井内利彰

競馬に携わってます

今週の2歳馬情報

2010-07-15 | Weblog
昨日のブログ更新は完全なる忘却でした。
(Y様、ご心配をお掛けしました)

今日は細々な2歳馬情報を取りまとめてみます。

まずは先週の芝1800m新馬で3着だったダンテスク佐々木厩舎から。
担当する野口助手から「レースを使った後も全然平気ですよ」と報告を受けたダンテスク。
このまま続戦で次は更なる着順の向上が期待できそうです。

同じ芝1800m、この小倉開催でデビューを予定しているのがビーム。
入厩当初はさほど目立つことのなかった馬ですが、速いところをやり出して評価は急上昇。

1週前も上々の動きでしたが、今週もウインベルカントを追走する併せ馬で絶品の動き。
初めての本格的な追い切りで6F81.7~1F12.5秒はいくら佐藤哲三騎手が跨ったとはいえ、高い評価を与えられる数字です。

函館ではゴールドルースターがゲート試験に合格して芝1800mでデビューを予定しており、今年の佐々木新馬は例年以上の期待ができるかも知れません。

続いて橋口厩舎のダーズンローズ。
新馬戦は惨敗でしたが「直線が馬込みで追えなかった」と橋口師。
「次は長い距離で見直す」とのことですから、芝1800mの未勝利戦あたりを使うことになりそうですね。

すでに入厩しているリフトザウイングス(トップ画像・GWで撮影)ですが、こちらはフライアウェイ(母コントローリング)とともにゲート練習中ですが、本当に落ち着いた雰囲気ですね。

あの様子ならすぐにゲート試験に合格するでしょうね。なので「ひょっとしたら小倉3週目(芝1800m)に使えるんじゃないですか」と師に聞いてみましたが、そこは完全否定。
とにかく慌てず騒がずで阪神開催まであたためていくようです。

友道厩舎は函館にファルスターが入厩していて、明日ゲート試験の予定ですが、18日には千葉サラブレットセールのデルマジュンコ(母コールミーネイム)が入厩予定。
「セールの後も山元でしっかり乗ってもらっていたので、ゲートに合格すれば、すぐに使う予定」と友道師。

あとすでにデビュー組のクローバーリーフ、アドマイヤネアルコはすでに放牧に出ており、秋の阪神までは戻る予定がないそうです。