井内利彰

競馬に携わってます

時計出しました

2010-07-28 | Weblog
札幌へ移動した馬もいれば、小倉の滞在組もいるはずなのに、水曜はいつもと変わらぬくらいの調教量だった今朝のトレセン。

結構忙しい感じで双眼鏡を見ていると「あれ、リフト?」の視線の先にリフトザウイングス。
DPでフライアウェイと併せて軽いキャンターを乗って、6F92.2~5F74.2~4F56.3~3F40.0~1F12.6秒と3Fだけ時計が出ました。

その後、厩舎へ帰っていると思っていましたが、Eコースでキャンターしている様子を見たので、きっとゲートからポン出ししたんでしょうね。

画像は27日に撮影したものですが、猫みたいに大人しく乗り運動をこなしていて、とても500キロを超える大型馬とは思えないくらい小さく見せます。

また今朝のキャンターでも頭の位置が低いので、大型馬特有の緩慢さが全くありません。内に併せていましたが、行きたがる様子も全くないですし、これで競馬に行ってスイッチが入れば、どんな脚を使うんだろうと今からわくわくします。
もちろんスイッチが入らず、これが本来の姿だと相当困ってしまいますが。

実は同じ時間にCWではヴィジャイが軽く時計を出していました。
数字は計測できていませんが、直線で軽く仕掛けるとしっかり反応、う~ん、こちらもかなりいい感触がありそうです。

この2頭は阪神ですが、今週のお話は佐々木厩舎の2歳未勝利と新馬。

ゲートから持ったままで2F目12.0秒だったドレッドノート。
いかにも1200mタイプの前向きさがあるだけに、馬券を買うなら初戦でしょう。

ダンテスクも野口助手の愛情ある接し方で気性が成長。
今朝の追い切りもしっかり動きましたし、極端に人気がなければ馬券は買うべき。

ビームは先週に比べて随分と動けた点に注目。
先生は「勝ち上がるのは3戦目やろう」と控えめですが、先週からの上昇ぶりに注目してみたいと思います。