「梶屋」

岡山市竹原にある中華そば・定食の「梶屋」に行った。

少し前に、うちの奥さんが雑誌の切抜きを持ってきて、「こんなん、好きちゃう？」と写真を見せられたのだが、それは、ご飯の上にタルタルがたっぷりかかっていて、しかもそこからエビフライが三本にょきっと顔を出しているという見たことも無いどんぶり（？）の写真だった。

マヨラーであるがゆえにタルタルも大好きな僕は、即座に「なんじゃ、こら～!?」と松田優作風に叫び、お昼にその「梶屋」という店に食べに行くことにした。

住所は岡山市だし、ナビもあるからと、よく場所もわからず出かけたのだが、市街から結構遠ざかっていくのでちょっと焦る。けど、バイパスを走っていったら、道に迷うことなく無事到着。

昼時のせいもあるが、こんな郊外の店なのに、行列ができていてビックリ。しかも、広い駐車場も車でいっぱいで少し待ってやっと停めれた。とはいえ、お店のおばちゃんも段取りよく、回転も早いので、思ったほど待つことも無く座ることができた。

頼んだのは、もちろん写真で見てた「エビ丼」。

うちの奥さんは、「トリカラアゲセット」。

「エビ丼」は人気のメニューらしく、多くの人が頼んでいた。タルタルかつエビフライが大好きな人には、まさに夢のどんぶり。ご飯の中には小エビが隠れていて、これが出てきたときはちょっと幸せな気分になった。

学生の頃、よく買いに行っていた学校の近くの「ほか弁」のおっちゃんに、「のりタル弁当」といって、のり弁の上にタルタルソースをドバッとかけるという、メニューにない弁当をいつも特別に作ってもらって食べてたのを思い出した。そういえば、こないだ久しぶりに前を通ったらその弁当屋潰れてたなぁ、と感傷に浸りながらも、あくせくと箸を口に運ぶ。

ちなみにどちらも量がものすごい。特にセットの方は、どう見ても一人前の唐揚げ定食＋一人前のラーメンなので、普通の女の人じゃまず食べれない量。出てきた瞬間、やばいと思い、満腹中枢が刺激されないうちにと、すごい勢いでエビ丼を食べ切り、ラーメンの大半と、唐揚げ半分を食べ、二人で残さずに何とか完食することができたが、食べている途中はその日朝飯を食べた自分を恨んだ。もちろん、帰りの車の中は、お腹がパンパンで、あまりの苦しさに、ズボンの一番上のボタンをはずして帰った。

どのメニューもボリュームがすごいので、必ずお腹を空かしてから行ったほうがいいだろう。大食いの友人を連れて行くと絶対喜ばれる店だと思う。

「鉄板焼 備彩」

ちょっとしたお祝い事があったので、ホテルグランヴィア岡山でランチ。フレンチの「プリドール」に行こうと思ったが「本日貸し切り」ということで、同じ階にある「鉄板焼 備彩」に。

ホタテのマリネ

にんじんのポタージュ

鮪と長芋のタルタル

鱸のトリュフクリームソース

上と同じでバルサミコソース

メインのステーキ　フィレ

最後に別室に通されてチーズケーキ

ホテルでしかも鉄板焼ということで少々値は張るが、サービスもよく、落ち着いて食べることができる。上の写真以外に、サラダやご飯（合鴨農法で作ったご飯？）や味噌汁なども付いてました。

目の前の鉄板で調理してくれるので、それを見ながら食べるのも楽しい。お肉はいやじゃなければレアにしてもらうのがおすすめ。ウェルダンで焼いてもらったのを一口もらったが、レアの方が柔らかく、噛んだ際に旨みがじゅわっと広がるので、肉自体のおいしさが味わえました。

それにしても、昼間に肉食べながら飲むワインは最高にうまい。あと、締めのチーズケーキが、見た目と違ってふわふわで僕好みの味だった。

「Rotisserie KUMA」

すでに行ってからちょっとたってしまったが、倉敷市本町にある「Rotisserie KUMA （ロティスリー クマ）」でディナー。それまで何度か予約の電話をするも、いつもタイミング悪くお客さんで一杯だったが、その日は運良く席を確保できた。

自家製ピクルス

パンとオリーブオイル

フォアグラムース　トースト添え

モッツァレラチーズの生ハム巻き

自家製ハムのアイスヴァイン仕立て

スモークチキンとハーブ野菜のサラダ

自家製ソーセージとハムのラグーとポルチーニのソースのパスタ

いやぁ、どれもおいしかった。シェフが一人でされているみたいだが、どの料理も手間ひまかけて作っているのがよくわかる。特に、「自家製ハムのアイスヴァイン仕立て」は、写真で見ただけだとわからないが、まさに絶品の味。最後の手打ちのパスタはもちろん、その中のポルチーニ茸は肉太で、噛みしめると香りが口の中に広がって最高だった。

