「蹴りたい背中」 綿矢りさ

上戸彩主演で映画化もされた「インストール」の原作者、綿矢りさの芥川賞受賞作品。
ちょうど図書館にあったので借りてきて読んでみました。

主人公の高校生ハツはクラスメートに馴染むことができない。そんな彼女が、同じようにクラスの余りものであるにな川と交流をもつようになる。
にな川に対する、ハツの愛情とも友情とも同情ともなんとも言い表すことのできない感情が、非常にうまく表現されていてすばらしい。「蹴りたい背中」というタイトルも、うまくこの本の内容を言い表していて、なかなかセンスがいい。

ただ、主人公のハツが少しひねた性格で描かれているためか、年齢が離れているせいか、感情移入という点では全然できずじまい。
今どきの若い人たちが読んだら共感できるところがあるのかな。

ごじとま

今日は、ドライブがてら、真備町にある「ごじとま」という喫茶店にお茶しに行く。

ここは、ランチとカレーが手間ひまかけて作ってて有名らしいのですが、今回はすでにお昼を食べていたので食べず。
どっちにしろランチは1日限定14食なのでもう終わってました。

今回頼んだのは、ウインナーコーヒーとりんごのシブースト。


冬限定のウインナーコーヒー。クリームがたっぷり乗っていておいしい。
コーヒーの苦味とクリームの甘さがベストマッチ。


ケーキは手作りじゃないみたい。でもまずまずのおいしさ。

ここは、マスターが音楽にこだわりがあるらしく、おしゃれなジャズが流れていた。
スピーカーも手作りらしく、なかなか気合が入っている。

客層は意外と年配の方が多かった。店内は落ち着く雰囲気なので男の人一人でも行けそう。

ICO

プレステ２の「ICO」っていうゲーム、すごくいい感じ。
少女の手を取って城から脱出するというすごく単純なアドベンチャーゲーム。だけど、けっこう楽しい。
アイテムとかはほとんどなく、時々現れる黒いもこもこした影（？）を倒すだけ。あとは、謎解きしながら城から脱出するのみ。

この少女が、またなかなか言うこと聞いてくれないし、高いところとかも手を貸さないと昇れなかったりもするんですが、その少女を助けながら進んでいくことで、プレイヤーも物語の中に入りこんでしまいます。

謎解きはなかなか難しいところもあり、ついネットで攻略の仕方をのぞいてしまうんですが、ゲームの雰囲気がすばらしく、今のところそんなに苦になることはありませんでした。
ただ、高い場所で行動することが多いため、高所恐怖症のぼくには、おしりがぞんぞんする所が結構あります。

まだ、クリアしてないのですが、クリアした人たちのコメントにエンディング感動したとよく書いているので、楽しみです。

また、宮部みゆきの書いた同名の小説もあるみたいですけど、そっちもおもしろいんかな。

ニッパー君集合

ビクター犬大集合。ある骨董品屋の屋根の上です。
小首をかしげ、かわいらしいしぐさのビクター犬ですが、こんだけ集合してると、ちょっと異様な雰囲気です。
しかも、ところどころ柄や色の違う奴もおるし。

ビクターの犬として誰もが知っているこの犬。実はちゃんとした名前があるんだって。
「ニッパー」という、けっこうかわいらしい名前。

しかもこの犬の背景には感動の物語が、、。
飼い主が死んでしまい、その弟がニッパー君を引き取ったらしいのですが、蓄音機から亡くなった主人の声を聞かせてやると、小首をかしげこのような仕草で聞き入っていたという話です。詳しくはこちら→ビクターマークの由来
ちょっと泣けちゃういい話です。

そばを食べる

今日は、昼ごはん食べに行くついでに、倉敷美観地区をぶらぶら散策。

アイビースクエア裏の路地に、いつも猫がたむろっているので、散歩がてらのぞきに行く。
やっぱり、今日もたくさんの猫がいる。
それにしても、年がら年中子猫がいるのはなんでだろう。普通そんなに生まれ続けてたら、ここ猫だらけになるんちゃうかと思うが、いつ行っても10匹ほどがたむろってるだけ。う～ん、不思議だ。

お昼は、行きたかった沖縄料理の店がたまたま閉まってたので、手打ちそばと地酒の店「さくら」という蕎麦屋へ。
実は、蕎麦って今までほとんど食べたことがない。関西出身だから、うどんと蕎麦があったら、たいがいうどんにしてました。
今回頼んだのは、十割そば。
石臼挽きのそば粉を太うちにしたものらしい。



