スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

一路ナポリへ(ローマへの旅13)

2006-05-18 | イタリア旅行2006

ローマへの旅2日目は、5月1日Festa del lavoro(メーデー)で祝日。日曜日同様、この日も祝日でおいしいレストランは開いてない、というわけで、カプリ島へのツアーを申し込んでおいた。

朝、7時15分に集合場所へ。バスに乗り込んでいざナポリへ発車。高速を使って、ローマからは、約3時間の旅。途中の車窓からの風景はずっとのどか。

Per_napoli

ナポリの近くで、アッピア街道と交差。

Via_appia

カメラを取り出していて、少し通り過ぎてしまったが、このずっと続く松並木の道がアッピア街道。「全ての道はローマに通ず」といわれている通り、ローマから続く道。紀元前312年当時の財務官アッピウスによって敷設されたので、その名前をとってアッピア街道と名づけられているとのこと。

ナポリが近づくにつれ、ヴェスヴィオ山が徐々に大きく見えてきた。

Vesuvio

ナポリ東方に位置するヴェスヴィオ山。紀元79年、大爆発を起こし、都市ポンペイを埋没させてしまったことで有名な火山。もうそろそろ爆発するかもなんていわれているらしいが、見ているだけでは、そんな感じは全くなし。でも大爆発した当時も、まさか爆発するなんて思ってもみなかったのだろう。

そうこうしているうちに、ナポリに到着。ナポリは、ギリシア人が開いた植民地であり、彼らはこの町をネアポリス(新しい町)と名付け、それがこの町の名前の由来となっている。

右手にカステル・ヌオヴォを眺めながら船乗り場へ。

Castel_nuovo_1

”Vedi Napoli , e poi muori”(ナポリを見て死ね)とは有名な諺ではあるが、ゆっくりナポリを観光する間もなく、観光客で一杯の、カプリ島へ向かう高速艇に足早に乗り込むのであった。

コメント
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