「COSA VUOLE （コーザ・ボーレ）」

岡山市野田屋町にあるイタリアン「COSA VUOLE （コーザ・ボーレ）」のランチ。むか～しからあるイタリアン。実は来るのは初めて。

スパゲッティ　ホタテ貝柱とアサリとルッコラの白ワインソース

鶏ムネ肉のピカタ

デザート

そう肩肘張ったカチカチのイタリアンというわけではないが、値段相応のおいしさ。ピカタなんて自分でも作れそうな一品だが、それなりにおいしい。ただ、若い店員の応対は、慣れていないせいかイマイチだった。どっかで手軽にイタリア料理が食べたいなとふと思いついた時に使えそうなお店。

「Pesce Luna (ペーシェルーナ)」

倉敷老松町のホテル１２３にある「Pesce Luna」でディナー。倉敷でイタリアン食べたい時はよくここに来るけど、今回は久々の来店。

トマトとモッツァレラのカプレーゼ

NZ産スカンピのオーブン焼き

フェットゥチーネ　車海老とカキのクリームソース　カレー風味

リガトーニ　カルボナーラ

バルバリー鴨のロースト　マスカットソース

日生産油目のポワレ　アンチョビソース

デザート盛り合わせ

これまでは、アラカルトで頼んでいたけど、コースでもメニューに載っているものなら好きなのを選べるということで、コースに。コースの方が、一皿一皿の量は少なめだが、いろいろな種類のものが食べることができるし、値段も安くついた。

相変わらず、はずれなしのおいしさ。パスタは（両方クリーム系を選んでしまったが）、絶妙のアルデンテでどちらも激ウマ。最後の油目のアンチョビソースもお皿なめたいほどうまかった。

「ワールド・トレード・センター」

2001年9月11日に起きた全米同時多発テロで、崩落した世界貿易センタービルの瓦礫の中から奇跡的に生還した2人の警察官の実話。

監督は、「プラトーン」、「７月４日に生まれて」、「JFK」など、数多くの社会派ドラマを発表してきたオリヴァー・ストーン。ただ、この映画では、これまでの作品とは一味違い、政治的な背景は一切無くし、生き埋めになった二人の警官とその家族のドラマを丁寧に描くことに専念している。

かなり実話に忠実に再現しているせいか、リアリティは感じられるが、映画としての盛り上がりや感動といった点では、少し物足りなさも正直感じる。だが、映画の後半にも述べられているとおり、この映画を作った意義が、こうした出来事が本当にあったということを時の流れとともに多くの人々の記憶から薄れてしまうのを防ぐことだと考えると、充分にその役割を果たせる出来の映画だと思う。

人間のおろかな行為で多くの人が死んだが、その中にあって多くの人々の善意によって命を助けられた人々もいたのだ。これが実際に起こった事実であることを思うと、人間のおろかさに胸が痛むのと同時に、そのやさしさに涙がこぼれてしまった。

「Premier （プルミエ）」

また最近更新さぼりがち。

かなり以前にランチで行った、倉敷美観地区そばにあるフレンチの「Premier （プルミエ）」。

ランチとシェフのおまかせランチの２種類あり。せっかくなので、夫婦二人でそれぞれを頼んだ。

ランチのメインは、お肉かお魚の２種類から選べる。今回選んだのは、豚バラと子羊のレッドカレー風味。

シェフのおまかせランチのメインは、たくさんの中から（８種類だったかな？）選べるようになっている。どれもおいしそうなので迷って、おすすめを聞いたら、わざわざシェフが出てきてくれて、いろいろとメニューの説明をしてくれた。しかも、「メニューには書いてないけど、ちょうど今良い鳩がフランスから入ったところなんです。」という話で、よかったらその鳩の料理もできますよ、と言われたので鳩を頼むことにした。

また、シェフがサービス精神旺盛な方らしく、「今から食べる鳩見る？まだ首ついてるんだけど。」とのことで見せてもらった。なんでも、首がついている鳩はすごく新鮮でおいしいそうだ。確かに出てきた料理はめちゃレア（レア肉大好き）だったけど、全然臭みがなくおいしく頂けた。

車だったので、ワインが飲めなかったのが残念。この鳩は、しっかりしたワインがすごく合いそうだったのだが。次来るときは、ディナーでゆっくりワインを飲みながら食べたいところ。