のどごしはよく、結構こしのある麺だった。このこしの強さは、香川で食べる讃岐うどんのこしの強さに通じるものがある。

こっちは、玉子とじそば。



こっちは結構な細麺。麺の細さがちぐはぐなのが手作りっぽくていい。
とじてある玉子がむちゃくちゃうまい。

個人的には、玉子とじそばが好きだけど、蕎麦本来の味を味わいたいなら十割そばの方。

途中、そば湯を出されたが、これの飲み方がよくわからず。
とりあえず、残ったつけ汁に注いで飲んでみたけどそれでよかったみたい。
あとで調べてみたら、そばの食べ方もいろいろあるみたいです。→Aｌｌ　About　そば
勉強になった。

アカデミー賞ノミネート発表

アカデミー賞ノミネート作品が発表されました。
今年はいつもより1ヶ月ほど早くなったみたいです。
主な部門のノミネートは以下のとおり。

作品賞[Best Picture]
『THE AVIATOR（アビエイター）』
『FINDING NEVERLAND（ネバーランド）』
『MILLION DOLLAR BABY（ミリオン・ダラー・ベイビー）』
『RAY（レイ）』
『SIDEWAYS（サイドウェイズ）』

主演男優賞[Actor in a leading role]
ドン・チードル
　『HOTEL RWANDA（ホテル・ルワンダ）』
ジョニー・デップ
　『FINDING NEVERLAND（ネバーランド）』
レオナルド・ディカプリオ
　『THE AVIATOR（アビエイター）』
クリント・イーストウッド
　『MILLION DOLLAR BABY（ミリオン・ダラー・ベイビー）』
ジェイミー・フォックス
　『RAY（レイ）』

主演女優賞[Actress in a leading role]
アネット・ベニング
　『BEING JULIA（ビーイング・ジュリア）』
カタリナ・サンディノ・モレノ
　『MARIA FULL OF GRACE（マリア・フル・オブ・グレイス）』
イメルダ・スタウントン
　『VERA DRAKE（ヴェラ・ドレイク）』
ヒラリー・スワンク
　『MILLION DOLLAR BABY（ミリオン・ダラー・ベイビー）』
ケイト・ウィンスレット
　『エターナル・サンシャイン』

監督賞[Directing]
『THE AVIATOR（アビエイター）』
　マーティン・スコセッシ監督
『MILLION DOLLAR BABY（ミリオン・ダラー・ベイビー）』
　クリント・イーストウッド監督
『RAY（レイ）』
　テイラー・ハックフォード監督
『SIDEWAYS（サイドウェイズ）』
　アレクサンダー・ペイン監督
『VERA DRAKE（ヴェラ・ドレイク）』
　マイク・リー監督

毎年そうだけど、今年は特に日本での公開済み作品が少ないです。
この中だと、見た映画は「ネバーランド」のみ。
近々公開されるのが、「レイ」と「アビエイター」ぐらい。

クリント・イーストウッドは昔からの大ファンなので、「ミリオンダラー・ベイビー」でぜひ作品賞、監督賞とって欲しいです。
あと、一番期待している映画が、「エターナル・サンシャイン」。チャーリー・カウフマン脚本のラブストーリー。チャーリー・カウフマンの書くストーリーは、いつもぶっとんでいて、むちゃくちゃおもしろい。
ただ、どっちの映画も、ちゃんと全国公開してくれるかどうかが心配。

お金は使えば使うほど増える!!

『ソフトウエア世界最大手、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長夫妻は２４日、貧しい環境にある子どもの健康改善を目指す国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に７億５０００万ドル（約７７０億円）を寄付すると発表した。』

すごいです、ビル・ゲイツ。さすがは世界№１の大富豪です。
っていうか、770億円ってどれくらいやろう？もしかして現金にしたら、札束で一部屋いっぱいになるくらいだろうか。
ま、そんな事考えてる時点で小市民の域から抜け出せないのかも。

そういえば、今日読んだ本、なかなかおもしろかった。
「お金は使えば使うほど増える」中谷彰宏

よし、これなら僕もできる！と思える内容。
お金の使い方を学べば、お金に困ることはない。お金はためることが目標ではなく、人生の中でいかに有意義にお金を使って何をするかのほうが大事。そんな内容だ。
そういえば、お金は旅させれば、子供や孫を連れて帰ってくると聞いたことがあります。
有意義にお金を使ったら、返ってくるのは、お金だけじゃなく、自分自身の成長にもなります。
今までも結構食事や趣味でお金を使ってきたけど、自分自身の成長のために、これからもどんどん有意義にお金を使っていくぞ。

