが、少し落ち着きがあるように思えるだけに、この雰囲気のまま菊花賞へ進めることができれば、と思います。

最後に来週の新潟2歳Sで注目を集めるだろう(ダロー)ネガ。
今朝の追い切り後にはたくさんのカメラマンが厩舎に来ていました。

洗い場に張られたダローネガの表情を見ているとなんだか緊張している感じ。
きっと見慣れない人がたくさんいるので、少し戸惑っていたんじゃないでしょうか。
こんな表情を見ると、馬体は素晴らしくても、やっぱりまだまだ子供なんだなあと思います。