トルコ料理店 「TURUKUAZ （トゥルクアズ）」

倉敷の商店街近くに、最近できたらしいトルコ料理店「TURUKUAZ （トゥルクアズ）」でランチ。

なんといっても、トルコ料理は、フレンチ、中華と並んで世界三大料理のひとつなのだ。というわけで、これはぜひ行かねばなるまい。そういえば、テレビ番組の「世界まるみえテレビ特捜部」で、以前トルコ料理の特集をしていて非常においしそうだったのを思い出し、わくわくしながら足を運びました。

急な階段を上った二階にお店がある。一階は、トルコの雑貨を売っていた。

ランチコースは三種類。デイリーコースはすでに完売していたため、イスタンブールコース（メインがキョフテという羊肉の肉団子）とトゥルクアズコース（メインがチキンステーキ）を頼む。

レンズ豆のスープ

前菜いろいろ

パン

キョフテ

チキンステーキ

デザート（名前忘れた）

トルコアイス

チャイ

トルコ料理初めて食べたけど、おいしい。特にキョフテはかなりいける。いわゆる羊肉のミートボール（ハンバーグにも似ている）なんだけど、これが一番。チキンステーキも、見た目はあまり味がなさそうだが、珍しい香辛料かなんかを付けて焼いているせいか、食べると意外にうまい。

また、前菜を含めどの料理も、名前はよくわからないがいろんな香辛料が使われているみたいで、エキゾチックな味がしてすごく楽しめた。

「チャイム」

岡山市内山下にある洋食屋の「チャイム」に行ってみた。コメントにおすすめの店として書かれていたので、ちょうど天満屋に行く用事があったついでにランチに。

ポークカツ

ハヤシライス

ポークカツ、素朴な味なんだけど、このソースがおいしい。昔ながらの昭和の味、という感じ。お店のおばちゃん曰く、１ヶ月かけて作るとのこと。化学調味料とかは、いっさい使わず、昔ながらのやり方で作っているという話。しっかりとしたポリシーを持って、料理を作っているその姿勢が素晴らしい。ハヤシライスも、シャキシャキした玉ねぎがたっぷりで、これまたうまい。

洋食屋といえば、そこそこの値段するけれど、ここは安くておいしい。岡山県人はぜひ行ってみませう。

久々に「プチ・ラパン」

本日のポタージュスープ（トマトのスープ）

熊本県産馬のたてがみ　カルパッチョ風

ノルウェー産サーモンのマリネ　サラダ仕立て

シャラン産窒息鴨ロースト　はちみつとグレープフルーツ風味

ホワグラのソテー　ガーリックライスぞえ

ソフトシェルクラブの唐揚げ　レモンぞえ

チーズの盛り合わせ

久々に倉敷の「プチ・ラパン」でディナー。少し前より、店の前を通るたびにフォワグラが食べたくってしょうがなかったので、やっと願いが叶ったってところか。

さすがにどのメニューもおいしい。ほとんど一人で、これだけ食べてしまった。ホワグラはもちろんだが、窒息鴨のローストがこれまた最高にうまい。寄島産小ダコや豚足、牛ヒレ肉やさんまなど、他にもまだまだ食べたいメニューがあったのだが、もう入らないので最後はチー盛りで締めとした。

「まつだ牧場」

最近ジェラートにはまっている。

ちょい前に、車乗っててどうしてもジェラートが食べたくなったので、すぐ近くのホームセンター内のサーティワンアイスに寄って食べた。「トリプルチョコレートパッション」という、チョコ好きにはたまらなさそうなのをチョイス。久しぶりに食べたけど、なかなかのおいしさ。

とはいえ、やっぱり手作りのジェラートが食べたい!!　ということで、こないだの日曜日に、岡山市御津にある「まつだ牧場」へ。

ナビに入力して、言われる通り車を走らせていたら、なんだかすごい山の中へ。途中ゴルフ場があったが、それを通り過ぎて異常に細い山道に入っていく。これ絶対車が通る道ちゃうやろ、と思いながら、大雨の中、全く舗装されておらず、しかも普通車一台通るのがやっとのすごい傾斜の道をスリップしないようゆっくり進んで行った。かな～り走った後で、やっと舗装された道に出れた。おいおい、最初からこっちのでかい道を通って来たらよかったんちゃうんかい、とナビに悪態つきながらも、無事「まつだ牧場」に到着。

この大雨なのに、店内は人でいっぱい。しょうがないので、車の中で食べた。晴れてたら、かなりいい景色が堪能できたはず。

ミルクキャラメル＆誉（ほまれ）のダブルとミルクのシングル。やっぱり手作りジェラートはおいしい。ここに来るまでの苦労も吹き飛ぶおいしさだった。珍しい名前の誉は、日本酒を使ったジェラートらしく、その香りが馨しかった。シンプルなミルクも、さっぱり感の中に甘みがあっていくらでも食べれそう。

もちろん、帰りはナビに反抗しながら大きい道を通って、スムーズに帰りました。