Idiot roof jump

なんだか、むちゃくちゃやけど、かなり笑える動画を見つけた。
題名が「Idiot roof jump」
何でこんなことしてるんやとつっこみたくなるところから始まって、最後は唖然、呆然。しかもむちゃくちゃ痛そう。かなりの衝撃映像。
けど、本人たちには悪いけど、かなり笑える。

今日は、時間があるので、今から「オーシャンズ１２」のレイトショー見に行く予定。
「オーシャンズ１１」がかなり前だったので、内容少し忘れたところもあったが、ちょっと前にテレビでやってたから、それ見て予習はばっちり。
再び超豪華スター競演で、楽しみ。

ひさびさＣＯＯＫＩＮＧ

今日は日曜日。
仕事も休みということで、久々に晩ごはんを作ってみた。
料理を作るのは好きなので、時々作るのだが、今回は久々ということで、ちょっと気合が入る。

まず前菜に、生ハムとニョッキ、バター風味。


鯛とホタテのカルパッチョ、サラダ仕立て。


ジャガイモのニョッキ、ゴルゴンゾーラチーズのクリームで。


メインに、ちょっと和風の鴨と帆立貝のソテー。


ジャガイモのニョッキは、以前作ったのが好評だったので、同じレシピで、チーズのみ換えて作ってみた。
他は、適当に。
適当に作ったわりには、おいしくできて満足。←自画自賛
ただ、ブルーチーズを溶かした際に、かなり強烈なにおいが出たため、その後部屋がチーズくさい。

デジカメ

最近ブログを書くようになってから、どっか外出する時はほとんどいつもデジタルカメラを持ち歩いている。といってもおおっぴらに写真撮影しずらいレストランなどでは、こそっと携帯で撮ってたりもするが。
今使用しているデジカメは、キャノンの”ＩＸＹ　ＤＩＧＩＴＡＬ”
といっても、かなり以前にＩＸＹのデジカメが発売された時に買ったものなので、もうかなり年期が入っている。５年以上前のことだろう。

最近、いろいろな人のブログを見ていると、写真がきれいなものが多く、うらやましいかぎり。
そろそろ買い替えの時期が近づいているのだが、近距離でもきっちり撮れるものがいいけれど、だからといって、カメラ自体が大きくなってしまうと、持ち運びが不便なため、それも困ってしまう。しかも、いろいろ注文をつけていくと、値が張ってしまって手が出ないし。
う～ん、悩みどころだ。

おいしいパンケーキ

今朝は、友人がハワイ土産で買ってきてくれたEggs'n Things(エッグスンシングス)のパンケーキを食べた。
Eggs'n Thingsというのは、ハワイに店をかまえる、超有名なパンケーキのお店。
２年前、職場の旅行でハワイに行ったときに行けなかったのが心残りだったけど、これで悔いなし。ただ、本店で食べるものは、パンケーキの上に山盛りのクリームが乗っていてさらにうまそう。次にハワイに行くときは、絶対行くぞと、勝手に一人で誓いました。

味は、ホットケーキに似ているけど、それをしっとりさせた感じのパンケーキ。しっとり系の食べ物が好きな僕にはぴったり。
ただ、メイプルシロップをかけようと思ったら蓋ががちがちに固まってしまってて開かず。温めて開けないとと思ったが、なにぶん仕事前で時間がなく断念。バターのみで頂きました。それでもおいしかった。

日本の通販サイトでこの粉を買おうと思ったら、約4000円。
本場で買ったら７ドル。
ちょっと値段の差がありすぎ。どうしても欲しいときは、Eggs'n ThingsのＨＰから頼むのがいちばんおすすめ。

カレーと映画と読書

昨日は遅くまで起きていたので、目が覚めたら昼前だった。
何か家にあるもの食べようと思い、発見したのが「小野員裕の鳥肌の立つカレー/チキンカレー」というレトルトカレー。

パッケージには、
「ひとくち食べたその瞬間、口に広がるおいしさはまさに”鳥肌もの”。何度食べても肌が粟立つほどの、感動の逸品。」
「カレー専門店の味を超えるレトルトカレーが可能であることを証明してみたかった。」
などという文句が書いてあり、これ読んだら普通買ってしまうでしょう。

肝心の味のほうはというと、かなり頑張っているのはわかる、けど鳥肌が立つほどではない。辛さは、辛さ度合い（当社比）最高の５になっているが、それほど辛いとは感じなかった。確かにあまりレトルトカレーには少ない、インド本格的カレーではある。ただ、この手のカレーならカレー専門店などで食べた方がおいしいんじゃないかな。
僕的には、レトルト食べるなら、正直「ボンカレーゴールド」の方がずっとおいしいと思う。

