井内利彰

競馬に携わってます

今日もフォゲッタブル

2008-09-05 | Weblog
昨日に続いて坂路→DW→ゲートと、とても入厩したばかりの2歳とは思えないハードな調教内容。
これが池江流といえば、そうなんですけどね。

今日も市川さんと話す時間があったので、この馬に出会った時の印象を聞くと、
「検疫の時に馬を引いた瞬間『軽い』って思ったんですよ。ふわふわ浮いた感じっていうか、手先が軽いんです。こんな感触って今までで初めてですね」ということ。
僕も引き馬をしたことはあるので、その時のイメージを思い浮かべたんですが、確かに馬を引くと普通なら重たい感じはあるんですが、フォゲッタブルにはそれがないってことですね。

今は佐々木厩舎の攻め専をしている山田助手は過去にプライムステージなど伊藤雄二厩舎で大物を担当していた人。
その人が「その感触がある馬って走るよね」って話していましたから、乗る人が言う「背中が柔らかい」の感覚のようなものでしょうか。

そして調教終わりに馬房前へ行きましたが、飼葉をばくばく食べるフォゲッタブルの姿が。
「普通、あれだけハードにやればへたって飼葉も残すんですけど、疲れた素振りも見せませんね」
とは市川さん。

ふーん、これはほんまに大物かも。

あとは今朝の取材を。

新潟2歳Sの2頭出しはどちらも色気がありそうな西園調教師。
小倉で面白いのは「前走は不利があったから」というタムロチェスト(土小倉11)かも。

白井調教師からは「現地で仕上げてるから状況は分からないけど、使いながら良化しているはず」というカワキタラプラタ(日小倉11)

最後に今週から「速報!調教Gメン」の内容がこれまでブログに紹介していた重賞調教タイプ解説に変わりました。
ご興味のある方はぜひ。