昼食べたあと、映画「ネバーランド」を見に行く。
「ピーターパン」で有名な劇作家ジェームズ・バリと父を亡くした少年ピーターとの心のふれあいがていねいに描かれている。これはかなりいい映画です。ほろりとさせられました。

その後、時間があったので、喫茶店でカフェオレ飲みながら読書。
今日読んだ本は、「マインドマップ読書術/松山真之助」、「普通の人がこうして億万長者になった/本田健」、「『原因』と『結果』の法則/ジェームズ・アレン」、「変な人が書いた100倍楽しく笑える話/斉藤一人」の４冊。
今回読んだ本はどれもおもしろかったし、勉強になった。「マインドマップ読書術」を最初に読んだので、それに影響されて、最近持ち歩きだした手帳にマインドマッピングに落としながら他の本も読んでみた。確かにこのやり方は素晴らしい。読んだ本の内容が整理でき、頭に残りやすいのは本当だ。

そういえば、今日初めて「ロト６」が当たった。といっても、一番低い1000円だけど。それでもかなりうれしい。
ほぼ毎週買っているので、もちろん1000円程度当たった位では元は取れていない。ただ、毎週200円で夢が買えると思えば安いもんだろう。

プラモデル

ちょっと前に暇な時間があったので、プラモデル屋さんでプラモを買って作ってみた。
タミヤのミリタリーミニチュアシリーズの４号戦車Ｊ型。
こんなん作るの子供のとき以来。なんだかわくわくした。

意外と作るのに時間がかかった。というか、１日ではできんかった。小学生の時とかよく作ったけど、こんなに難しいもん作ってたんかと、我ながら感心。
今どきの子は、テレビゲームとかあるから、プラモデルみたいなアナログな作業で喜んだりしないんかな。

完成してから、しばらく飾っていたけど、けっこう場所とって邪魔になってきたので、せっかく作ったのにもったいないけど結局破棄することに。そのまま捨てちゃうのももったいないので、記念に写真。

「ジョゼと虎と魚たち」

昨日の夜中、レンタルしていたＤＶＤ「ジョゼと虎と魚たち」を見た。
他のＤＶＤ借りたついでに一緒に借りてたもんで、あんまり期待せずに見たのですが、むちゃくちゃよかった～。
田辺聖子の短編小説の映画化。普通の大学生と、足が悪いというハンディキャップをもつ女の子（ジョゼ）との恋愛模様を描いた映画。

見終わったあと、何だか切なく、悲しく、だけど暖かい、そんないろいろな感情がぐちゃぐちゃになってこみ上げてきました。ストーリーも淡々と進んでいくし、池脇千鶴演じるジョゼのこてこての大阪弁が場の雰囲気を和ませているせいか、見ていた間は涙は流れなかったけど、一晩寝た今日になって、ふっと思い出してなんか泣きそうになりました。そういや、見ている間泣けちゃう映画はけっこうあるけど、見終わったあともじんわりした感動が残る映画ってあんまりないなぁ。

妻夫木聡扮する主人公の大学生がガードレールんとこで泣いちゃうシーン。あれよかったなぁ。彼女に対する寂しさだけでなく、そんな行動を取った自分に対する情けなさで思わず泣いちゃったんだろうなぁ。そんな主人公の弱さが自分の弱さと重なってしまったからあのシーンでじーんときたんやろう。
他にもすごく印象に残るシーンや台詞がいっぱいある映画でした。

もしかしてこの映画、今まで見た邦画の中で、ナンバー１かも。

「真鍋かをりのここだけの話」

今日、プロ野球選手会長の古田敦也のブログがあるという事を知ったのでさっそく見てみました。
それにしても、去年から選手会長としても選手としても大活躍だった古田が忙しい合間をぬってブログを更新するのは大変だろうなぁと思いつつ、そのバイタリティに感心してしまいました。
その中に、真鍋かをりのブログが日本一のトラックバック記録を持っているらしく、「目標は大きく打倒眞鍋かをりのトラックバックで。」と書いてあったので、真鍋かをりのブログ「真鍋かをりのここだけの話」をちょいとのぞいてみました。

真鍋かをりと聞いても、時々テレビで見たり、あと映画「ウォーターボーイズ」に出演してた事くらいしか知らないのですが、彼女のブログ、意外にと言っては失礼ですが、なかなかおもしろい。書いている文章もうまく、かしこそうな印象を受けました。確かに真鍋かをりを見る目が変わります。
プライベートなことも書いているので、ファンの人にはたまらんでしょう。

他の人のもいろいろ見てみたけど、結構な数の有名人がブログ書いているんですね。
いろいろな有名人のブログをのぞいていると、それぞれ個性的でなかなか楽しくおもしろいです。